このページでは、セブン-イレブンのチルド麺、「とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しW(ダブル)焼豚つけ麺」を食べてレビューしていきます。



「とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しW(ダブル)焼豚つけ麺」はどんな商品?


今回は、セブンイレブンのお弁当コーナーで買えるチルド麺、「とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しW(ダブル)焼豚つけ麺」。2021年6月15日発売の新商品です。千葉県松戸市にある「中華蕎麦 とみ田」監修による恒例の冷しつけ麺がまたまた登場です。



「中華蕎麦 とみ田」はセブンの定番商品


中華蕎麦 とみ田」は、千葉県松戸市にあるつけ麺の名店。豚骨魚介スープの頂点に立つお店で、全国の多くのお店に多大な影響を与え続ける存在。セブンプレミアムのカップ麺も「銘店紀行」シリーズの一角としてレギュラー発売されており、つい最近もリニューアル発売されています。

また、「とみ田」のレンジ麺も有名で、二郎系の味を再現した「豚ラーメン」もすっかりおなじみになりました。下のリンクは2021年2月発売の「中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメン」。

セブン-イレブンのレンジ麺「中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメン」を食べてみた!

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「味玉つけ麺」から「W焼豚つけ麺」へ


「とみ田」のチルド麺、「冷しつけ麺」も代を重ねてすっかりおなじみになった商品で、(おそらく)初代は2019年8月に発売された「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」でした。すごくおいしくて、コンビニ麺も時代が変わったと痛感する一杯でした。

セブンの「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 冷し焼豚つけ麺」を実食!お弁当コーナーに並ぶ商品

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先代の冷しつけ麺は、2021年2月発売の「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 味玉冷しつけ麺」で、「味玉」という飛び道具が加わりました。今回は「味玉」ではなくなりましたが、2種類のチャーシューと「味変辛味添え」が新しい売りとなっているようです。果たしてどんな一杯なのでしょうか。

こちらも豚骨魚介の商品。「辛辛魚」。Amazonではまだ買えるようですが、いつまで買えるのかはわかりません。



内容物、価格、購入額など




ひとまず外ブタを開けた状態。開けるとトレーにのったたくさんの具が出てきます。さすが600円近くする商品、ゴージャス松野、もしくはゴー☆ジャス。大きなチャーシュー1枚と、それよりはひと回り小さくちょっと黒い色のチャーシューが2枚、そして「味変辛味添え」、さらにメンマやねぎが入っています。



具のトレーを外すと、こんな感じで、おちょこ(黒)と「スープ」の袋、そして麺と「麺用ほぐし水」の袋が出てきます。なんだかテーレッテレー感があって面白いですよね。どんなつけ麺が完成するのかわくわく。

品名とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しW(ダブル)焼豚つけ麺
メーカーセブンイレブン(製造会社は地域により異なる)
発売日2021年6月15日(火)
麺種別チルド麺
かやく・スープ2袋(スープ・麺用ほぐし水)
定価税込594円
取得価格税込594円(セブン-イレブン)

栄養成分表、原材料


栄養成分今回(2021年6月発売)
-g(めん-g)
前回(2021年4月発売)
-g(めん-g)
エネルギー838kcal733kcal
たんぱく質43.4g37.0g
脂質27.0g24.7g
炭水化物109.9g94.1g
∟糖質∟100.8g∟87.4g
∟食物繊維∟9.1g∟6.7g
食塩相当量6.2g6.2g



味玉からWスープ焼豚に変化し、栄養成分もだいぶ変化が見られます。ただ、炭水化物の数値が大幅に上昇しており、ひょっとしたら麺量が増えているのかもしれませんね。価格は味玉の時と同じ税込594円。先日のファミマの「千里眼 冷し中華」とも同じ。


調理方法




冷しつけ麺なのでレンジも湯も使わずお手軽。出先でも調理できてしまいます。





「麺用ほぐし水」で麺をほぐします。これの威力は絶大で、本当ほぐれやすくなります。先日の「千里眼 冷し中華」の時は、汁なし麺でほぐし水を使うと味が薄くなってしまうため入っておらず、結果としてほぐすのにとても苦労しました。この商品はつけ麺なので、ほぐし水を使うことが可能。



おちょこに、トレーにのっていた具を入れていきます。しかし豪勢ですな。まだ食べてないのに元をとった気分。



具を入れたおちょこにスープを入れていきます。これで完成。スープには魚介粉が混ざっているのが確認できます。



おちょこに入ったスープと具、そしてほぐした麺を合わせて完成。具が隠れてしまうのが残念ですが、かなり豪華です。シャイダーにギャバンとシャリバンが出てくるくらいのワクワク感があります。もしくはウルトラマンタロウでウルトラ6兄弟大集合とか。スープで具が見えないのはひょっとすると、底が見えないなんていう大物感を演出しているのかもしれませんね。変なテンションでそろそろ心配されそうなのでこれくらいにしときますよ。いや、やっぱハンセン・ブロディ組くらいのゴージャスさかも。



スープ


スープは「醤油のキレのある濃厚な豚骨魚介スープ」で、「新たに豚皮も加えて煮込むことで、より豚感を感じられる濃厚な味わいに仕上」げ、「唐辛子や山椒を合わせた、本店でしか味わえない特製調味料『味変辛味』をトッピング」とのこと

豚の旨みが強いとんこつしょうゆ味に魚介粉を加えた豚骨魚介のスープに、「味変辛味」を加えて変化をつけています。



魚介豚骨のつけ麺スープと味変の辛味


  • 甘みの強いとんこつしょうゆ味
とんこつしょうゆをベースに魚介粉をたっぷり加えた豚骨魚介スープ。スープ表面にたっぷり油脂を浮かせてこってり感を演出しつつ、甘みの強さによって、とみ田のつけ麺に比べるとやわらかい味のスープという印象です。とんこつもしょうゆも強く、特にしょうゆのキレはちょっと塩辛いと感じられるほどのレベルですが、甘みの強さによってうまく中和できてしていました。絶妙な塩気と甘みのバランス。

今回、「豚皮を加えて煮込むことで、煮込むことで、より豚感を感じられる濃厚な味わいに仕上」げたとのことですが、他のしょうゆや魚介、さらには新要素の「辛味味変」の影響もあってか、特に豚感が強くなったようには感じられず、豚感は引き続き強いという感じでした。

  • 魚介が主役
甘みやしょうゆのキレはもちろん強いですが、主役はダントツで魚介。魚介粉がたっぷり入っていて、口の中がザラつくレベル。これだけザラつくと、H&Mやユニクロのライバルとして申し分ないでしょう。本家のつけ麺とは多少味は違うのですが、この魚介の強さがあるだけで、きっちり「とみ田」らしい味と言えるかと思います。口の中に結構後々まで残り続ける強力な魚介でした。



  • 新要素の「味変辛味」


そして本店のみで味わえる「味変辛味」。あまり量は多くないのですが、これを混ぜることでしっかり味変され、ピリ辛のスープに仕上がります。これはお見事。元のスープの味にそれほど変化はないのですが、これ入れることで雰囲気がガラッと変わりました。「辛辛魚」もそうですが、魚介と辛味の相性はすごいです。



麺は「主に小麦の中心部分のみを使用した特等粉で製麺することで、小麦風味豊かで、もっちりとした食感の極太麺に仕上げ」たとのこと。

ゆるく縮れのついた極太です。



特等粉を使用した極太麺


角麺形状の極太麺です。全開の「味玉入り」の時の麺に比べるとちょっと縮れがついており、おそらく全粒粉や小麦ふすま由来と思われる褐色だったのが、今回はそれがなく黄色の麺となっています。今回、「主に小麦の中心部分のみを使用した特等粉で製麺」されたとのことで、その影響で麺の材料がだいぶ変化したのかもしれません。残念ながら私の味覚では、特等粉を使った小麦感のアップはよくわかりませんでした。本当すいません。

極太麺に対してスープがウルトラ濃厚なので、麺とスープはかなり良いバランスとなっています。麺に魚介粉が絡まって良い感じになっていました。栄養成分を見る限り、麺量は数値上増量されていそうなのですが、それもよくわかりませんでした。本当すいません。以前から十分大ボリュームの麺量でした。レンジ調理しないことも相まり、レンジ麺以上にコシが強かったです。




具は「お店でも人気の”食べ比べ”」である「ロースと肩ロースの2種類の豚肉を、しっとりとした焼豚に仕上げて盛り付け」、「青ねぎ、メンマ」も入っているとのこと。

価格に見合う盛りだくさんな具


  • ロースチャーシュー1枚と肩ロースチャーシュー2枚


まずは主役のチャーシュー。大きなロースチャーシューと、ちょっと小さめの肩ロースチャーシューが2枚入っています。ロースはやわらかく、肩ロースはちょっと硬めで、どっちも甲乙つけ難くおいしいです。ただ、前回味玉が入っていた時も、大きなロースが2枚入っていて、それで味玉がついていたことを考えれば、具はちょっとパワーダウンしているでしょうか。

  • メンマとねぎ


味玉がなくなった割にチャーシューのパワーアップがそれほどなかったのですが、メンマとねぎは微増していました。メンマは食べ応え十分で、ねぎも存在感ありました。これに「味変辛味」を合わせると、だいたい同じくらいコストがかかっているのかなという印象です。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンイレブン 「とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しW(ダブル)焼豚つけ麺」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
セブンの「とみ田」の商品は数多く出ていますが、冷凍食品のつけ麺とこの冷しつけ麺のおいしさはちょっと突き抜けている印象。抜群においしいスープに大ボリュームの具、そして食べ応えある麺量で、本当満足感の高い一杯。同じ価格でリッチなお弁当を買うよりも、お腹を満たすという点で満足できるのではないかと思います。今回も傑作でした。

「スガキヤ」も広い意味では豚骨魚介ですが、さすがにずいぶん味は違いますね。私はどちらも大好きです。




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