このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん でかまる ガーリック系じゃがバター味コーン塩ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん でかまる ガーリック系じゃがバター味コーン塩ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん でかまる ガーリック系じゃがバター味コーン塩ラーメン」。2020年11月16日発売の、「マルちゃん でかまる」シリーズの新商品です。毎年冬のこの時期恒例となっている「じゃがバターコーン塩ラーメン」が今年も登場です。



「でかまる」の毎年冬恒例カップ麺


「でかまる」は、東洋水産が誇る大盛カップ麺シリーズです。東洋水産の商品には、大盛カップ麺売上ナンバーワンとされる「ごつ盛り」シリーズがあり、これはオープンプライスの低価格帯の商品なのに対し、「でかまる」は定価200円程度で売られる上位バージョン。想定ライバルはエースコックの「スーパーカップ」シリーズと思われます。

「でかまる」シリーズと言えばレギュラー商品の「もやし味噌ラーメン」がよく知られていますが、毎年冬には「じゃがバター風味コーン塩ラーメン」が発売されており、今年も今回無事登場と相成りました。下のリンクは2019年11月発売の「マルちゃん でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」。

冬恒例カップ麺が今年も登場! 「マルちゃん でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」。2019年11月18日発売の、「マルちゃん でかまる」シリーズの新商品です。「でかまる」シリーズの毎年冬恒例...



今年は「ガーリック系」




今年は例年から味が変化しており、「ガーリック系」とのことです。結構やさしい味のスープが特徴なのですが、ガーリックが入ってどう変わるのでしょうか。さらに、いつもは「じゃがバター風味」なのですが、今回は「じゃがバター味」に変更になっています。本物のバターが使われているということなのでしょうか。楽しみです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は3袋。カップには皮付きポテトが入っています。まるでじゃがビーです。



先入れの「粉末スープ」と「かやく」をカップの上に開けた状態。コーンとフライドガーリックが入っていました。

品名マルちゃん でかまる ガーリック系じゃがバター味コーン塩ラーメン
メーカー東洋水産
発売日2020年11月16日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(粉末スープ・かやく・バター風キューブ)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食115g(めん90g)あたり
エネルギー522kcal
∟めん・かやく∟445kcal
∟スープ∟77kcal
たん白質9.7g
脂質24.4g
炭水化物66.0g
食塩相当量5.2g
∟めん・かやく∟1.4g
∟スープ∟3.8g
ビタミンB10.36mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム192mg



内容量、栄養成分は例年と大差ありませんが、食塩相当量がだいぶ低くなっていました。


スープ


スープは「ポーク・チキンの旨味をベースに、ガーリックを利かせ、野菜の旨味を加えたコクのある塩バター風味のスープ」で、「バター風キューブを別添」とのこと。

豚鶏ベースに野菜の旨みを加えた塩味のスープにガーリックを効かせ、別添「バター風キューブ」でバター風味を加えています。



ガーリックが加わったバター風味の塩味スープ


  • 豚鶏ベースの塩味白湯スープ
豚鶏ベースの塩味スープです。塩ラーメンと言えば澄んだ清湯スープが多いですが、このシリーズのスープは一貫して白湯スープとなっています。あっさりしていますが鶏ガラとか豚ガラ的な繊細な味ではなく、野菜の味が加わってちょっと洋風スープっぽい雰囲気があります。基本粉末スープなので、バター風キューブ以外の油脂はあまり入っていませんでした。



  • ガーリック風味


基本いつものスープなのですが、今回はガーリック風味が加わっています。とは言っても、最近流行りのニンニク強化系のスープのようなガツンとくるニンニクではなく、ほんのり香る程度です。ただ、例年なら香ばしさが感じられる粒ごまが、今回はガーリックが入っているからなのかあまり目立っておらず、ごまがあまり香らないという点では例年とはちょっと違う印象を受けました。

  • バター風キューブ


今回、商品名がいつもの「じゃがバター風味」ではなく「じゃがバター味」に変更になったので、「バター風キューブ」も「バターキューブ」に変更になったのか?と思いましたが、いつもどおりの「バター風キューブ」で、おそらく昨年と同じものが入っていました。

バターの香りだけではなく、多めに口に入れると甘みも感じられる素晴らしいキューブですが、個人的には、ガーリック風味との相性がイマイチで、お互いがせっかくの風味を消し合っているような印象を受けました。例年のスープの方がバターの風味をしっかり感じ取れるように思います。




麺は「スープのりが良く、なめらかな食感の、丸刃で切ったやや太めの油揚げ麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、縮れのついた中太油揚げ麺です。



中太で縮れのついた油揚げ麺を使用


中太で縮れのついた油揚げ麺です。商品説明には「丸刃で切った」と書かれていますが、どちらかというとやや幅広の角麺に見えます。でかまるが出るたびにいつも言っている気がしますが、以前はもっと本当に丸麺だったと記憶しています。ライバル「スーパーカップ」の特徴である噛み応えある麺とは異なる、「でかまる」ならではのちょっとふかふかした食感が特徴です。

ガーリックやバター風キューブが入って、スープの輪郭はしっかりあるので、太めの麺であってもバランスはきちんと取れています。縮れ麺でスープをよく拾うことも影響しているかと思います。麺量は90gで大盛サイズとなっており、ライバル「スーパーカップ」のうち「1.5倍」と同じ量となっています。




具は「ポテト、コーン、フライドガーリック、ねぎ、ごま」とのこと。

カップに予め入っている皮付きポテトに、「かやく」のコーンとフライドガーリック、「粉末スープ」のねぎと粒ごまの組み合わせです。



皮付きポテト、コーン、フライドガーリック、ねぎ、粒ごまの組み合わせ


この商品の大きな特徴である、皮付きポテトとコーンがしっかりたくさん入っていて、具はかなり充実しています。皮付きポテトはまるでじゃがビーのようで、スープに浸してちょっとサクサクが残るくらいで食べるのがおいしいです。もちろんしっかり浸してホロホロ食感になったポテトもおいしいです。皮もちょっとしたほろ苦さを感じられ、本当じゃがビーみたいです。

コーンもたくさん入っています。バター風キューブの甘みとコーンの甘みが共鳴してやさしい味ですが、ガーリックがちょっと異質な感じを受けます。フライドガーリックが口に入った時は、ちょっと強めにガーリック風味が感じられました。見た目、ちょっとベーコンっぽかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん でかまる ガーリック系じゃがバター味コーン塩ラーメン」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
毎年恒例の「でかまる」シリーズの「じゃがバター味コーン塩ラーメン」でしたが、今年は「ガーリック系」で例年とはちょっと違う味でした。いつものやさしい味の中に入るとちょっと異質なものに感じられ、個人的にはガーリックは要らないように感じました。皮付きポテトやコーンは今回もたっぷり入っており、特にポテトはとてもおいしかったです。来年はまろやか味の強化をお願いしたい。

ポテトのお菓子といえばポテチで、最近は私オサーン、湖池屋プライドポテトの神のり塩がお気に入りですが、よくよく考えると、今まで食べたことのあるポテトのお菓子で一番おいしかったのってこれじゃないかなと思うことがあります。東豊製菓の「ポテトフライ フライドチキン」。子供の頃食べた記憶がなく大人になってから食べたのですが、妙な油っぽさがくせになります。ネットだと堂々箱買いできるんですよね。




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