このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺」。2021年3月8日にリニューアル発売された、「マルちゃん 正麺カップ」シリーズの新商品です。「正麺カップ」の中でも抜群の完成度の高さを誇る「汁なし担々麺」が1年ぶりにリニューアルされました。



「正麺カップ」シリーズは汁なし麺が充実


「マルちゃん 正麺カップ」シリーズは、大ヒット袋麺「マルちゃん 正麺」シリーズから派生し、ノンフライカップ麺のなかでも、「マルちゃん 麺づくり」の上の価格帯を担う高級シリーズです。金色のパッケージが目印で、実際の価格以上に本格感があるのも特徴となっています。

最近は、汁なし麺にも力を入れており、新商品の発売頻度は、ライバルの「日清ラ王」を大きく上回ります。下のリンクは2020年6月に発売された「マルちゃん正麺 カップ 台湾まぜそば」。現行ラインナップされていませんが、いずれ再登場すものと思われます。

正麺カップからついに台湾まぜそばが!「マルちゃん正麺 カップ 台湾まぜそば」を実食レビュー

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「正麺カップ」の「汁なし担々麺」は3度目の登場




さて今回の「正麺カップ 汁なし担々麺」は、2019年4月に初登場し、2度目のリニューアル、3回目の登場となります。初登場時は、ライバル「日清ラ王」の汁なし担々麺があまりに強力なので懐疑的に見ていましたが、食べてみるとシビレの強さと練りごまのコクのバランスが秀逸で、ラ王に負けずにとてもおいしいことに驚きました。今回は果たしてどんな変化が見られるのでしょうか。

「マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺」はシビレと練りごまが好バランスのカップ麺

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内容物、価格、購入額など




別添袋は3袋。カップには麺のみ入っています。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。挽肉とチンゲン菜が入っていますが、あまり多くはありません。

品名マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺
メーカー東洋水産
発売日2021年3月8日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)
定価税別225円
取得価格税別198円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食133g(めん90g)あたり
エネルギー527kcal
たん白質10.5g
脂質19.7g
炭水化物77.0g
食塩相当量4.4g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.37mg
カルシウム226mg



リニューアル前と栄養成分あまり大きな数値の違いはありません。原材料も多少の並びの違いはあるものの大きな違いではなさそうです。


スープ


スープは「チキンの旨味にごまのコクと黒酢の酸味を利かせ、ラー油と花椒油の刺激的で華やかな風味で特長付けたスープ」とのこと。

チキンベースに練りごまを強く効かせた担々麺スープで、ラー油で辛味、黒酢でほのかな酸味をつけ、花椒でシビレを加えています。



全方向にしっかり味を感じられる汁なし担々麺スープ


  • 花椒のシビレと練りごまのコク
チキンベースに練りごまを強く効かせた担々麺スープです。担々麺として考えうる全方向に味をしっかり張り巡らせる万能型の担々スープでありながら、中でも特に練りごまと花椒のシビレの強さが際立っています。最も目立っているのが花椒のシビレで、結構激しいです。ここまで強くなければ、もうちょっと酸味やラー油の風味が前に出てこれたのかなとは思いますが、この花椒の強さが今回のスープの力強さの源泉にもなっています。

練りごまも負けずに強く、単なる刺激の強いスープではなく、コクの強さも大きな特徴となっています。この両輪の力強さは、「ラ王汁なし担々麺」以上かもしれません。本当パワフルで、期待を裏切りません。また、練りごまのコクが前に出てくることで、汁なし担々麺でありがちな塩気の強さをあまり感じることなく、食べやすい味にも仕上がっていました。



  • スープ粉末のすりごま


味の主力は液体スープですが、粉末スープにも花椒などの刺激分に加え、すりごまが入っていて、スープの練りごまの味を補強しています。練りごまとすりごまのWで、翼くんと岬くんのツインシュートを思わせるものがあります。この粉末も、今回のスープをおいしくしている大きな要因。ちょっとざらつく感じが本格感を醸し出しています。



麺は「粘りがあり、太くて食べごたえのある食感が特長の麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、太くてストレートに近い形状のノンフライ麺です。



正麺カップの特徴である多加水麺食感のノンフライ麺


太くてストレートに近くて角型形状のノンフライ麺です。正麺カップのいつもの食感と同じ、弾力の強い多加水麺食感の麺となっています。こんにゃくが入っていることが弾力の要因になっているものと思われますが、正麺カップの出始めの頃に比べるとゴリゴリ一辺倒ではなく、しっとり感もある自然な食感となっています。

今回、スープの味が非常に強いですが、その中でもきちんと多加水麺食感で目立っているのとともに、麺の自然な甘みもしっかり主張しており、麺とスープの相性がとても良かったです。なかなか説明がしにくいのですが、麺とスープのしっくりくる感じが、シリーズの中でも屈指だと感じます。安心して背中を預けるみたいな。




具は「味付豚肉、チンゲン菜、粗挽き唐辛子、すりごま」とのこと。

挽肉、チンゲン菜、「粉末スープ」に入っている唐辛子とすりごまの組み合わせです。



挽肉とチンゲン菜の組み合わせ


担々麺と言えば挽肉ですが、今回の肉は挽肉というよりはダイス肉に近く、あまり担々麺らしくありません。しかも量が少なく、肉は以前の方が良いように感じました。チンゲン菜は多くはないもののそれなりの量は入っており、こちらはチンゲン菜らしい具だと言えるかと思います。具についてはあまりボリュームはなく、充実していません。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
「正麺カップ」の誇る「汁なし担々麺」のリニューアルでしたが、特にリニューアル前と比べて大きな違いを感じがあるようには感じませんでしたが、引き続きおいしかったです。数ある汁なし担々カップ麺の中でも、おいしさはトップクラスだと思います。シビレが強いので、シビレが大丈夫ならばぜひともオススメしたい一杯。

ライバル「日清ラ王」の汁なし担々麺、「日清ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺」。「ビリビリ」を売りにするだけあって、こちらもシビレが強いです。




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