このページでは、エースコックのカップ麺、「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」を食べてレビューしていきます。



「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、エースコックの「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」。2021年2月22日発売の、「池袋大勝軒」監修の新商品です。今回はどんぶり型の高級ノンフライ麺商品で、「ワンタン中華そば」とのこと。



「池袋大勝軒」シリーズの新商品


「池袋大勝軒」は、エースコックの誇るカップ麺シリーズで、「東池袋大勝軒」を創業した故山岸一雄氏の写真が描かれたパッケージが目印となっています。お店の看板メニューはつけ麺(もりそば)ですが、これまでカップ麺ではタテ型カップのスープのある中華そばを中心に展開されてきています。

前回発売されていたのは、2020年10月発売の「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」。今回と同じく「ワンタン中華そば」で「大盛り」ですが、カップ形状、麺の種類、そして価格もだいぶ違っています。

大勝軒のカップ麺が今年も登場!「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」を実食レビュー

このページでは、エースコックのカップ麺、「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」を食べてレビューしていきます。「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、エースコックの「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」。2020年9月28日発売の「大勝軒」シリーズの新商品です。以前にも発売されていた大盛の「ワンタン中華そば」となっています...

2016年6月には、「池袋大勝軒 55周年記念」として、「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」でした。商品名は「中華そば」ですが、今回と同じくどんぶり型ノンフライ麺で、且つ「ワンタン」、「大盛り」という共通項があります。価格も今回よりはちょっと安いものの同水準です。

エースコック 「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」

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「ワンタン中華そば」を「大盛り」で再現




さて今回は「ワンタン中華そば」で「大盛り」とのこと。「量もおいしさ」というのが山岸氏の考えで、その考えが貫かれた商品となっています。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は2つ。カップには麺のみ入っています。



先入れのかやくを麺の上に開けた状態。ワンタンは3個入っています。

品名池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り
メーカーエースコック
発売日2021年2月22日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ2袋(液体スープ・かやく)
定価税別270円
取得価格税込288円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食103g(めん78g)あたり
エネルギー351kcal
∟めん・かやく∟298kcal
∟スープ∟53kcal
たん白質9.7g
脂質5.7g
炭水化物65.1g
食塩相当量5.6g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟3.5g
カルシウム283mg



麺量は78gで、決して少なくはないですが、以前のノンフライ麺を使った大勝軒の大盛商品は90g入っていたので、それに比べるとだいぶ少なくなっています。


スープ


スープは「ポークとチキンをベースにジンジャーやガーリック等の香味野菜の旨みを加えた醤油スープ」で、「カツオやサバの風味をバランスよく利かせることで、大勝軒の味わいを再現し」たとのこと。

鶏豚ガラをベースに魚介を加えたしょうゆ味のスープです。



鶏ガラと魚介の強いあっさり系しょうゆ味スープ


  • 鶏ガラ豚ガラのしょうゆ味
鶏ガラ豚ガラがベースのしょうゆ味のスープで、かつおやさばを効かせています。どれが強いということはなくよくバランスを取た味となっていますが、豚ガラよりは鶏ガラが強く、魚介でエッジを立てています。以前のノンフライ麺商品のスープに比べると鶏ガラが強くなっているように感じました。昔懐かしい中華そばのあっさりめな味という感じですが、魚介のエッジによって決してあっさり一辺倒ではありません。

  • かつおやさばでエッジを立てている
あっさりめなスープにかつおやさばでエッジを立てています。スープの中では魚介がいちばん強いでしょうか。加えて、メンマの風味もつけられており、昔ながらの中華そば感がとても強く感じられました。懐かしさと力強さを両方感じられます。



  • 油はほとんど入っていない


一方で、スープ表面に油分はほとんど浮いておらず、実際脂質が5.7gしかありません。ガラや魚介の厚みの割に、油が少なくこってりていないのが、「池袋大勝軒」シリーズの一貫した特徴のように思います。

以前のノンフライ麺商品の時に比べると、系統に違いはないものの、鶏ガラを中心にスープに厚みが増しているように感じました。前よりパワーアップしていると言って良さそうです。



麺は「しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ、生地にたっぷり水を抱かせた多加水めん」で、「食べごたえのある大盛りめんに仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間5分の、中太で縮れのついた油揚げ麺です。



弾力のある中太ノンフライ麺


中太で縮れのついたノンフライ麺です。以前のノンフライ麺は角麺形状でいたが、今回は丸麺。これだけで雰囲気がだいぶ違っています。お店の麺はつけ麺だと水で〆るのでかための食感なのに対し、中華そばの麺はちょっとやわらかめで出てくるのですが、今回の麺はしっかりコシがあり、つけ麺のイメージに近い麺のように感じました。

ただ今回、「大盛り」を謳いながらも麺量が以前の90gから78gに減っているのが気になりました。お店の中華そばだと、普通の量でもスープの底からどんどん麺が出てくるイメージなのですが、今回78gではそのボリュームは表現できていないように感じました。スープも麺も以前より質が増していますが、ボリュームが犠牲になった上、価格がやや上がっています。




具は「滑らかな食感で風味の良いワンタン、ねぎ、なると、コリコリとした食感の良いメンマを加えて仕上げ」たとのこと。

ワンタン3個をメインに、ナルト、メンマ、ねぎの組み合わせです。

ワンタンが3個




ワンタンが3個入っています。小さくて餡も少ないですが、3個入っているのはなかなかボリュームがあります。ただ、定価税別270円に見合うかはまた別の話で、以前のノンフライ麺商品もワンタンは3個でしたが、以前は焼のりも入っていたことを考えれば、麺量同様に具もちょっと後退している印象でした。

ナルト、メンマ、ねぎ




一方で、メンマやねぎは量が増えていました。特にメンマは食べ応えがある量で、魚介のスープとも好相性。この量はうれしい存在でした。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
エースっコックの定番カップ麺「池袋大勝軒」シリーズの、久々のノンフライカップ麺でした。「大盛り」を謳いながら以前より麺量が減ってしまったのは残念ですが、その分、スープの厚み、麺の食感など強化されている部分もありました。「量もおいしさ」を体現しきれているわけではなく、価格も高いので、コスパが良いわけではありませんが、価格に見合うおいしさは十分に感じられました。

故山岸一雄氏の著書。大勝軒ファン必携の一冊でしょう。




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