このページでは、東洋水産のカップ麺、「緑のたぬき天そば」の新しくなった天ぷらを、旧天ぷらと食べ比べてレビューします。



「緑のたぬき天そば」の新しくなった天ぷらを新旧食べ比べ?


今回のカップ麺は、東洋水産「緑のたぬき天そば」の新しくなった天ぷらを、旧天ぷらと食べ比べます。緑のたぬきには東西バージョンなどいくつもバリエーションがありますが、今回食べるのはコンビニ限定の「緑のたぬき天そば ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)」。この商品の現商品と旧商品の天ぷらを食べ比べていきます。



40周年の「緑のたぬき」の天ぷらがリニューアル


今年40周年を迎えた「緑のたぬき」ですが、記念商品が発売されたのに続き、おなじみの天ぷらが10月にリニューアルされました。2020年8月に発売された40周年記念商品の「マルちゃん 緑のたぬき天そば 40周年記念商品 東」はこちら。小えび天が入っていました。

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新しい天ぷらは玉ねぎの旨みアップ


東西商品などレギュラーの「緑のたぬき」は、10月にリニューアルされ、天ぷらの玉ねぎの旨みがアップしたとのこと。そして今回のコンビニ限定バージョンも11月にリニューアルされ、天ぷらが新しくなりました。ノーマル天ぷらに比べて厚みがあるコンビニバージョンの天ぷらですが、玉ねぎが強くなってどう変化しているのか、食べるのが楽しみです。

ちなみに、玉ねぎの天ぷらを使った商品といえば、日清商品の「日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん」に入っている「鬼かき揚げ」が思い浮かびます。この玉ねぎは本当においしかった!鬼かき揚げをレビューしていないとご指摘くださり食べたのですが、ご指摘いただいた方には本当に感謝です。

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内容物、価格、購入額など




左が新バージョン右が旧バージョン。天ぷらの色味等がだいぶ異なりますが、別添袋や内容物などそれ以外はまったく同じにも見えます。



先入れの「粉末スープ」を麺の上に開けた状態。これも両者まったく同じに見えました。

品名緑のたぬき天そば ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)
メーカー東洋水産
発売日2020年11月2日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(粉末スープ+七味唐辛子)
定価税別193円
取得価格税別184円(セブン-イレブン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分新バージョン
105g(めん72g)
旧バージョン
105g(めん72g)
エネルギー501kcal515kcal
∟めん・かやく∟460kcal∟476kcal
∟スープ∟41kcal∟39kcal
たんぱく質11.2g11.6g
脂質25.8g28.2g
炭水化物55.9g53.7g
食塩相当量5.8g5.8g
∟めん・かやく∟2.3g∟2.0g
∟スープ∟3.5g∟3.8g
ビタミンB10.35mg0.39mg
ビタミンB20.28mg0.29mg
カルシウム147mg158mg

新旧で栄養成分にあまり大きな違いはなさそうですが、カロリーと脂質は新バージョンが微減となっています。内容量、麺量は両者同じです。

  • 原材料


新バージョンの原材料。



旧バージョンの原材料。

新旧まったく同じ原材料なっています。おそらく、「小えびてんぷら」が変更になった以外は変更点はないものと思われます。



新旧「緑のたぬき天そば」はどれだけ違う??


完成姿の比較




左が新バージョンで右が旧バージョン。こう見ると、つゆの色味(わかりづらいですが)、麺の太さや形状、七味唐辛子、かまぼこの枚数などなど、天ぷら以外にまったく変化がないのがよく分かります。ただ、変化がないことよりも、天ぷらの色味がかなり違っていることが目立ちます。新バージョンの赤が強い!



新バージョンはこんな感じ。以前はライバル日清食品の「どん兵衛天ぷらそば」の天ぷらに比べて色味が野暮ったい印象でしたが、今回のリニューアルでどん兵衛以上にパッションに爆発していました。



天ぷらの新旧比較


  • 湯戻し前の比較


油戻し前の天ぷら。新バージョンの左側が、赤いえび天がたくさん入っていることがわかります。一方、旧バージョンは野菜天がたくさん入っていますが、全体的に色味が地味ですね。



こう見ると、天ぷらの土台部分?は旧バージョンが分厚く、上にのっているものは新バージョンがたくさんで、結果両者同じくらいのボリュームになっていました。



  • 湯戻し後の実食比較


新バージョンの天ぷら。



旧バージョンの天ぷら。

見た目に大きな違いがあった新旧の天ぷらですが、食べてみると見た目以上に違いがあることがわかります。もちろん、野菜天が減って小えび天が増えたことによる変化も大きいのですが、パッケージにも書かれていたとおり、玉ねぎの旨みがアップすることで、まったく別物の天ぷらになっている印象でした。

玉ねぎの味に加え、玉ねぎの効果で天ぷらがだいぶ軽い食感で食べやすくなっていました、以前の天ぷらはどん兵衛のあとのせサクサクの天ぷらに比べると、正直味も食感も野暮ったさが否めなかったのですが、今回の玉ねぎアップバージョンだと、先入れなのに軽い食感が楽しめ、軽さと旨み両方が向上。格段においしくなっていました。

先ほども触れた「どん兵衛かき揚げうどん」の「鬼かき揚げ」は玉ねぎたっぷりで玉ねぎ主役の玉ねぎ尽くしの天ぷらだったのに対し、今回の天ぷらは玉ねぎが主役というわけではなく、普通の天ぷらの体裁は保ちながらも、玉ねぎの旨み甘みと軽さで下支えしている感じで、同じ玉ねぎを使った天ぷらでもだいぶ違っており、それぞれに良さがありました。


まとめ


天ぷらが新しくなった「緑のたぬき天そば」の新旧天ぷらを比較しましたが、明らかに、そして格段に天ぷらがおいしくなっていました。見た目には小えび天が増え、味は玉ねぎが増えたことにより、旨み、甘み、そして軽さが大幅に向上しており、まるで別物の天ぷらでした。以前ならどん兵衛の天ぷらの方がおいしいと思っていましたが、今回の変化でどん兵衛と戦えるようになったどころか、上を行ってしまったまであります。おそらく、日清も次の手を考えてくるのではないでしょうか。それも楽しみです。

油を使わないで揚げ物が作れるとか、ちょっと前だと考えられないような技術が登場していて、油断するとすぐ浦島オサーン状態です。さすがに天ぷらは無理でしょうが、フライドポテトとかなら作れるみたいです。欲しいです。




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