このページでは、ファミリーマート限定で明星食品のカップ麺、「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」を食べてレビューしていきます。



「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」。2021年1月26日発売の、ファミリーマート限定発売の新商品です。熊本県熊本市にある熊本ラーメンの名店、「黒亭」の味を再現したカップ麺となっています。



熊本ラーメンの王道「黒亭」


「黒亭」は、熊本県熊本市にある熊本ラーメンの名店。熊本ラーメンといえば、「桂花」や「こむらさき」など、有名店が多いですが、中でも昔ながらの王道熊本ラーメンの姿とされるのが、「黒亭」のラーメンです。焦がしニンニクやニンニクチップの入ったまろやか系の濃厚とんこつで、とんこつの香りよりもニンニクが前に出てくるのが特徴となっています。

ファミマ&サークルKサンクス限定商品として2017年10月に登場した明星食品の「黒亭監修 とんこつラーメン」。今回とメーカーも同じですが、タテ型ではなくどんぶり型の商品でした。このタイプは2020年1月にも発売されていました。

明星食品 「黒亭監修 とんこつラーメン」 (ファミリーマート・サークルK・サンクス限定)

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熊本の歴史ある名店の味をファミマカップ麺で再現! 「黒亭監修とんこつラーメン」を実食レビュー

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熊本ラーメン名店のカップ麺


熊本ラーメンの名店の味は、カップ麺でも何度か再現されてきました。最近は見かけませんが、以前は「こむらさき」のカップ麺をローソンでよく見かけました。クリーミーなとんこつとニンニクチップが特徴の一杯でした。

エースコック 「熊本ラーメン こむらさき」

赤いパッケージ 取得価格(ローソン)298円(税込)中の小袋は4種類 スープには「エースコック」ではなく「こむらさき」の文字がローソンはカップ麺の独自商品が多くて頑張ってますよね。でも、私はローソンに入るたび、見かけるたび、広島にいたウェイド・ロードン選手を思い出してしまいます。ほぼ100発100中の勢いで。ガリガリでメガネをかけた白人選手で、プロ野球選手というよりガリ勉っぽくて面白かったのですが、1...

「桂花」は現在もサンヨー食品の商品としてラインナップされています。下のリンクは2018年3月発売の「サッポロ一番 名店の味 桂花 熊本マー油豚骨」。

サンヨー食品 「サッポロ一番 名店の味 桂花 熊本マー油豚骨」

熊本と東京に多店舗展開する「桂花」の「桂花拉麺」をカップ麺で再現今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 名店の味 桂花 熊本マー油豚骨」。「名店の味」シリーズの新商品です。熊本と東京に複数店構えるラーメン店「桂花」のメニュー「桂花拉麺」を再現した商品となります。その昔、熊本でよりも東京で話題になったお店のように思いますが、私も1990年後半あたりに友人に連れられて初めて渋谷の桂花ラーメンに赴き...



内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップにはかやく類が入っています。

品名熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン
メーカー明星食品
発売日2021年1月26日(火)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(後入れ調味油)
定価税込228円
取得価格税込228円(ファミリーマート)

栄養成分表


1食95g(めん70g)あたり
エネルギー377kcal
∟めん・かやく∟303kcal
∟スープ∟74kcal
たん白質10.6g
脂質9.5g
炭水化物62.3g
食塩相当量6.0g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟4.0g
ビタミンB10.29mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム123mg



以前のどんぶり型も今回のタテ型もノンフライ麺を使用していますが、麺量は今回のタテ型が5g多くなっています。前回よりも脂質は低いですがカロリーは高くなっていました。価格は今回の方が50円ほど安いですが、栄養成分的にはどんぶり型の引けをとっていない印象です。


スープ


スープは「焦がしにんにく油が香る濃厚豚骨スープが特徴」とのこと。

とろみのついたまろやか系とんこつスープに、黒マー油を加えています。



黒マー油を効かせたまろやかとんこつスープ


  • まろやかな甘みを感じるとんこつ
とろみのついたまろやか系のとんこつスープです。熊本ラーメンの多くのお店に共通するであろう、クセのないとんこつが特徴となっており、臭みとか骨っぽさはそれほど感じられません。とろみつけられていることで濃厚感が増幅されており、豚脂や乳化成分の効果もあってか、ちょっと甘みが強めのとんこつという印象でした。前回のどんぶり型のスープよりまろやかな甘みが強かったです。



  • 黒マー油のパンチ


スープ表面には、別添「後入れ調味油」に入っている黒マー油によって、黒い油が浮きます。ガツンとくるというほどではありませんが、しっかり焦がしニンニクが香り、熊本ラーメンらしい風味が感じられました。ただこちらは、以前のどんぶり型に比べるとパンチは穏やかでした。パンチが後退した一方、スープのまろやかさが増しており、多少マイルドにシフトしたと言えるでしょう。



麺は「しなやかなノンフライ中太麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、やや縮れのついたノンフライ麺です。



中細?中太?のやや縮れたノンフライ麺


商品説明では「中太」と書かれていますが、私には中細に見えます。ただ人によって意見が分かれそうな太さだと思います。ちなみにお店の麺もそんな感じのようで、同じ麺でも中太麺と言ったり中細麺と言ったり人によって様々です。熊本ラーメンの麺は畑方ラーメンに比べて太いのが特徴で、その点では再現できていますが、お店はストレート麺なのに対し今回は縮れがついています。

以前のどんぶり型の麺は、今回よりひと回り細くてストレート形状でした。お店に近いのは以前の麺ではないかと思いますが、タテ型カップの成形状の都合がある上、価格差もあるため致し方ないところ。むしろタテ型カップで油揚げ麺ではなくノンフライ麺を積んできているのは、明星食品ならではのこだわりを感じる部分でした。




具は、チャーシューチップ、ネギ、キクラゲを組み合わせています。



チャーシューチップ、ネギ、キクラゲの組み合わせ


チャーシューチップはそれなりに量入っていますが、やわらかめの成型肉のような食感で、あまり肉感はありません。キクラゲやネギもしっかり入っていて、タテ型の名店再現系カップ麺として申し分ないボリュームがありました。特にキクラゲとネギはマー油と合わさることで香ばしさを増していました。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
オーソドックスな熊本ラーメンのカップ麺という印象で、まろやか系のとんこつスープにしっかり黒マー油を効かせた一杯でした。以前どんぶり型の「黒亭」カップ麺に比べると、スープがまろやか系にシフトしている印象で、黒マー油のパンチはやや後退している感じがしました。同じノンフライ麺とは言え、今回の麺は前回のどんぶり型の麺よりも劣っている印象も受けましたが、価格差が50円もあると思うと、むしろ今回が大健闘と言えるのではないでしょうか。

「黒亭」の黒マー油は買えるようです。ラーメン以外に使い道があるのかが気になります。




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