このページでは、エースコックのカップ麺、「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」を食べてレビューしていきます。



「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」。2020年12月7日発売の「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品です。東京京橋に本店のある東京みそラーメンの人気店、「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」の看板メニュー、「特みそこってりらーめん」を再現したカップ麺となっています。



「ど・みそ」は東京京橋にある東京みそラーメンの人気店


「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」は、東京スタイルみそラーメンを標榜する人気ラーメン店です。札幌みそラーメンとはまた一味違う濃厚みそラーメンが人気で、お店の看板メニューは今回のカップ麺でも再現されている「特みそこってりらーめん」。競馬場グルメとしても人気で、中央競馬の東京競馬場と中山競馬場にもお店があります。

カップ麺としても「一度は食べたい名店の味」シリーズから何度もカップ麺化されており、タテ型カップでは「特みそこってりらーめん」が2018年12月に登場していました。

背脂20%増量の「ど・みそ」カップ麺 「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」

このページでは、エースコックのカップ麺、「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」(2018年版)を食べてレビューしていきます。「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」。2018年12月10日発売の、「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品です。過去数回発売さ...

ノンフライ麺を使用したどんぶり型カップで高価格の「一度は食べたい名店の味 PREMIUM」からも「ど・みそ」が出ていました。2018年2月発売の「一度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそこってりらーめん」。定価税別270円に十分見合う本格派でした。

エースコック 「一度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそこってりらーめん」

「一度は食べたい名店の味 PREMIUM」の第2弾商品今回のカップ麺は、エースコックの「一度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそこってりらーめん」。「ど・みそ」は東京京橋に本店のあるみそラーメンのお店で、「一度は食べたい名店の味」シリーズの新商品。すでにこのシリーズで何度かカップ麺化されていますが、「PREMIUM」を冠する高級カップ麺としては「つじ田」に続いて2つめとなります。ただ、1年半ほど前にファミマ...

「ど・みそ」のカップ麺はこの他にも「ピリ辛みそらーめん」や「味噌まぜそば」が再現されていました。



麺が10%増量!




今回の一杯の売りは、2019年12月発売時より麺量が10%増量されたというボリューム感です。2019年12月に発売されたのは「一度は食べたい名店の味 ど・みそ こってりビリ辛みそらーめん」という商品でしたが、当時の麺量70gから今回80gに変更になっています。80gというのはタテ型カップ麺の一般的な大盛サイズで、今回商品名では明言はされていないものの、大盛カップ麺という位置づけになります。



内容物、価格、購入額など




別添袋は1袋。カップにはもやしやコーンなどかやくが入っています。

品名一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん
メーカーエースコック
発売日2020年12月7日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(液体スープ)
定価税別220円
取得価格税別220円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食104g(めん80g)あたり
エネルギー445kcal
∟めん・かやく∟360kcal
∟スープ∟85kcal
たん白質10.4g
脂質17.6g
炭水化物61.2g
食塩相当量6.2g
∟めん・かやく∟1.6g
∟スープ∟4.6g
ビタミンB10.55mg
ビタミンB20.47mg
カルシウム303mg



麺量が10g増えたことを受け、過去のタテ型「特みそこってりらーめん」よりもカロリーが高くなっている一方、以前よりスープカロリーは小さくなっています。


スープ


スープは「複数種のみそをベースに、豆味噌の特徴を利かせた味噌スープ」で、「背脂の旨みにガーリックや花椒等の香辛料でアクセントを付ける事で、最後まで飽きの来ない味に仕上げ」たとのこと。

豚骨ベースにクセのある豆味噌の風味の強いみそ味スープで、ガーリックや花椒のアクセントが効いています。



濃厚みそにガーリックや花椒でアクセントを加えたスープ


  • 豆味噌のクセとパンチのあるみそ味
とんこつベースのみそ味スープです。豆味噌を使ったちょっと赤っぽい色味で、風味にも豆味噌特有のクセがあります。かなりパンチのある濃厚味噌味ですが、以前の「特濃こってりみそらーめん」のタテ型カップ麺に比べると、みそのパンチはそのままに、塩気がだいぶマイルドになっており、食べやすくなっていました。実際、食塩相当量もだいぶ減退しています。

  • ガーリックや花椒でアクセント
豆味噌の濃いみそ味が主役ですが、ガーリックや花椒の風味がアクセントとなり、スープの味を盛り上げています。ガーリックはみそラーメンには定番の組み合わせであり、当然の好相性ぶり。花椒はシビレこそほとんどないものの、香りの良さは目立っており、みそ味スープに深み、奥行きを加えていました。塩気が減退したことで、花椒の風味は以前より相対的に強くなったように感じました。



  • 背脂など油脂


スープ表面には油脂が浮いており、お店のラーメンの特徴である背脂も入っているとのことですが、これは以前に比べてだいぶ存在感がなくなっているように感じました。背脂の風味はほとんど伝わってこず、油によるこってり感もあまりありません。ど・みそといえばのうこうみそとこってり背脂の両輪というイメージですが、バランスとしてはみその濃さの方がずっと目立っていました。



麺は「しっかりとした噛みごたえのある角刃の太めん」で、「適度な味付けを施し、食べごたえのあるめんに仕上げ」たとのこと。

湯戻し時間5分の、太くて縮れのついた油揚げ麺です。



太くて縮れのついた油揚げ麺


太くて縮れの強い油揚げ麺です。やや幅広形状の角麺。以前から同じような形状の麺でしたが、以前よりも厚みが増した印象で、また弾力よりも歯切れの良さが重視されているような食感も以前とはちょっと違うような感じがしました。ひょっとしたら私が湯戻し時間間違っただけかもしれませんが。濃いスープに太い麺で、良好なバランスです。

お店の麺は浅草開化楼製の太縮れ麺で、今回の麺よりさらに太くてもちもちしており、今回の麺にはそこまでの迫力はありませんが、形状や縮れの度合いなど、雰囲気はとてもよく出ています。油揚げ麺としてはきちんとお店に寄せた麺だと感じました。麺量は80gで大盛サイズ。確かに食べ応えが増していました。




具は「彩りの良いコーン、ニラ、シャキシャキとした食感の良いもやし、風味の良い黒ごまを加えて仕上げ」たとのこと。

もやし、コーン、ニラの野菜類に、黒ごまの組み合わせです。



もやし、コーン、ニラ、黒ごまの組み合わせ


お店のラーメンにも入っている、もやし、コーン、ニラが入っています。特にもやしとコーンはきちんと量も入っていて、麺量増の余波によるコストカットの影響は受けていないように見えます。ただ、以前は入っていた肉そぼろがなくなってしまったのはその影響と思われます。正直、あまりおいしいとは言えない肉そぼろだったので、ほぼ影響はゼロと考えて良いかもしれません。

黒ごまが入っているのも大きな特徴で、白ごまとは違う独特な風味がスープにひとクセ加えていますが、これも以前に比べるとちょっと量が減ってしまっている印象でした。もうちょっと黒ごまの風味が欲しかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • エースコック 「一度は食べたい名店の味 ど・みそ 特みそこってりらーめん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
以前の「ど・みそ」タテ型カップ麺に比べると麺量が10g増え、食べ応えが増した一杯でした。麺量が増えた分、背脂の厚みがなくなり、また具の肉そぼろがなくなり、黒ごまが減っていましたが、濃いみそ味にガーリックや花椒でアクセントを加えたスープは引き続きおいしく、麺量増の余波まで考慮しても好意的に捉えて良いのではないかと感じました。

みそラーメンのカップ麺と言えば最近はこれ。生姜を効かせたパンチのあるスープが特徴の「カップヌードル 味噌」。




 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加