このページでは、サンヨー食品のカップラーメン、「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛」を食べてレビューしていきます。



「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛」。2021年3月8日発売の新商品です。神奈川県川崎市に本店があり、横浜や東京南部などに店舗展開する、「元祖ニュータンタンメン本舗」監修の商品です。今回は過去のカップ麺と比べてだいぶ辛い商品とのこと。パッケージもメラゾーマばりに真っ赤です。



3度目の登場!「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップ麺


元祖ニュータンタンメン本舗」は、神奈川県川崎市に本店のある人気ラーメン店。お店の名物「タンタンメン」は、川崎のソウルフードとも称され、川崎のラーメンを代表するような人気メニューとなっています。商品名は「タンタンメン」ですが、どちらかというと最近流行りの?「宮崎辛麺」に近い感じ。おそらく宮崎辛麺より創業55年を超えた川崎のニュータンタンメンの方が歴史は古そうですけどね。

過去に2度カップ麺化されており、最初に登場したのは2019年11月。「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」でした。鶏ガラの塩味スープに、にんにくと唐辛子をほどほどに効かせた、懐かしさが前に出た一杯でした。

川崎のソウルフードをカップ麺化!「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を実食レビュー

このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べてレビューしていきます。「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」。2019年11月18日発売の新商品です。神奈川県川崎市を中心に店舗展開する「元祖ニュータンタンメン本舗」監修によるカップ麺です...





辛さレベル「メチャ辛」を再現




さて今回のカップ麺は、過去2度出ていたものと違い、「メチャ辛」が再現されています。パッケージも黄色基調から真っ赤になり、明らかに呪文レベルが上がっています。カップの上の方に描かれている鳥さんのマークも焼き鳥になりかねません。



「メチャ辛」は、お店の辛さレベルの最高位に位置しています。「大辛」の上ということで、これすなわち「メチャ辛=激辛」ということになるでしょう。果たして以前と比べてどれほど辛さがパワーアップしているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「仕上げの小袋」1つ。カップにはスープ粉末やかやくが入っていますが、かきたまの量が以前より多く見えます。

品名元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛
メーカーサンヨー食品
発売日2021年3月8日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税別220円
取得価格税込232円(ファミリーマート)

栄養成分表


1食93g(めん70g)あたり
エネルギー400kcal
∟めん・かやく∟333kcal
∟スープ∟67kcal
たん白質8.4g
脂質14.7g
炭水化物58.6g
食塩相当量7.0g
∟めん・かやく∟2.4g
∟スープ∟4.6g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.59mg
カルシウム216mg



過去2回は「メチャ辛」ではなかったのですが、今回の「メチャ辛」は過去2回と同じ400kcal。他の栄養成分の数値も前回発売の商品とあまり大きな違いはありません。


スープ


スープは「唐辛子の辛みをきかせた豚ガラ塩味スープ」で「ポークやチキンのうまみに、にんにくのうまみ、唐辛子の辛みを合わせ」、「唐辛子を使用した別添『仕上げの小袋』パックを添付し」たとのこと。

唐辛子を強く効かせた豚ガラベースの塩味スープで、別添「仕上げの小袋」でさらに唐辛子を加えた「メチャ辛」仕様です。



大辛と昔懐かしさを両立した豚ガラ塩味スープ


  • 豚ガラベースの塩味
豚ガラベースのしょうゆ味のスープです。過去2回の「ニュータンタンメン」カップ麺のスープと同様、非常に昔懐かしさを感じる味わいで、担々麺というよりはやはり宮崎辛麺の仲間です。辛味が強いのでこれまでの2回ほどではありませんが、ニンニクやごま油がほのかに感じられ、懐かしさの中にちょっとした中華感を醸し出していました。ベースはこれまでと共通の雰囲気がしっかりありました。



  • 唐辛子の辛味は強烈


「メチャ辛」なだけあって、辛味はかなり強烈。別添袋抜きでもスープの赤色はこれまでの2作とまったく違っており、辛さも激辛とはいかずとも大辛クラスにはあります。「ペヤング激辛やきそば」みたいな粘着質な辛さではなく、後に引かないパンとした爽やかさがありました。お店の「メチャ辛」はさらにすごそうな真っ赤な色味ですが、今回も雰囲気はある程度出ていそうです。

  • 別添唐辛子は視覚で貢献


別添の「仕上げの小袋」にも唐辛子の粒が入っています。スープが辛いので、これを入れようと入れまいとあまり辛さは変わらない印象でしたが、それでも、唐辛子の風味をより立体的に感じさせるとともに、スープにさらに赤味を加えて激辛を演出していました。



麺は「表面に張りがあり、芯の歯切れがよく、食べやすいめん」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



中細で縮れのついた油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。お店の麺に比べると縮れが強くなっています。ソフトな食感が特徴で、食感だけなら、同じサンヨー食品の「サッポロ一番 塩らーめん」を思わせるものがあります。これまでの2作は今回ほどスープが強くないので、この麺でもバランスがある程度取れていましたが、今回は辛味が強いので、スープに傾いたバランスのように感じられました。




具は「かき卵、唐辛子、鶏肉そぼろの組み合わせ」とのこと。

かきたま、唐辛子、鶏肉そぼろが入っています。



かきたまはボリュームがある


前回よりたっぷり唐辛子が入っているので、その分、具はしょぼくなるのかと思っていたのですが、かきたまの量はこれまでと同じか、個体差かもしれませんがちょっと多いくらいの量が入っていました。辛味の中でかきたまの甘みが光るとともに、色味でも赤の中で黄色が映えていました。

鶏挽肉は量が少ないですが、これまでも少なかったので量はあまり変わらない印象です。過去2回と定価が同じで、果たしてどうやって「メチャ辛」分の唐辛子などのコストを捻出したのでしょうか。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン メチャ辛」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「元祖ニュータンタンメン本舗」の3作目にして、最も強い辛さ設定の「メチャ辛」を再現した商品でした。これまでは豚ガラが前に出た昔懐かしさ押しのスープでしたが、今回は「大辛」クラスしっかりした辛さが特徴で、それでいて「ニュータンタンメン本舗」らしい懐かしさも感じる味でした。次回発売される時には、また「メチャ辛」を再現して欲しいです。

キムチ用の粗挽き一味唐辛子とのこと。キムチ用とのことですが、実はシャア機の塗装用だったりするかもしれません。そりゃ3倍強いわ。




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