このページでは、ローソン限定発売の明星食品カップ麺、「魚介香る東京中華そば」と「にんにく香る博多豚骨ラーメン」を食べてレビューしていきます。
「魚介香る東京中華そば」と「にんにく香る博多豚骨ラーメン」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、ローソン限定発売の明星食品「魚介香る東京中華そば」と「にんにく香る博多豚骨ラーメン」。2021年4月13日発売の新商品です。詳細はよくわかりませんが、タテ型カップのノンフライカップ麺です。かたや中太麺、かたや中細麺となっています。
内容物、価格、購入額など

左が「魚介香る東京中華そば」で右が「にんにく香る博多豚骨ラーメン」。どちらも別添袋は1つ。「〇〇香る」という括りがあるようです。
品名 | 魚介香る東京中華そば にんにく香る博多豚骨ラーメン |
---|---|
メーカー | 明星食品(ローソン限定商品) |
発売日 | 2021年4月13日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 東京中華そば:1袋(魚介香る特製スープ) 博多豚骨ラーメン:1袋(にんにく香る特製オイル) |
定価 | 税込148円 |
取得価格 | 税込148円(ローソン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 魚介香る東京中華そば 68g(めん53g) | にんにく香る博多豚骨ラーメン 72g(めん53g) |
---|---|---|
エネルギー | 255kcal | 285kcal |
∟めん・かやく | ∟221kcal | ∟226kcal |
∟スープ | ∟34kcal | ∟59kcal |
たんぱく質 | 6.9g | 8.8g |
脂質 | 4.8g | 7.1g |
炭水化物 | 46.1g | 46.4g |
食塩相当量 | 5.1g | 4.9g |
∟めん・かやく | ∟2.2g | ∟2.6g |
∟スープ | ∟2.9g | ∟2.3g |
ビタミンB1 | 0.59mg | 0.21mg |
ビタミンB2 | 0.23mg | 0.24mg |
カルシウム | 99mg | 177mg |
どちらも麺量は53gで少なめ。ノンフライ麺で定価税込148円と考えると、少々少なくても納得できるのではないでしょうか。
「魚介香る東京中華そば」

赤い容器の「魚介香る東京中華そば」から食べていきます。

スープは「魚介の香りとチキンの旨味が効いた醤油スープ」で、「魚介香る特製スープ」が別添。トロ柄ベースのしょうゆ味のスープに、別添スープなどで魚介の風味を加えていますが、鶏よりも魚介が強めで、「東京中華そば」と名乗るからにはもうちょっとベース部分がしっかりして欲しかったですかね。もちろん、低価格でノンフライ麺使用の商品に多くを求められないのは理解できます。
麺は「しなやかなノンフライ中太麺」。中細に近いくらいの太さの縮れのついたノンフライ麺で、低加水麺食感。スープの主張がそれほど強くないのに対し、麺の甘み、食感の押しが強いため、スープより麺が勝ったバランスだと感じました。もうちょっと細い方がバランスが取れそうに感じましたがどうでしょうか。
具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。チャーシューチップに肉感はあまりないハムみたいな食感ですが、量はそれなりに入っていて、価格とのバランスに優れています。メンマやネギはあまり多くありません。
「にんにく香る博多豚骨ラーメン」

続いて、黒い容器の「にんにく香る博多豚骨ラーメン」。博多とんこつですが、熊本ラーメンのお株を奪うかのようににんにくを効かせているとのことです。

スープは「濃厚な豚骨とにんにく香るスープ」で、「にんにく香る特製オイル」が別添。ややクリーミーなとんこつスープに豚脂を浮かせてこってり感を演出していますが、とんこつスープとしての濃厚感は値段なり、特製オイルでにんにくの風味が加わることで、スープにパンチを加えていました。とんこつの足りない分をにんにくで補っている印象です。
麺は「スープに絡むノンフライ中細麺」。先ほどは中太、今回は中細とのことで、確かに今回の方が細いのは間違いありませんが、どちらも中細くらいですかね。しっとり低加水麺食感で、縮れがしっかりついているため、あまり博多麺の雰囲気は出ていません。低加水麺でスープが良く絡み、一体感がありました。麺とスープの相性はこちらが上でしょうか。
具は、挽肉、ニラ、ごま、キクラゲ。最も特徴的なのはニラで、にんにくと合わせてスタミナ系の味に仕上げています。ニラが博多ラーメンで入っているのをあまり見たことがありませんが、明星食品のカップ麺ではよく見られます。実は今回の一杯で最も目立っていたのがこのニラなのではないかと思います。
オススメ度(標準は3です)
- ローソン限定 「魚介香る東京中華そば」
- ローソン限定 「にんにく香る博多豚骨ラーメン」
ローソン限定の、ノンフライ麺使用の安価なカップ麺でしたが、どちらもノンフライ麺使用によって高品質なのは認めるところですが、それ以外の売りが見出だせず、もうちょっとスープの味にインパクトが欲しかったです。ノンフライ麺がセールスポイントですが、これなら量やスープの味を売りにする方がわかりやすいのではないかと思います。
今明星食品でもっと元気のある商品かもしれません。よくスーパーで見かけます。ひょっとするとレビューするかもしれません。
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