このページでは、ヤマダイのカップ麺、「名代富士そば 紅生姜天そば」を食べてレビューしていきます。



「名代富士そば 紅生姜天そば」はどんな商品?


今回のカップ麺は、ヤマダイの「名代富士そば 紅生姜天そば」。2020年11月9日発売の新商品です。東京を中心に南関東に1都3県に店舗展開する立ち食いそばチェーン、「名代富士そば」の人気メニュー「紅生姜天そば」のを再現したカップ麺です。昨年も発売されて大好評だった「富士そば」カップ麺が今年も登場です。



関東立ち食いそばの雄「富士そば」


「名代富士そば」は、東京を中心に1都3県で展開する立ち食いそばの人気チェーン店。東京都内ならどこの駅前にもある勢いの、東京の人なら誰もが知るお店です。関東風のしょうゆの濃いつゆに、業界に先駆けて導入された生そばを合わせ、東日本の駅そばの最大公約数的な、鉄板の味となっています。そば食っときゃ間違いないのですが、実はカレーライスやカツ丼もかなりおいしいのでおすすめです。

昨年10月に「ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば」が発売され、富士そばそのものの味に驚愕しました。紅生姜天はお店で食べたことありませんでしたが、これもとてもおいしかったです。

ついに「富士そば」のカップ麺誕生!「ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば」を実食レビュー

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今年も「紅生姜天そば」を再現




昨年、真っ赤でラフレシアのような大きい紅生姜天で私たちの度肝を抜きましたが、今年も昨年と同じく「紅生姜天そば」。昨年と違いはあるのでしょうか。

食べ出したら止まらなくなる紅生姜揚げのお菓子。



内容物、価格、購入額など




別添袋は3袋。赤い天ぷらが異様な姿です。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。ねぎやわかめが入っています。

品名名代富士そば 紅生姜天そば
メーカーヤマダイ
発売日2020年11月9日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(後入れ液体スープ・かやく・かき揚げ天ぷら)
定価税別240円
取得価格税込246円(イトーヨーカドー)

栄養成分表、原材料


1食124g(めん60g)あたり
エネルギー446kcal
たん白質12.8g
脂質14.5g
炭水化物66.1g
食塩相当量7.9g
∟めん・かやく∟2.5g
∟スープ∟5.4g



栄養成分の数値は昨年とほとん違いませんが、内容量や原材料に多少の違いが見られます。おそらくほんの少しは手が入っているものと思われます。



食塩相当量が7.9gと高い数値ですが、スープは飲まないことが推奨されています。


つゆ


つゆは「本醸造濃口醤油を使用し、鰹節の強い旨味・香り高い燻香と、宗田鰹節のコクのある濃厚な旨味を加え、昆布の旨味で味全体を底上げしたそばつゆ」で、「アクセントに唐辛子を加えピリッとした辛味で味を引き締め、店舗の味をイメージしたつゆに仕上げ」たとのこと。

かつお節や昆布を効かせた濃口しょうゆの強いつゆで、唐辛子でピリ辛に仕上げられています。



濃いしょうゆとピリ辛唐辛子のそばつゆ


  • 濃いしょうゆとかつお節
かつお節の風味が感じられる、濃口しょうゆのつゆです。とにかくしょうゆが濃く、塩気も香りも最大級です。しょうゆガツン、かつおガツン。強いしょうゆ味と真っ黒な色味は、まさに関東風のつゆと言え、東日本の人にとっては心の味、西日本の方にとっては食べ慣れない味かもしれません。

  • お店の味を忠実に再現
実際の富士そばのつゆはまさにこんな味で、お店のつゆの味を忠実に再現しています。昔よく食べた味に目頭が熱くなりました。このつゆを味わうと、お店で流れていた演歌が頭の中に流れてくるくらいです。カップそばを食べていて、しょうゆの味が物足りないと感じていたそこのあなた!ここにあなたの望む味があります。



  • 唐辛子のピリ辛


色味的にはただ真っ黒いだけですが、唐辛子で結構辛いです。ピリ辛くらいあります。卓上の一味を入れようとしたらちょっと多めに入ってしまって焦る感じ。昨年も辛かった記憶はありますが、今年の方がさらに辛くなっている印象でした。辛味がしょうゆ味にさらにキレを生み出していました。

ただ、おそらくなくても何ら問題なくおいしいと思うので、唐辛子は別添にする方が食べる人を選ばなくて本当は良いのではないかと思います。


麺は「挽きたてのそば粉を使用した、しなやかで口当たりの良い、当社独自製法のノンフライそば」とのこと。

湯戻し時間5分の、中細でストレート形状のノンフライ麺のお蕎麦です。



コシと香りの強いノンフライ麺のお蕎麦


中細でストレート形状のノンフライ麺のお蕎麦です。そばとしてはコシが強く、油揚げ麺のおそばでは得難い食感となっています。おそばですが、コシや弾力はいつもの「凄麺」シリーズらしさを感じるところとなっていました。いつものような麺表面のつるみはなく、すすった時にお蕎麦らしい引っかかりがありました。かなり本格的な麺だと感じました

色味はそれほど濃くありませんが、蕎麦の香りはしっかり強く感じられます。今回つゆがとても濃い中でも香りが感じられるのはとても良かったです。お店でも濃いつゆの中でお蕎麦の香りが感じられるのはお見事です。濃いつゆではあるものの、雑味がないことが、麺の香りを際立たせている要因かもしれません。




具は「紅生姜かき揚げ天ぷら、ねぎ、わかめ」とのこと。

大きな紅生姜天ぷらと、ねぎとわかめの組み合わせです。

紅生姜かき揚げ天ぷら




かなり大きな天ぷらです。後入れタイプで、つゆに浸してもサクサク食感を楽しめます。真っ赤な色味ほどではないものの、紅生姜の香りが強く感じられ、これだけ強いと本来なら味全体を支配してしまいそうな勢いですが、今回は濃いつゆと合わせているためきちんと制御できており、濃いつゆの中で程よく主張する感じに留まっていました。存在感は抜群です。

ねぎとわかめ




他にはねぎとわかめが入っています。ねぎはそれなりに入っていて、わかめは最初少ないのかなと思いましたが、湯戻しで大きくなり、結構目立つ存在になりました。きっちりと紅生姜天の脇を固めていました。


オススメ度(標準は3です)


  • ヤマダイ 「名代富士そば 紅生姜天そば」
★★★★★★★☆☆☆(7)
「富士そば」の味を再現した一杯でしたが、つゆの濃さ、しょうゆの香り方はお店にとても近いものがありました。典型的な関東風のつゆという感じです。この濃いつゆに負けない、「凄麺」らしいコシの強さと香りを持つノンフライ麺のお蕎麦との組み合わせも良好。真っ赤で大きな紅生姜天も目立った存在でおいしかったです。昨年発売時と大きな違いはなさそうですが、昨年★6をつけた後にもっと高評価すればと後悔したので、今年は★ひとつアップしました。

カップ麺で天ぷらそばといえばこれでしょうか。「日清のどん兵衛 天ぷらそば」。




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