このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 超中盛やきそば」と「ペヤング 超大盛やきそば」を比較していきます。



「ペヤング 超中盛やきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 超中盛やきそば」。2020年10月5日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの商品です。「超中盛」なんていう、普通よりも多そうではあっても、すごく多いのかそうでもないのか意味不明な言葉が商品名になった、ある意味ペヤングらしい商品となっています。



混迷??を極めるペヤングのサイズラインナップ


「ペヤング 超中盛やきそば」は、ペヤングシリーズに新たに登場した新サイズのカップ焼そばです。今のところ地域限定発売、そしてCGCグループ限定発売とのこと。「ペヤングやきそば」シリーズは様々なサイズの商品が発売されており、以下のようなサイズラインナップとなっています。

ペヨング80g
ペヤング90g
(大盛)←現在は終了130g
超中盛←NEW160g
超大盛180g
超超超大盛
GIGAMAX
330g
超超超超超超大盛
ペタマックス←NEXT
660g

今回の「超中盛」は麺量が160gとなっています。以前はあった大盛サイズの130gは現在ラインナップされておらず、180gの「超大盛」があるにも関わらず、それと麺量の近い超中盛の登場。1人前としては適さない330gの「超超超大盛GIGAMAX」がありながら、来週いよいよ660gの「超超超超超超大盛ペタマックス」まで登場させてしまいます。



麺量180gの「超大盛」がありながら160gの「超中盛」を登場させたのがサイズラインナップ的には本当意味不明で、同じようなサイズの商品、実際同じ大きさの容器を使用している2つの商品が共存できるとはとても思えません。「超大盛」がなければ存在し得ない「超中盛」という言葉を使っていることから、「超中盛」の登場によって「超大盛」が廃止になるということはまず考えられません。

あるとすれば、「超大盛」が麺量180gから200g超にボリュームアップさせることで、「超中盛」と「GIGAMAX」のちょうどよい中間に入り込むことでしょうが、たぶんそんなことにはならず、特に考えなく「超中盛」という言葉が面白いという理由だけで作られていて、「超中盛」はいずれ消えるというのが私オサーンの本命予想です。私達が「超大盛」ってなんやねん!と思った時点でペヤングさんの勝利という商品ではないでしょうか。

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内容物、価格、購入額など




左が「超中盛」、右が「超大盛」の麺。どちらもブロックが2つ入っていますが、「超中盛」が薄く平べったい塊なのに対し、「超大盛」は厚みがあってズングリしています。「超中盛」の麺はふわっと固められているように見えました。麺の形状はなんとなく「超中盛」の方が細く見えますが、誤差の範囲にも見えました。



左が「超中盛」、右が「超大盛」の別添袋。構成は両者まったく同じで、上から「かやく」、「ソース」、そして「スパイス+ふりかけ」。

「かやく」については、個体差こそありますが、基本的にどちらもまったく同じものなのではないかと思われます。だとすると、麺量に比して具が多いのは「超中盛」ということになります。



ソースは別の袋が用いられていて、右の「超大盛」の方が若干たくさん入っているように見えました。それほど大きな差ではありません。

ソースは両者デザインの違う袋が用いられていて、右の「超大盛」の方が若干たくさん入っているように見えました。それほど大きな差ではありません。

「スパイス+ふりかけ」については、スパイスは両者同じ量に見えました。一方、ふりかけは「超大盛」が多く、今回の内容物の中で最もわかりやすい違いが見られました。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。キャベツの色が違うように見えますが、私の手に入れた個体が「超大盛」の製造年月日が「超中盛」より古く、ちょっと酸化が進んだためと思われます。

品名ペヤング 超中盛やきそば
ペヤング 超大盛やきそば
メーカーまるか食品
発売日超中盛:2020年10月5日(月)
超大盛:2004年8月27日(金)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(ソース・かやく・ふりかけ)
定価超中盛:不明
超大盛:税別230円
取得価格超中盛:税別195円(スーパー)
超大盛:税別218円(スーパー)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分超中盛やきそば
212g(めん160g)
超大盛やきそば
237g(めん180g)
エネルギー996kcal1081kcal
たんぱく質15.7g19.0g
脂質52.8g54.3g
炭水化物114.5g129.1g
食塩相当量5.8g6.6g

麺量の差は20gで、全体量の差は25g。麺以外の5g増分はソースやふりかけなどのものと思われます。概ね内容量通りに栄養成分の数値にも違いがありますが、食塩相当量がの差が大きく、内容量の割に「超中盛」の食塩相当量が低めでした。

あと、この数字を見てて思ったのですが、両者の間には1000kcalの壁がありますね。「超中盛」は一応1000kcal以下で楽しめるカップ焼そばということで、罪悪感が芽生えにくいという点で存在価値があるのかもしれません。とは言っても996kcalでほぼ1000kcalではあるんですけどね。

  • 原材料


上が「超中盛」で下が「超大盛」の原材料。麺やかやくの並びはまったく同じですが、「添付調味料」や、その他の部分で両者には多少の違いがありました。「超大盛」はノーマルペヤングとまったく同じです。ちなみに「GIGAMAX」も今回のどちらもとも違いがあります。食べてみて味の違いは私にはわからなかったんですけどね。今回の2品は果たしてどうでしょうか。



「超中盛」と「超大盛」のソース・麺の違いは?




左が「超中盛」、右が「超大盛」の完成後。予想通りですが、ビジュアル的には本当大きな違いは見出だせません。なんで両方ラインナップされているのか不思議に感じるレベルです。

ソース


ソースは、原材料を見ると両者に多少の違いがあり、「超大盛」はノーマルペヤングと共通、「超中盛」は新ソースでしたが、食べた感じは私には違いが見出だせませんでした。どう食べ比べても同じ味にしか感じませんでした。

一緒に食べて比べてみても違いがわからないくらいなので、別々に食べた場合、違いを見出すことは海原雄山でも難しいのではないかと思います。違い云々の以前にいろいろ難癖つけてきそうですけどね。


量が20g違う両者の麺。正直、食べる前はこんな量は誤差だろうと思っていましたが、実際目の前にすると結構ボリュームに違いがありました。両方の商品を同時に売る意味は引き続き理解できませんが、両者並べてみるとボリュームに違いがあるのは確かです。個人的に160gだとすんなりお腹に入る、180gだと後半バテてくるという違いがある感じがしました。あくまで私のお腹のキャパの問題ですが。

そして、麺の形状にも地がいがあるように見えました。とは言っても誤差の範囲なんですが、「超中盛」の方がやや細めに映りました。麺成形時に「超中盛」の方がふわっと固められているのですが、その成形製法上の影響かもしれません。原材料には両者に違いはなさそうで、意図的に違いを作っているわけではないように思います。いや実はペヤングさんの細かいこだわりなのかもしれません。そうだったとしたら申し訳ありません。



「超中盛」と「超大盛」の具の違いは?




左が「超中盛」で右が「超大盛」。具はどちらもキャベツと挽肉。右の「超大盛」の方が色がくすんで見えますが、酸化が進んでいるだけで、基本的に両者に違いはないように思います。写真だと若干、左の「超中盛」が多く見えなくもないですが、実際見ると誤差の範囲と思われます。

「超中盛」と「超大盛」のスパイスとふりかけの違いは?




最後にスパイスとふりかけ。先ほども書いたとおり、スパイスの量に違いはないと思います。どちらも麺量に比して少ない気がするので、もうちょっと量が欲しいですね。

ふりかけも麺量に比してちょっと少ない気がしますが、「超大盛」に比べると「超中盛」は量が少ないようです。麺量とともに、今回の2品の違いでわかりやすい部分でした。


まとめ


  • まるか食品 「ペヤング 超中盛やきそば」
今のところCGCグループ限定の「ペヤング 超中盛やきそば」を、「超大盛」と比較しました。「超大盛」が存在している状態で、「超中盛」を敢えて出すほどの存在意義はないように感じましたが、麺量20gの違いはそれなりのボリュームの差として現れてはいました。存在意義があるとすれば、超大盛が1000kcal超えなのに対し、「超中盛」は996kcalとギリギリ4桁には乗っていないため、ギリギリの罪悪感回避にはつながる可能性はありそうです。

ついに来週、「ペタマックス」が発売されますが、現チャンピオンの「GIGAMAX」も330gでノーマルペヤング4個弱の麺量という常識を逸した商品です。今回紹介した2つの商品を合わせて同じくらいの麺量になりますね。ちなみに今回は「超中盛」を全部食べ、返す刀で「超大盛」を食べて半分くらいで力尽きました。残った「超大盛」半分は保存した後、冷やしペヤングとしておいしくいただきました。




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