このページでは、サンヨー食品のカップラーメン、「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん」を食べてレビューしていきます。



「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん」。2021年1月11日発売の新商品です。東京西新宿にある鶏塩ラーメンの人気店、「麺屋 翔」監修によるカップ麺です。4年連続4回目の登場となります。セブンで買うと後日「サッポロ一番」袋麺がもらえるクーポンが付いてくるキャンペーン実施中です。私はそうとは知らずに別のコンビニで買ってしまい、後で気づいて後悔しています。



「麺屋 翔」カップ麺は4年連続4回目の登場


麺屋 翔」は、東京西新宿にある塩ラーメンが人気のラーメン店です。鶏を使った塩ラーメンや鶏白湯が人気で、繊細な味が多くのファンを生み出しています。

カップ麺としても毎年発売されており、今年で4年連続4回目の登場となっています。新設校ながら甲子園の常連みたいな感じですね。いずれもタテ型カップの油揚げ麺商品で、今年もその形が踏襲されています。そろそろどんぶり型ノンフライ商品も食べてみたいところですが、発売してくれませんかね。下リンクは昨年2020年1月に発売された「サッポロ一番 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン」。例年より肉具材が30%アップした商品でしたが、もともとが少ないため、威力はそれほど大きくなかったです。



今年は丸鶏だし2倍!




昨年の肉素材30%アップから、今年は丸鶏だし2倍に変化しているとのことです。肉素材アップよりはかなり効果が期待できそうです。例年より鶏に特化した味になっていそうですね。鶏全開のスープに期待しましょう。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「仕上げの小袋」1袋。カップにはスープ粉末やかやくが入っていますが、かやくはそんなに入っていなそうです。

品名麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん
メーカーサンヨー食品
発売日2021年1月11日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表


1食92g(めん70g)あたり
エネルギー426kcal
∟めん・かやく∟339kcal
∟スープ∟87kcal
たん白質8.4g
脂質20.4g
炭水化物52.3g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟4.8g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.58mg
カルシウム216mg



昨年は肉素材30%アップ、今年は丸鶏だし2倍の商品ですが、両者の栄養成分を比較すると、総内容量や麺量、そしてカロリーはまったく同じで、他の数値も違いはありますがあまり大きな差ではありません。


スープ


スープは「チキンのうまみに魚介系のうまみを合わせ、鶏脂の風味をきかせたコクのある上品な味わいの塩味スープ」とのこと。

鶏ガラベースに鶏油など鶏の旨みを効かせた塩味のスープで、ほのかに魚介も感じられます。



丸鶏だし2倍と鶏油の強い塩味スープ


  • 丸鶏だし2倍の威力!
丸鶏だしが2倍になったという、鶏ガラベースの塩味スープです。例年のスープも鶏が主役で、鶏を中心に魚介をバランス良く効かせているのですが、今年のスープは2倍の通り鶏がかなり強くなっており、わかりやすく鶏の旨みが堪能できます。昨年の肉素材アップより効果絶大なのは間違いないです。いやーあまりに鶏すぎて鳴き出すどころか飛んでいきそうです。

  • 魚介だしは減退
わかりやすく鶏だしが強くなった一方で、昨年は幅を利かせていた魚介だしがあまり目立たなくなっており、これは魚介だし自体が物理的に減ったのか、丸鶏だしアップによる相対的な減なのかは判別つきませんでしたが、今年はほぼ鶏一辺倒になり、良くも悪くも繊細さがなくなって力強くなった感じがしました。好みは分かれると思いますが、私は今回の方がずっと好きです。



  • 鶏油は引き続き強い


スープ表面は、鶏油が主体の金色の油が浮いています。これは昨年も主役級でしたが、今年も引き続き強いです。丸鶏だしの強さに加え、鶏油の甘みやこってり感が、より鶏の威力を増幅させていました。例年よりいっそう「鶏だし塩らーめん」感が出ています。



麺は「表面につるみがあり張りのあるめんに仕上」げ、「適度なちぢれをつけることにより、スープがよく絡」むとのこと。

湯戻し時間3分の、縮れ強めの中細油揚げ麺です。



中細で縮れのついたソフト食感の油揚げ麺


中細で縮れの強くついた油揚げ麺です。表面につるみはありますが、ソフト食感で、低加水麺的な特徴を持った麺と言えるかと思います。昨年に比べるとちょっと弾力が増しているでしょうかね。多少食感に違いを感じたのですが、うまく表現できません。申し訳ありません。

お店の麺はストレート麺なのに対し、今回の麺は縮れており、見た目はあまり再現性が高いとは言えないように思います。昨年は多少油揚げ麺臭が前に出てくると感じましたが、今年は鶏がガツンと効いているためあまり目立たなくて良かったです。




具は「鶏肉そぼろ、メンマ、ねぎの組み合わせ」とのこと。

いずれも細かい鶏肉そぼろ、メンマ、ねぎの組み合わせです。



具のボリュームは物足りない


昨年は肉具材が30%アップしていましたが、今年は元に戻ったようです。定価税別220円の商品としては具のボリュームがなく物足りないです。サンヨー食品のタテ型はスープと麺が素晴らしい一方で、具がウィークポイントになることが多いように思います。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
例年より丸鶏だしが2倍入った商品でしたが、その通りわかりやすく鶏の旨みが強い一杯で、わかりやすくおいしかったです。鶏だしが増し、鶏油が引き続き強い一方で、魚介だしは目立たなくなっており、鶏が力強くなった反面、繊細さは後退したように思います。昨年と引き続き★4としましたが、鶏全開で昨年よりおいしかったです。

最近の鶏全開のカップ麺と言えばこれでしょう。エースコックの「MEGA鶏 濃厚鶏そば」。新年早々からかなりおいしかった!




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