このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」。2021年6月7日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「冷しぶっかけ肉うどん」と同時発売された冷しタイプの汁なし麺で、今年は「鴨だし」という変化をつけてきました。



「赤いきつねと緑のたぬき」の「冷しぶっかけそば」


「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズは、「日清のどん兵衛」シリーズと並ぶ和風カップ麺シリーズの大定番。歴史・伝統のあるカップ麺シリーズですが、新しいことにも積極的に挑戦しており、一昨年あたりから汁なしの冷やし麺が登場していました。下のリンクは2019年7月に初登場した「マルちゃん 冷しぶっかけたぬきそば」。2020年にも再び発売されていました。

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それ以前にも、「冷やし」ではないですが、汁なし商品は登場していました。「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」。「赤いきつね」の汁なしバージョンです。

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「冷し」の「ぶっかけ鴨だしそば」




冷しのそばは2年連続で「冷しぶっかけたぬきそば」が登場していましたが、今年は変化球。「たぬき」ではなく「冷しぶっかけ鴨だしそば」となりました。鴨だしの汁なし冷やしはかなり面白そうですよね。果たしてどんな味なのでしょうか。

「赤いきつねと緑にたぬき」シリーズの鴨だし商品、「おそば屋さんの鴨だしそば」。シリーズの鴨だしの実績は十分です。



内容物、価格、購入額など




別添袋は2袋。カップには麺の他にかまぼこが2枚入っていました。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。鶏肉だんごやねぎが入っていました。

品名マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば
メーカー東洋水産
発売日2021年6月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(液体つゆ・かやく)
定価税別193円
取得価格税別98円(マックスバリュ)

栄養成分表、原材料


1食91g(めん69g)あたり
エネルギー397kcal
たん白質12.3g
脂質20.5g
炭水化物40.9g
食塩相当量3.7g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム155mg



「添付調味料」の項目に「糖類」や「みりん」が上位表示されているので、かなり甘そうです。


つゆ


つゆは「かつお節をベースに、鴨の旨味を加え、醤油と甘味を利かせた上品なつゆ」で、「調味油には鴨オイルを配合し、風味豊かに仕上げ」たとのこと。

鴨だし鴨油全開の甘いしょうゆ味のつゆです。



鴨だしながらジャンキーな味わいのつゆ


  • 濃いめしょうゆ味と甘みでジャンキーな味わい
かつおだしに鴨を強く効かせたしょうゆ味のつゆです。しょうゆのキレは昨年の「冷しぶっかけたぬきそば」譲りの強さで、通常の「たぬきそば」や「鴨だしそば」よりも強め。そして甘みが強めに加えられています。今までは濃いしょうゆ味と甘みの強いかつおだしでジャンクな味わい演出していましたが、今回鴨が主役となってもその流れは変わらず、しょうゆのキレと甘みは健在でした。



  • 荒々しい鴨だしと鴨油
そして鴨だしと鴨油。汁なしの効果なのか、いつもの「鴨だしそば」と比べてかなり荒々しく、鴨にこんな側面もあるのかというちょっと苦味を伴ったような風味が感じられました。鴨だしの汁なし麺はなかなか食べたことがなかったですが、これはいけますね。鉄板のたぬきそばからの転換は度胸がいると思いますが、これはナイスな判断ですね。オリジナリティがある上においしい。



麺は「歯切れの良い、なめらかなそば」とのこと。

湯戻し時間4分の、中細で縮れのついた油揚げ麺のおそばです。



いつもと違って山芋が入っていない油揚げ麺のおそば


冷し系の汁なしカップそばはだいたいどれも同じですが、湯切りしたあとに冷水を入れて捨てるのを3回繰り返します。お湯で戻した麺を冷やすことで、油揚げ麺から出た大量の油が白く凝固してカップに付着しますが、それはキニシナイキニシナイ、でも一休みしたら伸びちゃうので速やかに食べていきます。

基本的には、いつもの「緑のたぬき天そば」と違い、こちらはストレートに近い形状となっています。「緑のたぬき」の麺は、ライバル「どん兵衛」の麺に比べるとつなぎに山芋が使われているからかやわらかめで、コシよりも歯切れの良さが目立つのですが、今回の麺は山芋が用いられておらず、多少コシの強さが感じられました。




具は「味付鶏肉だんご、かまぼこ、ねぎ」とのこと。

鶏肉だんごが4個と、かまぼこ2枚、そしてねぎ少々の組み合わせです。



「おそば屋さんの鴨だしそば」と同じ鶏肉だんごなどの組み合わせ


鶏肉だんご、かまぼこ、ねぎの組み合わせは、同じ鴨だしの「おそば屋さんの鴨だしそば」と共通。昨年の「冷しぶっかけたぬきそば」とは違っていました。あの揚げ玉はジャンキーな味わいのつゆにぴったりだったので名残惜しくはありますが、今回の鶏肉だんごも決して悪くはありません。

ただ、全体的に具の量は少なめで、かといって麺量が多いわけでもないので、レギュラー商品の「たぬき天そば」の大きな天ぷらと比較するとどうしても物足りないように感じてしまいます。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
昨年までの「冷しぶっかけたぬきそば」も良かったですが、今年の冷し汁なしでありながら鴨だしを使う斬新な味は、新鮮で良かったです。鴨だしといえば上品なイメージもあるなかで、今回は鴨だしに荒々しさが感じられ、新しい一面を見た気がします。鴨だしを使うことで、他社の冷し汁なし麺とは差別化できているのも好印象でした。

「どんぶり麺 納豆そば」とのことで、かなりジャンキーな雰囲気を醸し出していますが、実際のところはどうなのでしょうか。




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