このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「蔦 醤油ラーメン」を食べてレビューしていきます。



セブンプレミアム「蔦 醤油ラーメン」はどんな商品?


今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「蔦 醤油ラーメン」。製造は東洋水産が担当。泣く子も黙るどころか1周して大号泣してしまいそうな人気ラーメン店、史上初のミシュランで星を獲得し、2016~2019年まで1つ星を獲得し続けた、東京・代々木上原の「Japanese Soba Noodles 蔦」の味を再現したカップ麺です。



ミシュランガイド初の1つ星獲得ラーメン店


Japanese Soba Noodles 蔦」は、東京・代々木上原にある人気ラーメン店。「ミシュランガイド東京」にてラーメン店初の1つ星を獲得し、4年連続で掲載。巣鴨から代々木上原への移転を機に掲載はなくなりましたが、その人気・知名度は衰えることを知らない名店中の名店です。

「蔦」のカップ麺はこれまで一貫してセブンプレミアム&東洋水産製で発売されており、今回と同じくどんぶり型ノンフライ麺商品を中心に展開しています。下のリンクは2019年6月発売の「蔦 醤油Soba」。商品名は違いますが。今回と同じくお店の看板メニューである「醤油Soba」が再現されています。

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また、タテ型カップでは、塩ラーメンや味噌ラーメンも再現されていました。下のリンクは2019年10月発売の「蔦 味噌Soba」。しょうゆのイメージが強いお店の変わり種として新鮮な存在感を放っていました。

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黒トリュフ&ポルチーニのオイル




私が最後に食べた2019年の「醤油Soba」では、黒トリュフのみ書かれていましたが、今回のオイルには黒トリュフとポルチーニ茸の香りがつけられているそうです。さらに高級感が増したのでしょうか。非常に楽しみです。

ポルチーニ茸ってこんな感じで売られているんですね。さすが高級食材。



内容物、価格、購入額など




別添袋は4袋。カップには麺のみ入っています。以前までのカップ麺と同じ構成です。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。チャーシューとねぎが入っていました。

品名蔦 醤油ラーメン
メーカーセブンプレミアム(製造は東洋水産)
発売日2021年5月31日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ4袋(液体スープ・特製油・かやく・かやく調理品)
定価税込278円
取得価格税込278円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食120g(めん65g)あたり
エネルギー398kcal
∟めん・かやく∟310kcal
∟スープ∟88kcal
たん白質11.9g
脂質13.4g
炭水化物59.0g
∟糖質∟56.0g
∟食物繊維∟3.0g
食塩相当量5.5g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟3.5g
ビタミンB10.29mg
ビタミンB20.30mg
カルシウム136mg



スープカロリーは以前より低くなっていますが、麺量も減っており、全体的にスケールダウンしているのかもしれません。


スープ


スープは「鶏と魚介の旨味をきかせた芳醇な醤油スープ」で、「黒トリュフとポルチーニの風味を加えた特製オイル付き」とのこと。

鶏ベースのしょうゆ味のスープにほんのり魚介を効かせ、別添「特製油」で黒トリュフとポルチーニの香りを付与しています。



鶏ベースのしょうゆ味や黒トリュフのオイルで「蔦」の味を再現


  • 鶏ベースに魚介を効かせたしょうゆ味
鶏ベースのしょうゆ味のスープです。ほんのりを魚介を効かせることで、スープ単体でもある程度成立する味となっています。濃いしょうゆ色ですが、実のところ塩気がとても穏やかで、その結果、だしやオイルの風味をしっかり感じ取ることができるのは高ポイント。ただ、高価格帯カップ麺としてはあまりスープに濃厚感はなく、特にしょうゆ味はあっさりしていました。

鶏ガラだけではなく魚介、おそらく貝系のだしを効かせているのですが、この効かせ方が結構さりげないというか、ギリギリ認識できる範囲のやりすぎない強さで、この魚介がオイルの黒トリュフやポルチーニと合わせて重層的な味に仕上げていました。



  • 黒トリュフとポルチーニ茸の風味


別添の「特製油」には、黒トリュフやポルチーニの香りがついた油が入っています。ポルチーニはおそらく私の場合、言われなければきっと認識できない範囲ですが、言われて食べてみると確かにポルチーニの香りが広がっています。そして黒トリュフもこれがガツンと独裁にならないような絶妙なバランスで、他の要素を立てつつも、最も目立つ存在でした。黒トリュフが主役ですが目立ちすぎてはいないです。



麺は「生麺のようななめらかな口当たりの透明感ある本格麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太でストレート形状のノンフライ麺です。



正麺カップを思わせる中太多加水麺食感のノンフライ麺


中太でストレート形状のノンフライ麺です。以前は違っていましたが、今回は「正麺カップ」の麺と同じタイプのように見えます。正麺カップと同じく麺表面のつるみと弾力が特徴の多加水麺食感で、お店の麺より弾力があって太さもひとまわり太いように見えました。お店の麺を再現したというよりは、正麺カップの麺のひとつを使った感じがします。麺量65gは正麺カップよりも10g少ないです。

麺の主張は強めですが、スープと合っていないわけではなく、やや麺が強めではあるものの雑味がないため、スープの味も麺の味もしっかり立ったバランスとなっていました。この麺はこの麺で悪くないように思います。


具は、「かやく」に入っているチャーシューとねぎ、そして「かやく調理品」に入っているメンマの組み合わせです。。



チャーシュー、メンマ、ねぎの組み合わせ


チャーシューは四角くてそれほど大きさはないですが、しっかり脂が刺していて肉感がありました。東洋水産では油がなくて大きなチャーシューもよく使われていますが、今回は小さめで肉感あるタイプが使われていました。どちらも良さがありますが、個人的にはこちらの方が好きです。

メンマはこだわりポイントのようで、以前からレトルト具が使われています。今回もシャキシャキしたメンマが入っており、お店の穂先メンマとは違いそうではあるものの、ここにコストを割くことにおそらくお店的に大きな意義があるのでしょう。一般的にはどうなのかはわかりませんが、私メンマ大好きなので大歓迎です。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンプレミアム 「蔦 醤油ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「蔦」カップ麺のリニューアル商品でしたが、黒トリュフとポルチーニの風味がつけられたオイルと、鶏ベースに貝だしを効かせたスープは濃厚感はないものの複雑で、さすがの高価格帯カップ麺の実力が見えました。麺は正麺カップそのもので、正麺カップのバリエーションと考えるとちょっと高額ですが、それでもスープのおいしさは捨てがたいものがあります。チャーシューとメンマの具が充実しているのも高ポイントでした。

こんなものも出ているんですね。さすがアヲハタ。見つけたら買ってみます




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