このページでは、エースコックの春雨スープ、「スープはるさめ NEWSTAR 麻婆味 動物性原材料ゼロ」を食べてレビューしていきます。



「スープはるさめ NEWSTAR 麻婆味 動物性原材料ゼロ」はどんな商品?


今回のカップ麺は、エースコックの「スープはるさめ NEWSTAR 麻婆味 動物性原材料ゼロ」。2021年1月4日発売の、「スープはるさめ」シリーズの新商品です。毎年発売されるスープはるさめの「NEWSTAR」ですが、今年はシリーズ初となる動物性原材料を一切使用しない商品とのことです。



毎年1月に発売される「スープはるさめ NEWSTAR」


「スープはるさめ」シリーズは、カップ春雨スープの定番ですが、一昨年と昨年の1月に「NEWSTAR」という、おそらく新味チャレンジ、開拓ガコンセプトであろう商品が発売されてきました。

2019年1月に発売された「スープはるさめ NEWSTAR 魅惑のとまチリチーズ味」。「とろり特製チーズ風ペースト」による濃厚なスープが特徴で、ごはんにもパンにも合う一杯でした。

「スープはるさめ NEWSTAR 魅惑のとまチリチーズ味」はスープとごはんの相性が抜群!

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2020年1月に発売された「スープはるさめ NEWSTAR 台湾風豆乳鶏湯」。台湾の朝食の定番、「鹹豆漿」(シェントウジャン)という豆乳スープを再現した商品で、豆乳の甘みにラー油がアクセントになっておいしい一杯でした。

エースコック 「スープはるさめ NEWSTAR 台湾風豆乳鶏湯」

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今年の「NEWSTAR」は「動物性原材料ゼロ」!




毎年新しさを盛り込んでくる「NEWSTAR」ですが、今年は「動物性原材料ゼロ」が大きな特徴となっています。スープのだしに、鶏、豚、魚介など動物性のものを抜きには成立しにくいと思われますが、特に健康的な理由から、以前より需要は高まっていると考えられ、それを健康志向の人が多く食べていると思われる「スープはるさめ」で実現するのはとても理にかなっていると思います。

エースコックからは2020年5月に、豚素材を使わわない鶏牛で作るとんこつラーメンが出ていました。ハラル向けではないと明言されており、なぜ豚を使わないでとんこつラーメンを作ろうと思ったのかはわかりませんでしたが、きちんととんこつラーメンの味になっていて面白い一杯でした。健康志向というよりは面白さに重点を置いた商品なのかもしれません。

鶏牛スープなのにとんこつ?「スーパーカップ1.5倍 ポークゼロ こってり濃厚とんこつ味ラーメン」を実食!

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動物性原材料不使用のカップ麺と言えば、ヤマダイの「ヴィーガンヌードル」シリーズがあります。こちらは今回の商品よりさらに踏み込んで、「動物性食材・化学調味料・アルコール不使用」が売りで、完全ヴィーガン仕様でありながらそれを感じさせない力強い味でした。もっともっと注目をされて良い商品だと思うのですが、あまり店頭で見かけないのが残念です。

豚骨・鶏ガラ・魚介どれも不使用! 完全ヴィーガン仕様のカップ麺、味はどうなの? - コラム - Jタウンネット

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内容物、価格、購入額など




別添袋は2袋。見えづらいですが、カップには春雨が入っています。



先入れの「かやく」を春雨の上に開けた状態。挽肉っぽいやつは動物性ゼロなので大豆由来です。大豆ミートも最近色んなところで見かけて流行りですよね。カップ麺はいち早く使っていたように思います。

品名スープはるさめ NEWSTAR 麻婆味 動物性原材料ゼロ
メーカーエースコック
発売日2021年1月4日(月)
麺種別春雨
かやく・スープ2袋(液体スープ・かやく)
定価税別167円
取得価格税込180円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食34gあたり
エネルギー84kcal
∟めん・かやく∟55kcal
∟スープ∟29kcal
たん白質1.7g
脂質1.1g
炭水化物17.3g
∟糖質∟16.5g
∟食物繊維∟0.8g
食塩相当量2.4g
∟めん・かやく∟0.8g
∟スープ∟1.6g



さすが動物性原材料ゼロなだけあって、全体的に低い数値が並んでいますが、特に驚きなのはたん白質1.7g!ここまで低いのは見たことがありません。


スープ


スープは「味噌と豆板醤をベースにガーリックやジンジャーの香味野菜の旨みで仕上げたスープ」で、「豆板醤や唐辛子の織り成す辛味が本格的な味わいを演出し」たとのこと。

味噌や豆板醤のコクを中心に、強めの辛味や香味野菜を加えた麻婆味のスープです。



みその旨みと唐辛子の成立させる動物性ゼロのスープ


  • みそと豆板醤の旨み
みそや豆板醤を中心とした、みそのコクが強く感じられるスープです。動物性の旨みが使えない状況でスープをどう組み立てるんだろうと思っていましたが、みその旨みがだしのような役割を果たしていました。化調の存在がなければ成立しない味のようにも感じたのですが、みその旨み、コク、特に豆味噌の味が、だしに変わりうるものと感じたのは驚きでした。

  • 強めの唐辛子の辛味
みそのコクとともに、唐辛子の辛味が足りない旨みをうまく補っていました。中辛~辛口程度で強力な辛さというわけではありませんが、辛味とか酸味は旨み要素を補強してくれます。酸辣湯とかおそらく、こういう動物性原材料ゼロの商品には最適なのではないかと思います。今回の「麻婆味」にきちんとなっているかは微妙ですが、動物性原材料ゼロによる味の弱さは感じさせないしっかりした味のスープでした。



春雨・具




いつもの春雨


春雨は「滑らかで、ちゅるんとした食感のはるさめ」で、「スープとの相性の良さにこだわ」ったとのこと。

湯戻し時間3分の春雨です。今回、動物性ゼロなので、スープが弱くて春雨の味が前に出過ぎることを心配しましたが、まったくもって杞憂で、むしろスープの方が強いくらいのバランスでした。いつもと同じように春雨の味を楽しむことができます。

動物性ゼロの具


春雨は「食感の良い大豆そぼろ、滑らかな食感の豆腐、彩りの良いねぎ、唐辛子を加えて仕上げ」たとのこと。

すべて動物性ではなく、大豆そぼろ、豆腐、ねぎ、唐辛子の植物性の具の組み合わせです。大豆そぼろと豆腐どちらも大豆ですね。量が少ないので麻婆っぽくはありませんが、動物性ゼロでここまでしっかりやってくれることは本当素晴らしいと思います。他の「スープはるさめ」と同程度の具のボリュームでした。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「スープはるさめ NEWSTAR 麻婆味 動物性原材料ゼロ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
味だけで考えるなら、やはり他の「スープはるさめ」を食べた方が幸せになれると思いますが、動物性原材料ゼロでここまでしっかりした味ということに大きな価値を見い出せ、本当素晴らしい商品だと思います。みそのコクを中心に、唐辛子の辛味などで動物性の旨みが使えないことを補い、鶏や豚を使ったものと遜色ないくらいしっかりした味に仕上げていたのはお見事でした。この商品だけに留まらず、これからもこの試みはどんどん続いてくれると良いですね。

これレビューしようと思って買ってはいるのですが、今のところ手が回っていません。「スープはるさめ 発酵うまみ鍋風 生姜みそ味」。冬にぴったりでおいしそうですよね。




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