このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン」。2021年2月8日発売の新商品です。東京船堀にある純すみ系札幌ラーメンの人気店、「大島」の味を再現したカップ麺です。



東京「純すみ系」札幌ラーメンの人気店「大島」


「大島」は、東京船堀にある純すみ系札幌ラーメンの人気店。札幌ラーメンの代名詞「すみれ」から暖簾分けされた数少ないお店のひとつで、「TRYラーメン大賞名店部門みそ」で5年連続1位に輝き殿堂入りしているお店でもあります。5回も制覇するなんて、フォータイムスチャンピオンであるK-1絶対王者アーネスト・ホーストの上をいってしまっているわけで、究極王者と言えます。

「大島」は東洋水産から何度もカップ麺化されており、お店の看板メニューである「味噌」、王道の札幌ラーメンの味がタテ型油揚げ麺のカップ麺で再現されてきました。下のリンクは2020年3月発売の「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」。

東京「純すみ系」人気店の味を再現!「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」 TRYラーメン大賞殿堂入り!

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」。2020年3月9日発売の、新商品です。東京船堀の札幌みそラーメンの人気店、「大島」の味を再現したカップ麺です。毎年の恒例商品となっています。「大島」は札幌「純すみ系」...



夜限定「こく辛みそ」を再現!




これまではお店の看板メニューである「味噌」が再現されてきましたが、今回は殿堂入りスーパーチャンピオンの余裕からか、夜限定メニューの「こく辛味噌」が再現されています。変化球ですね。辛味噌と言えば、みそラーメンとしては物足りない味のスープが辛くすることで蘇るイメージを勝手に思っているのですが、みそラーメンとしてすごすぎる「大島」の辛味噌はどんな味なのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップにはスープ粉末とともに挽肉やメンマなどのかやくが入っています。

品名マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン
メーカー東洋水産
発売日2021年2月8日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製油)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食111g(めん80g)あたり
エネルギー522kcal
∟めん・かやく∟421kcal
∟スープ∟101kcal
たん白質11.2g
脂質25.5g
炭水化物61.8g
食塩相当量5.5g
∟めん・かやく∟2.4g
∟スープ∟3.1g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.40mg
カルシウム200mg



前回の「味噌」を再現したカップ麺から栄養成分に大きな違いはありませんが、食塩相当量が大幅に低下しており、辛くすることにより塩分を減らすことができる辛味噌の効果がこのあたりに出ているのかもしれません。


スープ


スープは「ポークの旨味をベースに、生姜やにんにく等の香辛料を利かせたコクのある味噌味」で、「別添特製油付き」とのこと。

とんこつベースのみそ味スープで、「大島」らしく生姜を効かせ、「別添特製油」で辛味をつけています。



辛味穏やかな辛味噌スープ


  • 生姜を効かせたとんこつベースのみそ味
とんこつベースのみそ味スープです。辛味噌仕様なのか、これまでの「大島」カップ麺に比べるとみそ味の押し出しが控えめで、とんこつの太さもあまり感じませんが、生姜やニンニクの風味はきちんと感じられます。いつもに比べて「大島」らしさは限定的に映りますが、辛味を前面にためのバランスと思われます。

何より、塩気が穏やかなのが特徴的で、これまでの「大島」カップ麺とは一線を画すやさしい味。年々、塩気に苦手意識が増している私としては、いつもより食べやすくて好感が持てました。



  • 辛味は穏やかピリ辛程度


別添の「後入れ特製油」を加えることで、油脂のこってり感とともに辛味が加わります。それなりに赤く染まりますが、辛さはそれほど強いわけではなくせいぜいピリ辛程度。塩気マイルドなみそ味スープと合わせても、やさしい辛味噌スープと言えそう。いろいろ穏やかなので、相対的に生姜がしっかり感じられ、純すみ系の「大島」らしい味につながっている感じがしました。



麺は「弾力があり食べごたえのある、ちぢれが特長の黄色い丸麺」とのこと。

湯戻し時間4分の、太めで縮れのついた油揚げ麺です。



太めで縮れのついた油揚げ麺


太くて縮れのついたちょっと黄色っぽい油揚げ麺です。札幌ラーメン風に再現した麺と思われ、これまでの「大島」カップ麺の麺と同じタイプに見えますが、商品説明では「丸麺」となっているものの、どちらかというと角麺形状に見えます。本気盛シリーズに入っていそうな感じの麺でした。

太めで主張の強い麺ですが、スープも穏やかとは言え辛味や生姜が効いており、麺とスープのバランスはきちんと取れていました。麺量は80g、本気盛シリーズなどと同じくタテ型カップの大盛サイズとなっています。




具は「味付挽肉、たまねぎ、メンマ、ねぎ」とのこと。

挽肉、メンマ、玉ねぎ、ねぎが入っています。



挽肉、メンマ、玉ねぎ、ねぎの組み合わせ


挽肉、メンマ、玉ねぎ、ねぎと、お店でも入っている具が並び、いつもの「大島」カップ麺よりは少ないですがまずまずのボリュームがあります。特に玉ねぎの風味が良いアクセントになっており、今回の具の特徴的な存在と言えるでしょう。これであともやしも入っていたら完璧でしたが、お店でも札幌ラーメンとしてはもやしはそれほど目立っていなそうです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 大島 こく辛味噌ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
みそラーメンチャンピオン超の「大島」カップ麺でしたが、今回は変わり種の「辛味噌」。いつもに比べてみそ味の押し出しは弱かったですが、穏やかな辛味が新風を加えていました。「大島」のこってりみそラーメンを求めるとちょっと物足りないかもしれませんが、みそ味と辛味のバランスが取れ、穏やかな味の中で生姜が引き立ったおいしい一杯でした。

久世福商店の唐辛子味噌。ちょっと高いですがごはんのおかずに最高です。




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