このページでは、エースコックのカップ麺、「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン」を食べてレビューしていきます。



「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、エースコックの「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン」。2021年7月5日発売の、「全国ラーメン店マップ」シリーズの新商品です。シリーズでこれまでに何度か登場している「天スタ」が満を持してノンフライカップ麺で登場しました。



「全国ラーメン店マップ」の奈良編


全国ラーメン店マップ」は、日本全国ご当地のラーメン店の味を再現したカップ麺シリーズです。エースコックでは、東京とその近郊のラーメン店を再現する場合は「一度は食べたい名店の味」シリーズで、それ以外の地域は「全国ラーメン店マップ」でカップ麺化する棲み分けを行っており(一部例外あり)、今回は「奈良編」。

奈良といえば全国的な名前を轟かせる名店の名前をいくつか思い浮かべますが、ご当地ラーメンとして最も有名なのは天理市の「天理ラーメン」ではないかと思います。白菜やニラが入り、ピリ辛でニンニクを効かせたスープのスタミナ系ラーメン。「彩華ラーメン」と「天理スタミナラーメン」の2強。天理ラーメンはカップ麺化もされており、寿がきや食品やヤマダイからレギュラー商品として発売されています。下のリンクは寿がきや製。

寿がきや食品 「全国麺めぐり 奈良天理ラーメン」

「奈良天理ラーメン」は寿がきや「全国麺めぐり」シリーズのレギュラー商品今回のカップ麺は、寿がきや食品の「全国麺めぐり 奈良天理ラーメン」。製造は加ト吉水産。2018年4月9日発売で、「全国麺めぐり」シリーズのレギュラー商品のリニューアルです。今回から「奈良天理醤油ラーメン」だったのが「奈良天理ラーメン」に商品名が変更になっています。毎年のようにリニューアルがかけられている「全国麺めぐり」シリーズのレギ...



天理ラーメン2強の一角、「天スタ」




私オサーンは天理ラーメン2強のうち、生活圏にお店があったことがある「彩華ラーメン」派なのですが、今回はもう一方の雄である「天理スタミナラーメン」の味が再現されています。以前テレビで見たことがありますが、地元では彩華派と天スタ派が真っ二つに分かれるみたいです。奈良の知人に聞くと彩華ラーメンが元祖だと言っていましたが、定かではありません。

今回の「全国ラーメン店マップ」から「天スタ」の味が何度か再現されています。下のリンクは2019年4月発売のもの。タテ型の油揚げ麺商品。天理ラーメンならではのにんにくやラー油のパンチ力が物足りない印象でした。

「天スタ」のカップ麺登場! 「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味」

このページでは、エースコックのカップ麺、「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味」を食べてレビューしていきます。「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、エースコックの「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味」。2019年4月22日発売の、「全国ラーメン店マップ」シリーズの新商品です。今回...

今回はノンフライ麺を使用したどんぶり型カップですが、「天スタ」のカップ麺でも同型の商品がエースコックから出ていたことがあります。サークルKサンクスのプライベートブランド、プライムワンの「天理スタミナラーメン しょうゆ味」。こちらはパワフルな一杯でした。

プライムワン 「天理スタミナラーメン しょうゆ味」

どうもオサーンです。トイレットペーパーの話。食べ物のブログでトイレットペーパーの話なんてどうかとも思いますが、まぁそんな汚い話ではないのでご勘弁を。私は香りの付いているトイレットペーパーが嫌いで、手を洗っても手についたトイレットペーパーの芳香が取れない気がして、安さにつられて間違って買ってしまった時は激しい後悔に見舞われます。でも最近、エリエールの消臭+というトイレットペーパーを買って、これは紙で...


内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには細めの麺が入っています。



先入れの「かやく入り粉末スープ」を麺の上に開けた状態。スープ粉末とともに白菜やニラが確認できます。

品名全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン
メーカーエースコック
発売日2021年7月5日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ)
定価税別250円
取得価格税込268円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食101g(めん78g)あたり
エネルギー342kcal
∟めん・かやく∟271kcal
∟スープ∟71kcal
たん白質9.2g
脂質5.7g
炭水化物63.4g
食塩相当量6.8g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟4.8g
カルシウム318mg



麺量78gでちょっと多め。その割にカロリーは低いです。スタミナ系大丈夫かちょっと不安です。


スープ


スープは「ポークをベースにガーリックや豆板醤を利かせたスタミナ感のあるスープ」で、「白菜やオニオンの旨み溢れるスープに、ラー油の香りと唐辛子のピリ辛さがアクセントとなる、天理スタミナラーメンの味わいを再現してい」るとのこと。

とんこつベースにキムチ系の白菜の風味を加えたしょうゆ味のスープで、ガーリックのパンチや、豆板醤やラー油などの辛味を加えて仕上げています。



「天スタ」の味を再現したスタミナ系スープ


  • 白菜、ガーリック、辛味のスタミナ系
ポークベースのしょうゆ味のスープです。キムチ系の発酵した白菜の旨みや、ガーリック、さらには豆板醤やラー油などの辛味によって、スタミナ系のピリ辛スープに仕上がっています。最近は天理ラーメンだと名乗らなくても、こういう感じの味のカップ麺が増えてきているように思います。特に白菜の旨みが強く感じられ、スタミナ系としては結構落ち着いた味のように感じられました。



  • カーリックや辛味はおとなしめ


白菜の旨みが強く感じられる一方で、スタミナ系としては辛味やガーリックはおとなしく感じられ、刺激はちょっと弱い印象を受けました。また、豚系の旨みもそれほど強くなく、ちょっとサラッとあっさり系のようにも感じられました。天理ラーメンと言えばもうちょっとパワフルなイメージがあるので、やや物足りなさは残りました。

白菜の旨みを感じるには素晴らしく、落ち着いたおいしさはあるんですけどね。他社の天理ラーメンカップ麺と比べても刺激や力強さの部分ではちょっと物足りないように思います。実際に「彩華」と「天スタ」のお店の味を比べても、刺激系濃厚系の「彩華」に対し、「天スタ」はおとなしめで白菜の旨みが強い傾向があるようです。



麺は「しなやかな弾力とコシを併せもった丸刃のめん」で、「滑らかで臨場感溢れるめんに仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間4分の、中細でストレートに近い形状のノンフライ麺です。



中細で麺量多めのノンフライ麺


中細でストレート形状のノンフライ麺です。中細ですが、かなり細麺に近い中細麺という印象で、お店よりもさらにひとまわり細いのではないかと思われます。つるみのある多加水麺食感ですが、細いためかそれほど弾力のある食感ではなく、低加水麺的なしっとり感、歯切れの良さが感じられます。

麺量は78gで、同じくどんぶり型ノンフライ麺商品の「日清ラ王」や「マルちゃん正麺カップ」に比べるとちょっと多めですが、パッケージに「大盛り」と強調して書かれるほどの大盛麺量でもありません。ただ、麺がかなり細いので、実際のグラム数よりも麺が多く感じられ、細さも含めると確かに大盛と言っても違和感ありません。太麺だとあっという間に食べ切りますが、細い麺だとちょっと多く感じるんですよね。




具は「シャキシャキとした食感の良い白菜、程良く味付けした豚肉、色調の良いニラ、唐辛子を加えて仕上げ」たとのこと。

チャーシューチップ、白菜、ニラ、唐辛子の組み合わせです。



具の量は物足りない


白菜やニラ、そして豚肉といった天理ラーメンの特徴はきちんと踏まえていますが、具の全体量は少なめで、特に他社の天理ラーメンに比べて麺量が多いため、相対的な具の少なさがちょっと目立ってしまった印象でした。特に白菜は、スープできちんと味を感じられることを考えれば、その説得力を増す意味において具の白菜ももうちょっと欲しかったですかね。

「天スタ」にしろ「彩華」にしろ、タンメンばりに野菜がたっぷり入っているので、お店ほどではないにしても、ある程度の量がないと、なかなか再現性が高いとは言い切れないように思います。今回の商品に限らず、他社の天理ラーメン再現カップ麺も同様に具は物足りなさを感じるものが多いです。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
麺量には納得できますが、高額な割にはスープのパワフルさや具のボリュームには欠け、コスパには多少物足りなさの残る一杯でした。ただ、白菜の旨みは堪能できます。ひょっとすると私オサーンが「彩華ラーメン」の味に慣れているため、天理ラーメンに対して先入観が強すぎることが影響しているのかもしれません。もっと安ければ文句ない一杯でした。

奈良県出身のお笑い芸人、笑い飯哲夫さんの著書。こちらは小説ですが、個人的には驚くほどスッとストーリーが自分に投影できて面白い本でした。他にも般若心経や仏教に関する著書もありますが、これもまた面白いんですよね。実はちょっと哲夫さんの著書のファンです。




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