このページでは、エースコックのカップ麺、「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」を食べてレビューしていきます。
「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、エースコックの「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」。2021年1月25日発売の、「EDGE」シリーズの新商品です。背脂のたっぷり入った世にも恐ろしい油そばとのこと。先週はペヤングの獄激辛でしたが、今週は辛辛魚と今回の背脂で、私たちカップ麺ファンの胃を手を変え品を変え、2021年のカップ麺は波状攻撃をしかけてきます。

久々の「EDGE」シリーズの純粋な新作
「EDGE」は、「驚き」と「やりすぎ」をテーマにしたシリーズ。これまでに「やりすぎ」た商品を多く発売してきましたが、同じエースコックの「MEGA」シリーズと被る部分があり、どうにもあまり目立たない存在のように感じていました。最近だと「EDGE」シリーズは、「わかめラーメン」とコラボして、わかめ3.5倍のやりすぎ商品を年に1回出す専用シリーズのようになっています。
今年もわかめ3.5倍が登場!「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ3.5倍」を実食レビュー
このページでは、エースコックのカップ麺、「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ3.5倍」を食べてレビューしていきます。「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ3.5倍」はどんな商品?今回のカップ麺は、エースコックの「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ3.5倍」。2020年6月22日発売の、「EDGE」シリーズ&「わかめラーメン」シリーズの新商品で...
かつても存在した「EDGE 鬼背脂」

パッケージには「濃厚背脂めしあがれ」という挑発的な文言が書かれています。恐ろしいですね。ノーガードの酔拳みたいな恐怖があります。「EDGE」シリーズは2014年に誕生したシリーズですが、2014年と2015年の2度、背脂を取り上げた「EDGE」シリーズの商品が発売されていました。いずれも今回も同じく「鬼背脂」と商品名に入っており、今回はスタートに戻った感じでしょうか。以前のとんこつしょうゆラーメンから、今回は汁なしの油そばになっています。
どうもオサーンです。今回のカップ麺は、エースコックの「EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン」。久しぶりのEDGEシリーズ、マヨネーズ、激辛、激辛ときて今回第4弾は背脂。背脂大量だとかなり人を選ぶというか、健康を考えるとなかなか手に取りにくい商品ではありますが、食べてみたいと思います。スープは、「背脂をやりすぎなくらい使用した豚骨醤油スープで」、「たっぷりな背脂により濃厚感のあるスープが楽しめ...
どうもオサーンです。テレビでニュースを見てたら、清水寺で盗撮行為をして逮捕された人の押収されたカメラが写っていました。そのカメラ、私が風景撮影で本気の時に使うカメラと同じ型で、ちょっと微妙な気分になりました。いや、私は当然やってませんよ。今回のカップ麺は、エースコックの「EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン」。昨年の同じ時期にも背脂入れすぎの商品が出ています。昨年は大絶賛した記憶がありますが、今年...
内容物、価格、購入額など

別添袋は3袋。カップには麺のみ入っています。大きな「調味たれ」が本丸のようです。
品名 | EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば |
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メーカー | エースコック |
発売日 | 2021年1月25日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 3袋(調味たれ・調味油・後入れかやく) |
定価 | 税別260円 |
取得価格 | 税込279円(ローソン) |
栄養成分表、原材料
1食126g(めん90g)あたり
エネルギー | 637kcal |
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たん白質 | 7.9g |
脂質 | 38.4g |
炭水化物 | 64.9g |
食塩相当量 | 4.7g |
ビタミンB1 | 0.46mg |
ビタミンB2 | 0.51mg |
カルシウム | 307mg |

背脂全開の商品なので1000kcal超えを覚悟しましたが、実際は637kcalで覚悟したほどではありませんでした。脂質38.4gはかなり高い数値ではあるものの、以前の「EDGE 鬼背脂」に比べると高くありません。あれ、意外と大したことないのかもしれません。ただ、原材料の「たれ」は「動物油脂」と「背脂加工品」でワンツーフィニッシュを決めています。
たれ
別添の「調味たれ」、「調味油」ともに油だらけのしょうゆ味のたれです。

背脂と豚脂まみれのたれ
- 油を引き立てるポークベースのしょうゆ味
- 「調味たれ」はたれより背脂!!

上の写真は「調味たれ」を麺の上に開けた状態。「たれ」ということで今回のたれの主力なのですが、ほぼ背脂です。真っ白い物体です。

調味たれを麺と混ぜていくと、こんな感じで背脂の粒が分離していきます。かなり粒が大きくて、口に入れるとあの背脂の濃厚こってり感が楽しめます。しょうゆ味が控えめなこともあり、この背脂が主役なのは間違いないです。背脂のまったり感、鼻に抜ける濃厚風味が一杯に広がりました。
- 背脂に加えて豚脂もたっぷり!

底に残った油。
背脂だけではなく、「調味たれ」と「調味油」に入っている液体状の豚脂も強烈です。まったり風味やこってり感は、背脂よりもむしろこちらが主体かもしれません。これだけ背脂や豚脂が入ると、単に油でこってりするだけではなく、豚(脂)の旨みがいっぱいに感じられました。二郎など豚好きにもおすすめしたい味でした。カップデザインの色合いも二郎系ですしね。どちらかというと危険物扱いっぽいですが。
麺
湯戻し時間5分の、太めでしっかり縮れのついた油揚げ麺です。

中太~太程度の縮れ油揚げ麺
中太~太程度の油揚げ麺です。縮れがしっかりついた丸麺形状で、しっかりした噛み応えのある麺となっています。この麺はエースコックの汁なし麺でよく見るタイプの麺と思われ、エースコックの看板シリーズである「スーパーカップ」のDNAをきちんと受け継いている強い麺です。
今回、油は強いもののしょうゆ味は控えめなたれと合わせることで、この太めの麺が前に出過ぎてしまうのではないかと心配しましたが、実際合わせると思いのほか油が麺をしっかり捉えており、油がよく絡むことで麺とたれが一体化していました。バランスはよく取れています。
具
小粒の揚げ玉、ねぎ、唐辛子を組み合わせた後入れの具です。。

揚げ玉などふりかけのような具
「後入れかやく」に入っている、揚げ玉、ねぎ、唐辛子の組み合わせです。後入れでサクサクしているので、ふりかけのような具となっています。ねぎと唐辛子は主に色味のための存在で、中心は揚げ玉。油まみれのたれの中で、揚げ玉の香ばしさはそれらとは異なっており、風味と食感でアクセントを加えていました。
オススメ度(標準は3です)
- エースコック 「EDGE 鬼背脂 濃厚こってり油そば」
背脂と豚脂がたっぷり入った、まさに「鬼背脂」な油そばでした。スープがないため、背脂が浮くようなわかりやすい見た目ではないですが、目を凝らすと麺に大量の背脂が絡んでおり、食べても豚の脂の旨みが強かったです。個人的には全部食べると油で気持ち悪くなってしまうのと、定価の高さが気になるところですが、背脂の突き抜けた独創的な油そばでおいしかったです。
日清食品の「日清ラ王 背脂醤油」。同じく背脂を使用したカップ麺ですが、今回の商品とは対極的な使い方で、あっさりな中にコクを加える背脂でした。