このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 麺神カップ 極旨塩豚骨」を食べてレビューしていきます。
「明星 麺神カップ 極旨塩豚骨」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、明星食品の「明星 麺神カップ 極旨塩豚骨」。2021年6月7日発売の、「明星麺神」シリーズの新商品です。「麺神」カップ麺の第3の味として、「塩豚骨」が登場です。

明星食品肝入りの「麺神カップ」シリーズ
「麺神」シリーズは、袋麺とカップ麺で商品展開をし、明星食品の技術の粋を結集した新製法による超極太でコシの強い麺と超濃厚スープが特長。カップ麺はこれまでに「魚介醤油(旧醤油)」と「辛豚味噌(旧味噌)」が出ていましたが、今回新たに「塩豚骨」が登場。しょうゆ、みそ、塩が出揃った格好です。「麺神」と書いて「めがみ」と読みますが、女神だとするとかなり文字が荒々しいですね。
2021年3月に発売された「極旨魚介醤油]」と「極旨辛豚味噌」。それぞれ「醤油」と「味噌」からリニューアルされる形で登場しました。どちらもテレビCMまで打たれたメーカー肝入りの商品です。
明星食品肝入りの「麺神」シリーズ、「極旨魚介醤油」と「極旨辛豚味噌」を食べてみた!
このページでは、明星食品のカップ麺、「明星麺神カップ 極旨魚介醤油 / 極旨辛豚味噌」を食べてレビューしていきます。「明星麺神カップ 極旨魚介醤油 / 極旨辛豚味噌」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 麺神カップ 極旨魚介醤油」と「明星 麺神カップ 極旨辛豚味噌」。2021年3月15日発売の新商品です。明星食品が大々的に売り出している「麺神」シリーズのうち、カップ麺の商品です。「...
第3の味「極旨 塩豚骨」

さて今回、しょうゆ系、みそ系に続く第3の味として登場したのは「塩豚骨」。「塩」、「豚骨」ともにあまり太麺と合わせるイメージがないですが、超極太麺とどうバランスを取っているのか注目したいです。果たしてどんな一杯なのでしょうか。
袋麺「麺神」の新味、「つけ麺 極旨魚介醤油」。「麺神」はカップ麺にも力を入れていますが、やはり袋麺がメインのシリーズの感があります。
内容物、価格、購入額など

別添袋は1袋。カップにはかやく類がしっかり入っていました。
品名 | 明星 麺神カップ 極旨塩豚骨 |
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メーカー | 明星食品 |
発売日 | 2021年6月7日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 1袋(神旨の一滴) |
定価 | 税込248円 |
取得価格 | 税込248円(ファミリーマート) |
栄養成分表・原材料
1食94g(めん70g)あたり
エネルギー | 372kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟304kcal |
∟スープ | ∟68kcal |
たん白質 | 9.2g |
脂質 | 8.8g |
炭水化物 | 63.9g |
食塩相当量 | 5.9g |
∟めん・かやく | ∟4.4g |
∟スープ | ∟1.5g |
ビタミンB1 | 0.27mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
カルシウム | 258mg |
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、酵母エキス)、スープ(ポークエキス、豚脂、デキストリン、たん白加水分解物、食塩、糖類、乳等を主要原料とする食品、香味調味料、香辛料、酵母エキス、香味油、にぼし粉末)、かやく(チャーシュー、背脂加工品、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、香料、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、卵殻カルシウム、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
原材料の「スープ」は「ポークエキス」と「豚脂」が上位表示されており、かなり豚の味が強そうです。
スープ
スープ表面に背脂や豚脂を浮かせた、とんこつベースの塩味スープで、魚介、ガーリック、ネギを加えた複雑な味わいとなっています。

複雑な味わいの「塩豚骨」スープ
- 澄んだとんこつベース
- 豚脂や煮干し、ネギオイルなどで複雑な味わいに

スープ表面には別添「神旨の一滴」によって豚の旨みが強い豚脂を浮かせ、さらには具として入っている背脂加工品も混ざり、豚脂のこってり感を高めています。それほど脂質の数値が高い商品ではありませんが、それでもスープ表面の油の量はなかなかのもの。
加えて、ほんのりと煮干しやガーリックが香り、さらには同じく「神旨の一滴」の焦がしネギオイルによってネギの風味も足されることで、高価格カップ麺らしい複雑な味わいとなっていました。こってり一辺倒というのではなく、いろんな味わいを楽しむことができます。
麺
湯戻し時間5分の、極太で縮れの強い、「麺神」仕様のノンフライ麺です。

極太強縮れで麺密度の高いノンフライ麺
縮れのついた極太麺で、見た感じは油揚げ麺っぽく見えるのですが、食べてみると麺密度が高いノンフライ麺で、ずっしりぎっしりした食感となっています。この太さでこのぎっしり感は油揚げ麺では難しいレベルで、「麺神」の特徴が大きく出ています。既存の「醤油」や「味噌」と同じ麺が使われているように見えました。
今回、スープは濃厚で複雑な味ではありますが、飛び抜けた主張のある味でもないため、麺密度の高い太麺と合わせると、ちょっと麺が勝ったバランスになっているように感じました。ただそれでも、油揚げ麺臭が主張しているわけでもなく、麺の小麦感やおいしさがわかる、悪くないバランスのようにも感じました。
具
チャーシューチップ、背脂加工品、2種類のネギが入っています。

チャーシューチップ、背脂加工品、2種カットのネギの組み合わせ
チャーシューチップは明星食品でよく使われているタイプのもので、肉感がまったくないわけではないのですが、ちょっと薄切りでやわらかいので、肉々しさを感じるタイプではありません。ただ、量は結構入っており、これはさすが高価格帯カップ麺。背脂加工品はスープのところで触れましたが、具としてよりもスープの一部としての役割が大きかったです。
ネギがカットの違う2種類のものが入っていて、焦がしネギオイルと合わせてネギのこだわりを感じる構成になっていました。具も葱の香りがしっかり感じられ、スープの特徴を下支えしていました。
オススメ度(標準は3です)
- 明星食品 「明星 麺神カップ 極旨塩豚骨」
「醤油」「味噌」に続く、「麺神」カップの第3の味「塩豚骨」でしたが、ただこってりだけではない複雑な味わいの「塩豚骨」スープ、太くて麺密度の高い「麺神」の特徴的な麺は大きな売りで、しっかり個性が感じられる一杯でした。反面、麺もスープも素晴らしいのですが、タテ型で定価税込248円はちょっとコスパが良くない印象も残り、手放しで高評価はできないようにも映りました。
レビューと全然関係ないですが、年々好きになってきたこのお菓子。最近はコストコの大きな箱のやつ買ってます。