このページでは、日清食品のカップライス、「カップヌードル 謎肉牛丼」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル 謎肉牛丼」はどんな商品?


今回はカップライス、日清食品の「カップヌードル 謎肉牛丼」。2020年12月7日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。毎年恒例の「謎肉丼」ですが、今年は変化球、牛謎肉を使用した「謎肉牛丼」として登場しました。




毎年恒例「謎肉丼」今年は「謎肉牛丼」!


「謎肉丼」は、カップヌードルミュージアムで供されていたメニューをカップライスとして商品化し、2018年7月にオンライストア限定で登場。その後、一般発売され毎年この時期に発売される恒例商品です。カップヌードルの名物であるダイス肉「謎肉」を大量に入れたカップライスとなっています。

2018年7月発売の初代「謎肉丼」。ネットでしか買えなかったので、箱買いとなりました。配って有り難られました。

日清食品 「カップヌードル謎肉丼」

カップヌードルミュージアムのみで食べられる「謎肉丼」をカップめし化した通販限定商品今回は、日清食品の「カップヌードル謎肉丼」を食べます。2018年7月2日に日清食品グループ オンラインストア限定で発売された、「カップヌードル」シリーズの新商品です。1万食限定の販売で、7月2日発売当日の夜に売り切れてしまったようです。カップヌードルに入っているダイスミンチ、通称「謎肉」がたくさん入ったごはんで、カップヌ...

今年の「謎肉丼」は、変化球で勝負してきたようです。「謎肉牛丼」とのことで、いつもの豚肉ではなく、牛肉が用いられて牛丼味になっているとのこと。これはかなり変化を加えてきましたね!



今回は「牛謎肉」!!




「謎肉牛丼」に使われる謎肉は、いつもの豚肉主体のものではなく、牛肉を使った「牛謎肉」。これまでにも他商品で「牛ミンチ」の名で使われたことはありますが、かなり汎用性高そうですね。この商品に限らず、これからどんどん色んな商品に使われていきそう。

これまではリニューアルする度に肉量をどんどん増やすことで商品価値を高めていましたが、今回は完全に方向転換してきました。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「特製つゆ」の1袋。カップにはパフライスと牛謎肉などが入っていますが、いつもの謎肉丼より肉は少なそうです。

品名カップヌードル 謎肉牛丼
メーカー日清食品
発売日2020年12月7日(月)
麺種別ライス
かやく・スープ1袋(特製つゆ)
定価税別277円
取得価格税別248円(イオン)

栄養成分表


1食114g(ライス86g)あたり
エネルギー466kcal
たん白質10.1g
脂質11.1g
炭水化物81.3g
食塩相当量3.1g



牛を使用しているためか、いつもの謎肉丼より定価がちょっと高めです。なお、例年の謎肉丼より内容量が3g多いですが、おそらく、「特製つゆ」が入っているためだと思われます。


「牛謎肉」の数を数えてみました!




謎肉関連商品が出るたびにやっていますが、今回も謎肉の数を数えてみます。ふりふりすると謎肉が浮かんできます。ふりふりだけじゃなく箸を使ってサルベージしました。



大きい謎肉が30個以上、欠けがある分も含めるとすごい量でしたが、今年の「牛謎肉」は欠けのないものが17個、その他細かいものが入っていましたが、例年に比べて量はかなり少ないようです。以前までの量を追い求めた方向性から、完全に方向転換してきていることがわかります。

右下の欠けがある牛謎肉に中には、玉ねぎの欠片も混ざっています。写真撮った時には玉ねぎだとは思わず撮っていました。すいません。



つゆ


つゆは「タマネギの甘みが溶け込んだ甘辛なつゆ」で、「牛のうまみとだしをきかせたしょうゆベースの "特製つゆ"」が別添とのこと。

しょうゆ味の甘辛なつゆで、別添「特製つゆ」でしょうゆのコク、牛の旨み、玉ねぎの甘みがつけられています。



牛脂と玉ねぎを効かせた牛丼味のつゆ


  • しょうゆと玉ねぎの甘み
甘辛に味付けられたしょうゆ味のつゆです。牛の旨みや玉ねぎの甘みが加わることで、しっかり牛丼らしい味わいになっています。玉ねぎの効果絶大です。いつもの謎肉丼はペッパーしょうゆ味ですが、それとはまったく別物の味でした。この牛丼味はカップヌードルへの逆輸入もあるんじゃないですかね。

  • 特製つゆで牛脂や玉ねぎに立体感
別添「特製つゆ」は、基本的にはもともと入っている粉末の味を補強する存在で、特にしょうゆのコク、牛脂の風味、そして玉ねぎの甘みを加え、味に立体感を持たせています。しょうゆと牛脂の香りがとても良いです。また、ほのかに紅生姜の香りもする気がしましたが、商品説明には特に書かれておらず、ひょっとしたら私がいつも牛丼食べる時に紅生姜入れているので、口が自動的に本来ない紅生姜の味を認識してしまっただけかもしれません。



ライス


ライスは「熱湯5分の簡単調理でも湯戻りの良い、ふっくら食感のごはん」とのこと。

湯戻し時間5分の、パフライスです。



水分少なめの炊き込みごはんタイプ


同じカップヌードルのごはんでも、「ぶっこみ飯」が水分の多い雑炊タイプなのに対し、「謎肉丼」はこれまで通りに水分の少ない炊き込みごはんタイプです。そもそも、「ぶっこみ飯」は280~300mlほどのお湯を入れるのに対し、今回の謎肉丼は210mlとかなり少なくなっています。

なぜ「謎肉丼」だけ炊き込みごはんタイプなのか考えましたが、おそらくただお湯の量を減らすだけではうまくいかずに、謎肉が余計な水分を吸うことで、炊き込みごはん状態にしやすいのではないかと思います。ここまで自然なごはんの状態になるのは、カップライス同系商品だと日清食品のカップライス以外見たことがありません。




具は「牛謎肉 (味付牛ミンチ)、タマネギ、ネギ」とのこと。

香ばしさとコクが感じられるとんこつスープで、別添「特製ぶっこみ旨辛ラー油」によって紅生姜の風味や唐辛子の辛味を加えています。



牛謎肉、玉ねぎ、ネギの組み合わせ


主役の「牛謎肉」は、いつもの謎肉丼に比べると量は少ないですが、一般的に考えればかなりの量入っているとも言えます。謎肉らしいし得体の知れない味はしっかりありながら、牛の旨みもきちんと感じさせるもので、これはこれから色んな商品に応用されそうです。手始めにビーフカレーですかね。個人的にはいつもの謎肉より好きです。

飴色の玉ねぎは口に入れるとかなり甘みが強く、アクセントになっていました。量は多くありませんが、目立っています。ネギは細かい上に量も少なめでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル 謎肉牛丼」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
今年の謎肉丼は「謎肉牛丼」でしたが、謎肉の良さと牛丼の味をしっかり両立しており、非常に良くできた商品でした。牛脂の風味と玉ねぎの甘みで牛丼そのものです。ただ、いつも以上に高額な価格設定がネックで、できればもうちょっと安い方が良かったですかね。

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