このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 ラーメンぴあ 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」を食べてレビューしていきます。
「明星 ラーメンぴあ 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、明星食品の「明星 ラーメンぴあ 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」。2021年1月18日発売の新商品です。東京目黒と水道橋に店舗を構える宮崎辛麺の人気店、「辛麺屋一輪」監修のカップ麺です。

「ラーメンぴあ」の「2021年度Neoご当地麺No.1」
「ラーメンぴあ」のカップ麺は、今回で4度目の登場。いぜんまではタテ型のカップ麺でしたが、今回はどんぶり型での登場。一気に雰囲気が変わりました。「ラーメンぴあ首都圏版」の「2021年度Neoご当地麺No.1」に選出されたとのことで、今後が期待されている存在。
前回の「ラーメンぴあ」のカップ麺は、2019年11月に発売されていた「明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空」。こちらは2020年度の注目ナンバーワンとして取り上げられていました。
明星食品 「明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空」
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東京にある宮崎辛麺の人気店「辛麺屋一輪」

「辛麺屋一輪」は東京目黒と水道橋にある宮崎辛麺の人気店。宮崎にある宮崎辛麺のお店「辛麺屋 輪」のセカンドブランドという位置づけでしたが、現在は「マイナビリテイリング」という会社が経営しているようです。経営が変わったのか、以前から同じなのかはよくわかりません。
「辛麺屋一輪」は何度かカップ麺化されており、以前はサンヨー食品からタテ型カップ麺が出ていました。今回明星食品になったのは、お店の経営が変わったことに伴うメーカの変化でしょうかね。実際に経営が変わったのかどうかはわかりませんが。
宮崎辛麺のカップ麺は辛いだけではなかった!!サンヨー食品 「サッポロ一番 東京 一輪 旨辛麺」
東京にある宮崎辛麺のお店「辛麺屋 一輪」の味を再現したカップ麺今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 東京 一輪 旨辛麺」。2018年9月3日に発売された新商品で、東京で目黒などに3店舗構える宮崎辛麺のお店、「辛麺屋 一輪」の味を再現したカップ麺です。宮崎辛麺とは?「宮崎辛麺」とは、主に宮崎県のラーメン店で供されている辛いラーメンで、にんにくの旨みを効かせた唐辛子のたくさん入った辛いラーメン...
本家の宮崎「辛麺屋 輪」もカップ麺化されていました。こちらは今回と同じ明星食品製。2020年4月発売の「明星 辛麺屋輪監修 25辛宮崎辛麺」。お店で最も辛い「25辛」とのことで、辛さレベルも「5/5」でしたが、激辛レベルには満たなかったように感じました。今回の商品のメルクマールになると思います。今回の商品とパッケージデザインもよく似ていますね。
宮崎辛麺有名店の激辛メニューがカップ麺に!「明星 辛麺屋輪監修 25辛宮崎辛麺」を実食レビュー
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50辛(マグマ)&辛さレベル「5/5」

上の「辛麺屋 輪」の辛さは「25辛」でしたが、こちらは「50辛」で、お店では「マグマ」というメニューになっています。先ほどの「輪の」の「25辛」より辛いのかは不明ですが、お店では「25辛」まであるのとは別に「マグマ」が用意されています。カップ麺の辛さレベルは同じ「5/5」。かなりの辛さが期待できそうです。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は3つ。カップには麺のみ入っています。かやくが2袋。ひとつは真っ黄色です。

先入れの「かやく」2袋をカップの上に開けた状態。黄色いたまごと真っ赤な唐辛子、そしてニラが入っています。以前の「辛麺屋 輪」と同じような構成、量となっています。
品名 | 明星 ラーメンぴあ 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛 |
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メーカー | 明星食品 |
発売日 | 2021年1月18日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 3袋(液体スープ・かやく2袋) |
定価 | 税別245円 |
取得価格 | 税込225円(コープ) |
栄養成分表
1食107g(めん75g)あたり
エネルギー | 368kcal |
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∟めん・かやく | ∟319kcal |
∟スープ | ∟49kcal |
たん白質 | 10.4g |
脂質 | 7.0g |
炭水化物 | 65.8g |
食塩相当量 | 6.2g |
∟めん・かやく | ∟2.2g |
∟スープ | ∟4.0g |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 0.39mg |
カルシウム | 168mg |

内容量や麺量、そして栄養成分は、ビタミンB1とB2を除いて以前の「辛麺屋 輪」と同じ。原材料も一部順序に変化はあるものの、麺、スープ、具の構成はまったく同じ。これは・・・「辛麺屋 輪」のカップ麺とほぼ同じと言っても良さそうです。
スープ
鶏豚ベースのしょうゆ味のスープで、液体とかやくのダブルで唐辛子の辛味を効かせ、ガーリックなどで風味づけしています。

唐辛子で真っ赤に染まるスープ
- 液体スープとかやくでダブルで効かせる唐辛子
唐辛子は、液体スープに入っているものと、具の大量の唐辛子でダブルで効かせていますが、液体スープの唐辛子はそこまで辛くはなく、辛さの多くの部分をかやくの大量唐辛子が担っているものと思われます。前回の「輪」の「25辛」から今回「50辛」で数字上倍ですが、そこまで辛さの違いは見出せませんでした。
前回も今回も辛さの中心が液体ではなく粉末なことで、辛さの感じ方が少しやわらかくなるように感じました。激辛ではあっても、液体や油で効かせてくる刺さるような感じではなく、食べやすくなっているのではないかと思います。前回激辛ではないと書きましたが、激辛ではあっても、刺さる辛さとは違う印象でした。
- 辛さ以外の味はあまり目立たない

以前のサンヨー食品版カップ麺だと、辛味だけではなく、ニンニクやごま油の風味が感じられ、スープの味に広がりを感じましたが、今回の一杯でもニンニクは入っているものの、それほど目立っておらず、辛味一辺倒のように感じられました。もうちょっと複雑な味が欲しかったところ。今回のスープの良さを活かすには50辛(マグマ)より辛味は抑えた方が、相対的に他の味が浮かび上がって良かったかもしれませんね。「辛麺屋 輪」カップ麺のスープとほぼ印象の味でした。ほぼ同じなのは間違いなさそう。
麺
湯戻し時間4分の、かためで歯切れの良いノンフライ麺ですです。

中細かためで歯切れの良いノンフライ麺
商品説明では「中太」と書かれていますが、私には中細に見えます。中細で縮れのついたノンフライ麺で、かため食感で、弾力よりも歯切れの良さが目立っています。宮崎辛麺のお店の中には、高弾力のこんにゃく麺を選べたり、以前だとインスタントの油揚げ麺を用いていたりする場合もあったそうですが、今回の麺は本格感のあるノンフライ麺。かため食感ながら歯切れの良さが感じられます。
今回の辛いスープと合わせると、麺よりスープの存在感が際立ちますが、ノンフライ麺を使用することで雑味が少なく、スープの味を邪魔せずにスッキリ感じさせるのは良いところでした。スープ同様、麺も以前の「輪」で使われていたものとまったく同じと思われます。
具
大量の唐辛子とたまご、そしてニラの組み合わせです。

大量の唐辛子とたまご、ニラの組み合わせ
大量の唐辛子とたまごが入っていて、一面赤と黄色の世界です。なんだか煉獄さんみたいなカラーですね。唐辛子の辛味はスープで触れましたが、辛さだけではなく、唐辛子の粉末が大量に入ることで食感でも目立っていました。麺と絡む唐辛子の独特な食感が、今回の一杯の最大の美点だと感じました。
かきたまもかなりたくさん入っています。たまごの甘みが辛いスープの中でもしっかり感じられましたが、これももっと辛味が弱い方がたまごの甘みがいっそう目立って良かったのではないかと思います。ニラも入っていて、こちらもお店の大きな特徴ですが、カップ麺ではあまり入っていませんでした。具の構成、量もスープや麺と同じように、「輪」のカップ麺と変らないように感じました。
オススメ度(標準は3です)
- 明星食品 「明星 ラーメンぴあ 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」
「辛麺屋一輪」んカップ麺でしたが、以前の「辛麺屋 輪」のカップ麺とおほぼ同じもののように感じました。液体スープとかやくのダブルで効かせた唐辛子はトップクラスではないものの辛いですが、サンヨー食品時代には感じられたニンニクやごま油の風味があまり感じられず、味の広がりに欠ける印象でした。麺に絡んだ大量の唐辛子の食感が独特で、今回の一杯で最も印象的な部分でした。貴重なノンフライ麺の辛いカップ麺で、辛いもの好きにおすすめしたいです。
宮崎辛麺の人気店のひとつ、「桝元」の袋麺。なかなか評判が良さそうです。でもかなり高いですねこれは。ちょっと手が出なそうです。