このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 麺づくり 旨辛豚骨」と「マルちゃん 麺づくり 旨辛鶏白湯」を食べてレビューしていきます。
「麺づくり 旨辛豚骨」と「麺づくり 旨辛鶏白湯」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「麺づくり 旨辛豚骨」と「麺づくり 旨辛鶏白湯」。2021年4月5日発売の、「マルちゃん 麺づくり」シリーズの新商品です。「旨辛」という共通項をもたせた2品となっています。
「麺づくり」新商品は「旨辛豚骨」と「旨辛鶏白湯」
「麺づくり」シリーズは、ノンフライカップ麺売上ナンバーワンのカップ麺シリーズです。安価ノンフライカップ麺のナンバーワンブランドとして長く君臨していますが、以前は個人的にライバルの「日清麺職人」シリーズの方がおいしいと感じていましたが、ここ数年は「麺職人」シリーズが主婦向けに舵を切ってヘルシー方面まっしぐらなのに対し、「麺づくり」は麺を改良して本当においしいシリーズに生まれ変わった印象です。
一番最近発売された「麺づくり」シリーズは、「マルちゃん 麺づくり 濃厚煮干し醤油」と「マルちゃん 麺づくり 山椒香る旨味塩」の2種でした。最近は2種類同時に発売されるイメージですね。どちらの抜群の麺のおいしさが引っ張る形でおいしさを持ち上げ、とてもおいしい商品でした。
ノンフライカップ麺定番の「麺づくり」新商品「濃厚煮干し醤油」と「山椒香る旨味塩」を実食レビュー!
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 麺づくり 濃厚煮干し醤油」と「マルちゃん 麺づくり 山椒香る旨味塩」を食べてレビューしていきます。「麺づくり 濃厚煮干し醤油」と「麺づくり 山椒香る旨味塩」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「麺づくり 濃厚煮干し醤油」と「麺づくり 山椒香る旨味塩」。2021年2月15日発売の、「マルちゃん 麺づくり」シリーズの新商品です。中太麺使用の...
内容物、価格、購入額など

左が「旨辛豚骨」で右が「旨辛鶏白湯」。どちらも別添袋は3つ。「粉末スープ」が先入れか後入れか、かたや「特製油」、かたや「液体スープ」という違いがあります。

左の「旨辛豚骨」に先入れの「粉末スープ」と「かやく」を、右の「旨辛鶏白湯」には先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。具の豊富さは「旨辛豚骨」がやや上でしょうか。
品名 | 麺づくり 旨辛豚骨 麺づくり 旨辛鶏白湯 |
---|---|
メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2021年4月5日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 旨辛豚骨:3袋(粉末スープ・かやく・調味油) 旨辛鶏白湯:3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別98円(イオン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 旨辛豚骨 88g(めん65g) | 旨辛鶏白湯 96g(めん65g) |
---|---|---|
エネルギー | 344kcal | 330kcal |
∟めん・かやく | ∟268kcal | ∟239kcal |
∟スープ | ∟76kcal | ∟91kcal |
たんぱく質 | 10.7g | 10.8g |
脂質 | 10.0g | 7.5g |
炭水化物 | 52.9g | 54.7g |
食塩相当量 | 5.4g | 6.5g |
∟めん・かやく | ∟1.3g | ∟1.7g |
∟スープ | ∟4.1g | ∟4.8g |
ビタミンB1 | 0.23mg | 1.60mg |
ビタミンB2 | 0.30mg | 0.28mg |
カルシウム | 352mg | 163mg |
どちらも麺量65g。全体カロリーは旨辛豚骨が高いですが、スープカロリーは旨辛鶏白湯が上回っています。
- 原材料
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵粉)、添付調味料(ポークエキス、植物油、食塩、豚脂、香辛料、香味油脂、砂糖、酵母エキス、たん白加水分解物)、かやく(ごま、味付挽肉、きくらげ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、かんすい、炭酸カルシウム、乳化剤、加工でん粉、pH調整剤、カラメル色素、パプリカ色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
・麺づくり 旨辛鶏白湯
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵粉、たん白加水分解物)、添付調味料(チキンエキス、植物油、しょうゆ、砂糖、豚脂、香辛料、たん白加水分解物、食塩、鶏脂、粉末野菜、魚介エキス)、かやく(味付鶏挽肉、チンゲン菜)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、カラメル色素、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
上は豚で下は鶏ですね。
東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 旨辛豚骨」

まずは「麺づくり 旨辛豚骨」から。レギュラー商品でも「旨コク豚骨」というフレーバーがありますが、それとは別に今回登場した「旨辛豚骨」。どんな違いがあるのでしょうか。

唐辛子や花椒を利かせたまろやかな旨辛豚骨味に、スープひきたつ“新”「つるシコ」ノンフライ極細麺。
とんこつベースに唐辛子や花椒を加えてほのかに刺激を加えたスープです。レギュラー商品の「旨コク豚骨」に比べるととんこつ感は弱めで、ピリ辛程度に辛味を加えることで、変化球的なとんこつスープとなっています。基本的には強い主張はなく、麺を立てるスープと言えそうです。

麺は新開発の「ツルシコ新極細麺」とのことですが、色味こそ白いですが、細麺~中細麺程度で縮れがついていて、しかもとんこつらしい低加水麺に比べるとだいぶ弾力があります。色が違うだけで、これまでの「麺づくり」の中細麺とそれほど大きな違いはなさそうです。
とんこつラーメンとしては微妙ですが、スープとの相性は良く、スープが控えめなことで麺の甘みが際立っており、麺のおいしさが十分に感じられる組み合わせでした。
東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 旨辛鶏白湯」

続いては「麺づくり 旨辛鶏白湯」。昨年2020年4月にも同名商品が発売されており、「旨辛酸辣湯麺」と同時発売でした。栄養成分派が昨年発売のものと同じなので、おそらく中身も昨年と同じと思われます。

唐辛子を利かせたクリーミーな旨辛鶏白湯スープに、つるっとコシのあるノンフライ中太麺。
とろみのついた鶏白湯スープで、ピリ辛の唐辛子の辛味を効かせています。鶏の旨みがしっかり太く、加えて、野菜界の甘みも感じられます。とろみが強いことで麺との絡みが良く、スープを濃く感じさせるものがありました。先ほどの「旨辛豚骨」よりもだいぶ味が強いです。
辛味はピリ辛程度で、まったり甘い鶏白湯スープの中にあっては結構存在感がありました。確かに「旨辛」と言って良さそうです。

麺は中太麺とのことですが、「麺づくり」シリーズはいつも中太麺とは言っても実際は中細麺程度で、今回「旨辛豚骨」は「極細麺」と書かれていますが、一切食べた感じでは細麺~中細麺程度の太さのため、正直太さに極細麺人中太麺ほどの違いはないように感じました。
つるみとしっとり食感を両立したノンフライ麺で、いつもの「麺づくり」同様にかなりおいしい麺です。「正麺カップ」に比べると多加水麺的な弾力やつるみは穏やかで、より自然な食感な麺だと感じまれました。この麺大好きです。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 旨辛豚骨」
- 東洋水産 「マルちゃん 麺づくり 旨辛鶏白湯」
「旨辛」と冠された「旨辛豚骨」と「旨辛鶏白湯」の2商品でしたが、どちらもおいしい麺をしっかり立てるスープが特徴的。中では「鶏白湯」のスープの旨みの太さが際立っており、おいしいスープだと感じました。どちらを選んでも間違いないデキですが、優劣をつけるなら「旨辛鶏白湯」をオススメします。昨年は★4つけましたが、今年は同じ中身でも★5に変更しました。
「麺づくり」の安定の塩味。「マルちゃん 麺づくり 鶏だし塩」。ド定番です。この価格帯では抜きん出た麺の本格感で、麺もスープも本格的なおいしさを楽しめる商品です。