このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん」を食べてレビューしていきます。
「マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん」。2021年1月25日発売の、「マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。今回は白いパッケージが目印、「讃岐風」と「天ぷら」が特徴のカップうどんとなっています。

以前は「でか盛」で発売されていた「讃岐風天ぷらうどん」
今回の一杯は、「讃岐風」且つ「天ぷら」が特徴のカップうどんです。「赤いきつねと緑のたぬき」で「天ぷら」といえば、「緑のたぬき天そば」に入っていますが、今回はうどんと組み合わせています。また、「讃岐風」というのも大きな特徴。
以前にも「天ぷら」の入った「讃岐風」のカップうどんが出ていましたが、「でか盛」の上に、パッケージが白ではなくオレンジ色が主体でした。カラー変更は、中身もぜんぜん違うことの現れでしょうか。下のリンクは、2020年3月に発売された「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」。煮干しの強い天ぷらうどんでした。
天ぷらがデカくて麺も多い!「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」を実食レビュー
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 讃岐風天ぷらうどん でか盛」。2020年3月23日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。赤いきつねうどんと緑のたぬき天そばの間をつく、うどんに天ぷらを組み合わせたカッ...
煮干し&コシのあるうどん

「讃岐風」とは何を意味するのか、パッケージには「煮干が利いただしに」「コシのあるうどん」と書かれています。「コシのあるうどん」というのは明らかに「讃岐風」の特徴であり、地元産のいりこ(煮干し)が使われることが多いため、この2つで「讃岐風」として仕上げているようです。前回のオレンジ色の「讃岐風 でか盛」と同じ特徴ですが、果たしてどんな味になっているのでしょうか。
東洋水産 天ぷら讃岐風うどん 92g ×12個
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内容物、価格、購入額など

別添袋は「粉末スープ」。カップには天ぷらやかやく類が入っています。

先入れの「粉末スープ」を麺の上に開けた状態。
品名 | マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん |
---|---|
メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2021年1月25日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 1袋(粉末スープ) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別184円(セイコーマート) |
栄養成分表、原材料
1食92g(めん66g)あたり
エネルギー | 434kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟401kcal |
∟スープ | ∟33kcal |
たん白質 | 8.6g |
脂質 | 22.6g |
炭水化物 | 49.0g |
食塩相当量 | 4.3g |
∟めん・かやく | ∟1.7g |
∟スープ | ∟2.6g |
ビタミンB1 | 0.27mg |
ビタミンB2 | 0.26mg |
カルシウム | 166mg |

前回もそうでしたが、天ぷらが入っているのでカロリーが高い一方で、つゆのカロリーは低い数値となっています。
つゆ
つゆは「煮干し等の和風だしをしっかりと利かせた、讃岐風のうどんつゆ」とのこと。
煮干し主体のあっさりだしのつゆです。

煮干しを効かせたあっさりつゆ
- 煮干しだし主体
- 天ぷらの油でこってり感

基本的に煮干しのクセがある以外はあっさりしたつゆで、油分もほとんどありませんが、具の天ぷらから油が溶け出してつゆと合わさることで、あっさりなつゆに多少のこってり感を加えていました。讃岐うどんのチェーン店でも、天ぷらがたくさん並んでいて、何かしらの天ぷらを入れるのが前提みたいな感じになっていますよね。私は(無料の)揚げ玉をたくさん入れて、生醤油かけて食べるかまたまうどんが好きです。
麺
麺は「コシの強い、なめらかで太めのうどん」とのこと。
湯戻し時間5分の、太くて縮れのついた油揚げ麺のうどんです。

太めでコシの強い油揚げ麺のうどん
太めで縮れた、やや幅広の油揚げ麺のうどんです。いつもの「赤いきつねうどん」の麺に比べると厚みがちょっとあるように見えましたが、形状の違いよりも食感の違いが強く感じられ、ちょっとごわつくようなコシの強さがありました。厚みだけではなく、麺生地自体が違っているように見えました。また、以前の「讃岐風 でか盛」よりもさらにコシが強くなっているようにも感じました。
太めでコシの強い麺に対してつゆはかなりあっさり系なので、麺の強いバランスではあるものの、煮干しだしが一本通っており、つゆの風味は負けていませんでした。煮干しだしの強さが、コシの強い麺を成立させているように感じました。
具
具は「小えび天ぷら、味付豚肉、かまぼこ、ねぎ」とのこと。
大きな小えび天ぷら、豚肉、ねぎ、かまぼこの組み合わせです。
食感が軽くなった天ぷら

「緑のたぬき天そば」に入っている天ぷらは昨年リニューアルされ、玉ねぎによって甘みが強く食感も軽くなりましたが、今回の天ぷらはそれとは違うもののようです。でも軽さは共通で、以前よりだいぶライトで食べやすい食感になっていました。ライバル「日清のどん兵衛」シリーズの「あとのせ」の軽さも魅力ですが、東洋水産の先入れながらつゆを吸っても軽い食感の天ぷらも魅力です。
きざみ揚げから豚肉に変化

「讃岐風 でか盛」の時から、今回新たに豚肉が加わっていました。東洋水産のカップ麺でよく使われる脂分の少ないガッシリした食感の豚肉で、これが旨みをつゆに溶かしているわけではありませんでしたが、以前のきざみ揚げから変化していました。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 天ぷら讃岐風うどん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(5)
煮干しだしと天ぷらを組み合わせた「讃岐風」のカップうどんでしたが、赤いきつねと緑のたぬきを単に組み合わせて「天ぷらうどん」とするのではなく、天ぷらとうどんを組み合わせながらも、煮干しだしというオリジナリティが感じられるのは良かったです。天ぷらの軽くなった食感もおいしくて、ぜひともレギュラー化して欲しい一杯でした。
煮干しだしと天ぷらを組み合わせた「讃岐風」のカップうどんでしたが、赤いきつねと緑のたぬきを単に組み合わせて「天ぷらうどん」とするのではなく、天ぷらとうどんを組み合わせながらも、煮干しだしというオリジナリティが感じられるのは良かったです。天ぷらの軽くなった食感もおいしくて、ぜひともレギュラー化して欲しい一杯でした。
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五木食品 スープ付うどん 210g×6袋
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