このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚2.5倍」を食べてレビューしていきます。



「青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚2.5倍」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚2.5倍」。2021年5月31日発売の新商品です。東京・中野に本店のあるWスープの名店、「中華そば青葉」監修のカップ麺です。お店の創業25周年で、スープの濃度が2.5倍になった商品となっています。



「中華そば青葉」は96年組の名店


「中華そば青葉」は、東京・中野に本店のある人気ラーメン店。「麺屋武蔵」、「くじら軒」と並んで、1996年創業の「96年組」と呼ばれるお店で、現在のラーメン人気の礎となった存在です。「青葉」といえば動物と魚介のWスープが有名で、後身に大きな影響を与えています。同じ96年組の「麺屋武蔵」のカップ麺やチルド麺もローソンから今週発売されており、なにか示し合わせがあったのかもしれませんね。

「中華そば青葉」は、以前どんぶり型ノンフライ麺商品としてカップ麺化されていました。一時はレギュラー商品として並んでいたこともあったように思います。最近は「青葉」のカップ麺はたまに登場するだけで、いつも目にする商品ではなくなっています。2017年9月発売の「サッポロ一番 名店の味 青葉 中野本店 東京魚介豚骨醤油」。

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2.5倍Wスープ




今回のスープは、2019年7月に発売されたタテ型の「青葉」カップ麺のWスープを2.5倍に濃厚にしているとのこと。2.5倍となると、かなり濃くなってますね。ドラクエ2でギラ使いがベギラマを覚えたくらいの威力の違いでしょうかね。イオナズンとベギラマはよく使ったなぁ。2019年7月発売の「青葉」カップ麺とは、「東京 青葉中野本店 中華そば ゆず唐辛子ペースト付き」。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は「仕上げの小袋」1つ。カップにはかやくが入っていますが量は少なそうです。

品名青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚2.5倍
メーカーサンヨー食品
発売日2021年5月31日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表


1食98g(めん70g)あたり
エネルギー461kcal
∟めん・かやく∟324kcal
∟スープ∟137kcal
たん白質11.2g
脂質21.6g
炭水化物55.4g
食塩相当量5.8g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟4.2g
ビタミンB11.83mg
ビタミンB20.59mg
カルシウム251mg



スープのカロリーが137kcalとタテ型油揚げ麺商品としては高めで、2019年7月発売の商品が46kcalだったので、カロリー上は確かに2.5倍以上になっています。


スープ


スープは「かつお、さば、煮干しの魚介系だしのうまみと、豚骨、鶏ガラの動物系だしのうまみを絶妙なバランスで合わせた味わい深いスープ」で、「2019年7月発売品に比べて魚介系だしと動物系だしを2.5倍にし、濃厚に仕上げ」たとのこと。

動物系と魚介系をかけ合わせたWスープが特徴のしょうゆ味で、だし量を2.5倍にして濃厚に仕上げています。



だしも油も濃いWスープ


  • 2.5倍のだし
動物系と魚介系を組み合わせたWスープが特徴の、しょうゆ味のスープです。動物系は鶏ガラ豚ガラが入っていますが鶏ガラが強く感じられ、魚介はかつお系が強く感じられます。「青葉」のWスープの特徴がしっかり活かされた独特で上品な味わいでありながら、かなり濃厚な旨みがあり、迫力も感じました。さすが2.5倍ですね。それでいて塩辛いわけではありません。

ただ、お店の味と比べて濃厚なわけではなさそうで、濃すぎて違和感を感じるようなことはなかったです。むしろ以前のスープより今回の方がお店の濃度に近いのではないかと思います。



  • 濃いのはだしだけではない!


いつもの「青葉」のカップ麺だと、ちょっとあっさりな雰囲気を感じさせていましたが、今回はだしが濃い上に、油の量も多め。かなりこってり系に振っており、今までと共通のテイストを踏まえつつも、別物感のある濃厚スープでした。ちなみに下の写真は2019年7月に発売された商品のスープ。濃度の違いがよくわかるかと思います。



2019年7月発売の「東京 青葉中野本店 中華そば ゆず唐辛子ペースト付き」。スープがだいぶ違うことがわかります。



麺は「なめらかさとつるみが特徴のコシのある中太めん」で、「スープとよくなじむめんに仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間3分の、やや太めで縮れのついた油揚げ麺です。



中太の縮れ麺を使用


中太で縮れの強い油揚げ麺です。太さも縮れもお店よりちょっと強いように感じました。もちもちした食感も特徴で、油揚げ麺としては麺密度が高め。食感的には油揚げ麺よりノンフライ麺に近いように感じました。この麺密度の高さはサンヨー食品ならでは。

麺量は70gで、サンヨー食品の多くの名店再現系タテ型カップ麺と同じ量。2019年7月発売の「青葉」カップ麺とも同じ量となっています。他社でもこのクラスの商品の麺量は70~80gが多いですかね。




具は「チャーシュー、メンマ、ねぎの組み合わせ」とのこと。

チャーシューチップ、メンマ、ねぎが入っています。



具はパワーダウン


チャーシューチップ、メンマ、ねぎが入っていますが、いずれも細かくて量は少ないです。全体的に具のボリュームはありませんでした。2019年7月発売時に比べて今回スープの濃度は大幅に増した一方、そのアオリは完全に具が受けており、全体的に量が減った上、以前入っていたナルトもオミットされてしまいました。具はあまり期待しない方が良いでしょう。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「青葉 中野本店監修 中華そば 濃厚2.5倍」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「2.5倍」の商品名通り、だしを始めとしたスープの威力は凄まじく、「青葉」らしさをキープしつつも濃厚なスープを楽しむことができました。スープが濃くなった分、具がショボくなってしまいましたが、それでもスープの価値の方が高いと感じられ、素晴らしい一杯でした。今後はこのスープをデフォでお願いしたいところです。

ヤマダイの「中華そば」カップ麺のうち、廉価な方がこちら。麺は油揚げ麺です。飛び抜けておいしいわけではないですが、見かけるとついつい買ってしまいます。




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