このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「貝節麺ライク監修 貝だし塩らーめん」を食べてレビューしていきます。
「貝節麺ライク監修 貝だし塩らーめん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、サンヨー食品の「貝節麺ライク監修 貝だし塩らーめん」。2021年5月17日発売の新商品です。東京・方南町の人気ラーメン店、「クラム&ボニート 貝節麺ライク」監修のカップ麺です。お店の看板メニューである「貝節潮そば」を再現したカップ麺となっています。

「貝節麺ライク」は貝と節のラーメン店
「クラム&ボニート 貝節麺ライク」は、東京・方南町にある貝だしを使用したラーメンが人気の人気店です。店名に入っている「クラム」はアサリなどの2枚貝、「ボニート」はかつおを意味しており、貝と節系のお店であることがわかります。お店の看板メニューは「貝節潮そば」で、今回の商品もそのメニューが再現されています。
サンヨー食品のタテ型カップ麺ではよく名店再現系の商品が発売されていますが、中でも、貝だしのラーメンは頻繁に登場しており、メーカーにとって得意な味ということができそうです。下のリンクは、ローソン限定でサンヨー食品の「金色不如帰 蛤だしの塩そば」。蛤なので今回とは違いますが、貝だしを使用したおいしい一杯でした。
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貝だし&全粒粉入り麺

今回の一杯では、お店の看板メニューである「貝節潮そば」が再現されています。お店では全粒粉入りの細麺が使用されていますが、今回も油揚げ麺ながら全粒粉入りの麺が再現されています。本格的な味が期待できそうです。果たしてどんな一杯なのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は「仕上げの小袋」1つ。カップには予めかやく類が入っています。
品名 | 貝節麺ライク監修 貝だし塩らーめん |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2021年5月17日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(仕上げの小袋) |
定価 | 税別220円 |
取得価格 | 税込232円(ファミリーマート) |
栄養成分表
1食91g(めん70g)あたり
エネルギー | 421kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟341kcal |
∟スープ | ∟80kcal |
たん白質 | 7.9g |
脂質 | 19.0g |
炭水化物 | 54.6g |
食塩相当量 | 5.8g |
∟めん・かやく | ∟1.8g |
∟スープ | ∟4.0g |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 0.58mg |
カルシウム | 223mg |

スープ
あさりだしベースの塩味スープで、魚介や昆布を効かせています。

あさりだしを効かせた塩味スープ
- おだやかなあさりだし
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- 魚介と昆布、そして豚脂!

穏やかなあさりの味は、昆布だしの丸みや魚介のほのかな風味を引き立てています。ただこれらもそこまで強いわけではなく、あさりとうまく調和をとっていました。そして、実は全然説明には書かれていませんが、スープ表面に浮く油、おそらくあさりの風味がついた豚脂なのですが、この油の風味、特に豚脂が強めに感じられ、実はあさりや昆布、魚介はこの豚脂を立てているようにも見えました。「貝節麺ライク」の「貝節潮そば」なのに、実は豚脂が主役だと面白いですよね。あくまで私の感じ方です。
麺
湯戻し時間3分の、細めでストレート形状の油揚げ麺です。全粒粉入りが視認できます。

全粒粉入りの中細油揚げ麺
中細程度でストレート形状の油揚げ麺です。弾力よりも歯切れの良さが目立つ低加水麺食感で、全粒粉が練り込まれているのが視認できます。全粒粉入りの効果か、さらにスープがあっさりしていることも相まって、麺の甘みがとても強く感じられました。麺一度が高いとのことで、確かに油揚げ麺特有のスカスカな感じは一切なく、ノンフライ麺と言われても違和感ないくらいの食感でした。
お店でも細めで全粒粉入りの麺で、今回の麺は雰囲気がとても良く出ています。今回の商品のために開発された麺というわけではなさそうですが、タテ型で上質な油揚げ麺を作るのはサンヨー食品の得意技ですね。
具
鶏肉そぼろ、きざみ玉ねぎ、ねぎが入っています。

鶏そぼろ、玉ねぎ、ねぎの組み合わせ
麺について絶賛したあとでアレですが、逆に具はサンヨー食品の欠点というべきか、特にタテ型カップ麺だとあまり充実していないことが多いです。今回も鶏そぼろ、玉ねぎ、ねぎが入っていますが、全部合わせた量は少なく、あまりボリュームはありません。
中で目立っていたのは玉ねぎ。お店でも(紫)玉ねぎのみじん切りが使われていますが、特に魚介と相性が良く、単にスープだけではなく麺の甘みや玉ねぎの風味もこの一杯の味に厚みを加えていました。
オススメ度(標準は3です)
- サンヨー食品 「貝節麺ライク監修 貝だし塩らーめん」
おだやかなあさりだしに、魚介と昆布もほのかに効かせつつ、実は表面に浮いた豚脂の風味が最もガツンと感じられるのが特徴的でした。中細の全粒粉入り油揚げめんは甘みが強く、具のきざみ玉ねぎは風味が魚介と好相性。あっさりながら複雑で奥深い味に仕上がっていました。びっくりするようなインパクトはありませんが、お店で食べてみたい味だなぁと心から思います。
お店ではあまり見かけないのが難点ですが、フライパンでひと炙りするとおいしいです。