このページでは、東洋水産のカップ麺、「本気盛 香り舞う金色の鶏中華」を食べてレビューしていきます。



「本気盛 香り舞う金色の鶏中華」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「本気盛 香り舞う金色の鶏中華」。2021年3月15日発売の、「本気盛」シリーズの新商品です。「Ramenグランプリ2020」にて、「スープ飲み干したくなる部門」の優勝に輝いた味を再現したカップ麺となっています。



「Ramenグランプリ2020」の「スープ飲み干したくなる部門」優勝


今回の商品は、「楽天」と「ぐるなび」による「Ramenグランプリ2020」で「スープ飲み干したくなる部門」の優勝に輝いた「新旬屋 本店」のラーメンを「本気盛」シリーズにてカップ麺化した商品となっています。

「Ramenグランプリ」のカップ麺は今回から登場しましたが、時期的には昨年までは「最強の次世代ラーメン決定戦」のカップ麺発売時期と被っており、おそらくこれの代わりに登場したものと思われます。下のリンクは「最強の次世代ラーメン決定戦」の「次世代あっさり部門」優勝のラーメンを再現した2020年2月発売の「マルちゃん 本気盛 貝ダシ醤油味」。

「麺処あす花」の味を再現したカップ麺!「マルちゃん 本気盛 貝ダシ醤油味」 東京水道橋の人気ラーメン店

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山形県新庄市にある「新旬屋 本店」の味を再現




「新旬屋 本店」は、山形県新庄市にある人気ラーメン店。見えの看板メニューは「金の鶏中華」というメニューですが、今回は「Ramenグランプリ」で優勝した「香り舞う金色出汁 鶏麺」が再現されています。何やら鶏がすごそうですが、果たしてどんな一杯なのでしょうか。

山形のラーメンと言えば、「鳥中華」が有名。そばつゆのような和風だしで食べるラーメンです。今回も「鶏中華」という商品名なので、山形ご当地ラーメンの鳥中華と共通項が多いのかもしれません。



内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップにはスープ粉末や鶏肉などかやく類が入っています。

品名本気盛 香り舞う金色の鶏中華
メーカー東洋水産
発売日2021年3月15日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製油)
定価税別220円
取得価格税別220円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食105g(めん80g)あたり
エネルギー476kcal
∟めん・かやく∟389kcal
∟スープ∟87kcal
たん白質11.3g
脂質22.4g
炭水化物57.4g
食塩相当量7.4g
∟めん・かやく∟2.3g
∟スープ∟5.1g
ビタミンB10.39mg
ビタミンB20.40mg
カルシウム210mg



食塩相当量はちょっと高め。「添付調味料」の最上位に「チキンエキス」、そして上位に「鶏油」が入っており、鶏の強さが期待できそうです。


スープ


スープは「魚介の旨味を利かせながらも、チキンの旨味を全面に押し出した鶏だし醤油スープ」で、「特製油付き」とのこと。

鶏ガラベースに鶏油を浮かせた鶏全開のしょうゆ味スープです。



鶏ガラ&鶏油で鶏全開のしょうゆ味スープ


  • 鶏ガラを効かせたまろやか味
鶏ガラベースのしょうゆ味のスープです。鶏はガラだけではなく肉や脂の旨みも感じられ、しっかり鶏が主役のスープに仕上がっています。鶏の旨みに加え、ほんのり甘みや昆布の丸みを加えることで、より鶏まろやか差が光っているように感じました。ほんのり魚介を効かせ、味にアクセントをつけているのも特徴です。

  • しょうゆは薄口
今回、しょうゆ味のスープということですが、しょうゆの色は濃くなく、薄口しょうゆが使われているものと思われます。商品名が「金色の鶏中華」なので、おそらくしょうゆ色を濃くすると金色にならないものと思われます。また、しょうゆを効かせすぎないことで、鶏の旨みを相対的に強く感じられました。



  • 別添「後入れ特製油」で金色に


別添の「後入れ特製油」には、鶏油を主体とする油脂がたっぷり入っています。これを入れることでスープ表面が金色に染まり、確かに「金色の鶏中華」に相応しい色味となります。甘くならない程度に鶏の旨みが強くなり、鶏の押し出しさらに強くなりました。基本スープの味はあっさり系ですが、鶏油によってこってり感も感じることができました。いい鶏の味です。



麺は「粘りのなかにも歯切れ感がある、硬くコシが強い麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、中太で緩やかな縮れのついた油揚げ麺です。



太めで緩やかな縮れの油揚げ麺


太めで縮れのついた油揚げ麺です。太めで主張の強い麺ですが、ここ最近の「本気盛」シリーズの、縮れが強くて厚みのある麺に比べるとだいぶライトな食感になっており、スープの味の邪魔をせず食べやすい麺になっています。

今回のスープは「本気盛」シリーズとしてはあっさりしており、以前までの「本気盛」の麺だと麺のワンサイドゲームのバランスになってしまいそうなところですが、今回の麺ならはしっかりバランスを持ちこたえていました。この麺の登場によって、「本気盛」のスープの味に幅ができそうで、こってり一辺倒ではなく今後いろんなスープが登場しそうです。




具は「味付チキンダイス、かまぼこ、ねぎ」とのこと。

ダイス状の鶏肉、かまぼこ、ねぎの組み合わせです。



鶏肉がおいしい


ダイス状の鶏肉は、胸肉っぽいがっしりした食感で、量もたくさん入っていてかなり食べ応えがあります。これはスープと並ぶもう一方の主役ですね。おいしい。名店再現系の商品だと、具がオミットされがちですが、しっかり鶏肉が入っていてくれて良かったです。

ねぎはあまり入っていないですが、かまぼこはしっかり入っており、具だくさんです。「鶏中華」と言いながら、あまり「鳥中華」らしくない味だと感じました。このかまぼこの和風感は鳥中華っぽいと言えるかもしれません。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
山形新庄のラーメン店の「金色の鶏中華」という商品名でしたが、山形のご当地麺「鳥中華」らしさは限定的で、がっちりラーメンのスープでした。鶏ガラ、鶏油、そして鶏ダイス肉で徹底的に鶏が特徴で、わかりやすくおいしい一杯でした。鶏白湯ではない鶏全開のカップ麺、なかなか貴重な存在ではないでしょうか。

こちらは「鳥中華」のカップ麺。ヤマダイの「ニュータッチ 大盛山形鳥中華」。今回の一杯に比べるとしっかり鳥中華の味です。




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