このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 謹製 生姜香る塩そば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 謹製 生姜香る塩そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 謹製 生姜香る塩そば」。2021年1月18日発売の、「マルちゃん 謹製」シリーズの新商品です。繊細な味が特徴のシリーズ新商品は、「生姜」を使った一杯とのことです。



「謹製」シリーズの新商品


「マルちゃん 謹製」シリーズは、だいぶ昔からあるシリーズでしたが、しばらく発売のない状態から2019年に突如復活を遂げ、それ以来多くの新商品を登場させてきました。タテ型カップ麺を基本線としつつも、カップ焼そばや汁なしノンフライ麺商品も発売され、商品展開がバラエティに富んできました。

一番最近2020年9月発売の「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」。シリーズ初となるノンフライ麺商品で、しかも汁なしという「謹製」としては珍しい組み合わせの商品でした。

「謹製」シリーズにノンフライ汁なし麺登場!「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」

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生姜+塩味




今回の一杯は、生姜香る塩そばとのこと。生姜がどれほど香るのか、そして塩味のスープとの相性が気になります。2020年4月には「マルちゃん 謹製 山椒香る中華そば」という商品が発売されており、こちらは山椒+しょうゆ味の一杯でした。今回はこの商品の流れを汲む商品と思われます。果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。

カップ麺離れした山椒の香りの良さ!「マルちゃん 謹製 山椒香る中華そば」を実食レビュー

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内容物、価格、購入額など




別添袋は1つ。カップには鶏肉だんごなどかやく類が入っています。

品名マルちゃん 謹製 生姜香る塩そば
メーカー東洋水産
発売日2021年1月18日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製油)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食91g(めん70g)あたり
エネルギー418kcal
∟めん・かやく∟325kcal
∟スープ∟93kcal
たん白質9.1g
脂質20.3g
炭水化物49.8g
食塩相当量5.8g
∟めん・かやく∟1.5g
∟スープ∟4.3g
ビタミンB10.41mg
ビタミンB20.27mg
カルシウム164mg



パッケージには「あっさりとした塩ラーメン」と書かれていますが、栄養成分を見る限り、結構高い数値が並んでいるので、必ずしもあっさりしているわけではなさそうです。


スープ


スープは「鶏の旨味をベースに、生姜を利かせてあっさりと仕上げた塩味スープ」で、「別添特製油付き」とのこと。

鶏ガラベースに油脂をたっぷり浮かせた塩味のスープで、ほんのり生姜が香ります。



生姜をほのかに効かせた塩味スープ


  • 鶏と昆布を効かせた塩味
鶏ガラに鶏油など油脂をたっぷり浮かせた塩味のスープです。基本的にはあっさり味で、塩味もおとなしめですが、鶏の旨みがしっかり感じられ、旨みが太く感じられます。鶏だけではない、やわらかい旨みが感じられ、おそらくこれは昆布だしかなと思われます。あっさり味ですが旨みが太いので、濃いのが好きな人も食べやすい味だと思われます。

  • 生姜がほのかに香る程度
「生姜香る」という商品名なので、ガツンと生姜が効いているのかと思いましたが、ほのかに香る程度で、これなら苦手な方も食べられる味なのではないかと思います。すごく上品。最近は、二郎とか家系とか、わかりやすい濃い味強い味が人気の傾向の中で、今回のようなほんのり香らせる程度のものを作るのは逆に度胸がいるのではないかと推測します。

でもそれが功を奏し、今回はこのほのかな効かせ方がとても心地良かったです。上でご紹介した「山椒香る中華そば」の山椒は結構強かったですが、今回はそれに比べるとだいぶおとなしかったです。



  • スープ表面の油脂の威力


スープ表面には油膜ができるレベルでたっぷり油脂が浮いてキラキラしています。まるで朝陽にきらめく清流のような爽やかさ。でも実際は、この油によってあっさり味の中でもこってり感が強くなり、また、アツアツの温度でスープを楽しめます。

このアブラの威力は絶大で、実は生姜でも鶏でもなく、この油が主役の一杯なのではないかと思うくらいです。油によって臨場感が増し、スープが数倍おいしくなっているように感じました。



麺は「スープとの相性がいい、食べごたえのある角刃で切った麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で角麺形状の油揚げ麺です。縮れは緩やかでストレートに近いです。。



繊細なスープの味を邪魔しない油揚げ麺


中細で角麺形状の油揚げ麺です。「本気盛」シリーズの太い麺とは違い、主張が穏やかで、油揚げ麺ながらスープの味を邪魔しない麺となっています。スープが濃厚な「本気盛」シリーズとは違い、「謹製」シリーズは繊細なスープが特徴で、繊細なスープを邪魔しない麺を合わせるのがシリーズの成立基盤となっているように思います。この麺は、シリーズの要と言えるでしょう。

中細で厚みがそれほどない麺で、油揚げ麺臭はほとんど感じませんでした。麺自体の主張のおとなしさに加え、生姜がほのかに効いていることで、油揚げ麺臭が抑えられていたのかもしれません。




具は「味付鶏肉だんご、メンマ、ねぎ」とのこと。

鶏肉だんご、メンマ、ねぎの組み合わせです。



鶏肉だんご、メンマ、ねぎの組み合わせ


鶏肉だんご、メンマ、ねぎの組み合わせです。鶏肉だんごは6個入っていてそれなりに食べ応えがあります。ふわっとした食感で、しっかり鶏肉の味が感じられました。スープの鶏の味を増強していました。他にメンマとねぎが入っていて、これは以前の「山椒香る中華そば」と同じでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 謹製 生姜香る塩そば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「生姜香る」という商品名ながら生姜はおとなしく、なかなかの大人の味ぶり。鶏の旨みや昆布のやわらかさを感じる塩味スープに、表面に浮かせた油によって臨場感、アツアツな温度を生み出していて、とてもおいしかったです。最近流行りの二郎系や激辛系のようなド派手な味ではないですが、本当よく練られた味だと思います。

私、紅生姜がそれほど得意ではないのですが、このお菓子はおいしくて大好きです。




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