このページでは、ファミリーマートコレクションのカップ麺、「豚骨醤油ラーメン」と「鶏白湯ラーメン」を食べてレビューしていきます。
ファミコレの「豚骨醤油ラーメン」と「鶏白湯ラーメン」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、ファミリーマートコレクションの「豚骨醤油ラーメン」と「鶏白湯ラーメン」。製造はどちらも東洋水産系のユタカフーズ。2020年10月27日発売の新商品です。ファミマのプライベートブランド、「ファミリーマートコレクション」によるどんぶり型ノンフライ麺商品となっています。

ファミコレどんぶり型カップ麺の新商品
「ファミリーマートコレクション」は、ファミリーマートで売られているプライベートブランドです。多種多様な商品を取り揃える中で、最近はカップ麺の充実も急で、タテ型とどんぶり型双方で多くの種類の商品売り出しています。基本的にはタテ型は油揚げ麺で日清食品が製造を担当、どんぶり型は一部を除きノンフライ麺で製造は東洋水産系のメーカーが担当するといった形となっています。
ライバルのローソンセレクトは今のところタテ型のみですが、ファミマと同じく日清食品が製造を担当しています。セブンプレミアムはタテ型どんぶり型どちらも色々なメーカーが製造しています。
ファミコレのどんぶり型ノンフライ麺商品は、ここ1年位で急激に充実してきており、多くの商品が登場しています。その口火を切ったのは、2019年10月に発売された「醤油とんこつラーメン」と「札幌味噌ラーメン」でした。どちらも価格の割にかなりおいしくて、東洋水産の「麺づくり」シリーズと共通項が多く、コンビニで手軽に買える「麺づくり」として重宝する商品でした。
ファミリーマートコレクションの「醤油とんこつラーメン」と「札幌味噌ラーメン」 食べてみた!
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内容物、価格、購入額など

左が「豚骨醤油」で右が「鶏白湯」。どちらも別添袋は3袋です。

どちらも先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。鶏白湯のかやくはちょっとみそラーメンっぽいです。どちらも本家「麺づくり」シリーズと同じくらいのボリュームですが、どちらも「麺づくり」でまったく同じ組み合わせのものはないと思われます。
品名 | 豚骨醤油ラーメン 鶏白湯ラーメン |
---|---|
メーカー | ファミリーマートコレクション(ユタカフーズ) |
発売日 | 2020年10月27日(火) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく) |
定価 | 税込178円 |
取得価格 | 税込178円(ファミリーマート) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | 豚骨醤油ラーメン 102g(めん65g) | 鶏白湯ラーメン 100g(めん65g) |
---|---|---|
エネルギー | 354kcal | 343kcal |
∟めん・かやく | ∟275kcal | ∟253kcal |
∟スープ | ∟79kcal | ∟90kcal |
たんぱく質 | 10.4g | 9.5g |
脂質 | 9.8g | 8.8g |
炭水化物 | 57.2g | 57.9g |
∟糖質 | ∟54.9g | ∟55.2g |
∟食物繊維 | ∟2.3g | ∟2.7g |
食塩相当量 | 5.9g | 5.6g |
∟めん・かやく | ∟2.1g | ∟2.3g |
∟スープ | ∟3.8g | ∟3.3g |
ビタミンB1 | 0.24mg | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.26mg | 0.29mg |
カルシウム | 155mg | 199mg |
どちらも「麺づくり」シリーズと同じ麺量65g。「麺づくり」としてはスープのカロリーが高く、「豚骨醤油」は麺づくりの「醤油とんこつ」よりもカロリーや脂質が高い数値となっています。リニューアル前のファミコレ「醤油とんこつ」とはそれほど数値に大きな違いはありません。
- 原材料

上が「豚骨醤油」で下が「鶏白湯」。どちらも「添付調味料」の上位にそれぞれ「ポークエキス」と「チキンエキス」が入っており、豚骨醤油として、鶏白湯として、濃厚な味が期待できそうです。
ファミリーマートコレクション 「豚骨醤油ラーメン」

まずは「豚骨醤油ラーメン」から食べていきます。こちらはファミコレに以前あった「醤油とんこつラーメン」のリニューアル扱いで、商品名がテレコで変化しています。確か以前の東洋水産の定義では「醤油とんこつ」と「豚骨醤油」は意味が違い、醤油とんこつはとんこつスープ主体、豚骨醤油はしょうゆ味主体だったはずです。今回醤油とんこつから豚骨醤油に変更になっており、その定義どおりに味が変化しているのかも注目したいところ。

「スープの濃厚感」にさらにこだわりリニューアルしました。肉感のあるポークエキスをベースに醤油を濃いめに加え、アクセントにガーリック・黒コショウをきかせた濃厚感のあるスープが特徴です。
スープは、とんこつの太いしょうゆ味で、豚脂の旨みが強く感じられます。系統的には以前の「醤油とんこつ」と同じでとんこつや豚脂が主体ですが、しょうゆが薄いわけではなく、あっさり系の多い「麺づくり」よりもパンチのある味に仕上がっています。「醤油とんこつ」の時よりも豚脂のコクが深くなったと感じられ、東洋水産の定義で言えば引き続き「醤油とんこつ」的な味に見えました。
麺は中太で縮れのついたノンフライ麺。角麺形状で、麺づくりの「醤油とんこつ」ではなく、「合わせ味噌」と同じ麺かと思われます。太めの麺ですが、スープがかなり力強いため、麺とスープはしっかりバランスが取れていました。多加水麺食感ですが、ブリブリの高弾力という感じの麺ではなく、自然な食感です。
具は1枚チャーシューとチンゲン菜。チャーシューは麺づくりのいくつかの種類でも使われている小さめのもの。チンゲン菜は麺づくりの「鶏ガラ醤油」にも入っていますね。あまりたくさん入っているわけではありませんが、180円弱の価格設定と考えれば十分でしょう。以前の「醤油とんこつ」ではチャーシュー、ねぎ、メンマだったので、ちょっと変化を加えていました。
ファミリーマートコレクション 「鶏白湯ラーメン」

続いて「鶏白湯ラーメン」。鶏白湯はファミコレどんぶり型としては初登場。「麺づくり」では何度か期間限定品で登場していますが、レギュラー商品はありません。最近、「麺づくり」シリーズは何を食べてもおいしいので、鶏白湯も楽しみです

スタンダードなフレーバーとして認知度が上がっている「鶏白湯ラーメン」が新たにラインナップしました。チキンエキスをベースにポークエキスとガーリックで味を整えた濃厚感のある鶏白湯スープが特徴です。
乳白色でとろみのしっかりついた鶏白湯スープです。見た目ポタージュのようで濃厚感たっぷりですが、食べても鶏の旨みが強く感じられ、鶏全開です。いやおいしいことは期待してたけど、これは期待以上のおいしさ。原材料を見ると入っていないのですが、鶏脂の甘み、風味も感じられ、思いのほか本格的な鶏白湯スープでした。これがコンビニで180円弱で買えてしまうのは驚きというレベルの味でした。
麺は中太で縮れのついたノンフライ麺。先ほどの「豚骨醤油ラーメン」と同じ麺だと思われます。太めの麺ですが、スープにとろみがあるのでよく絡んで一体感があり、加えてスープがかなり濃厚なことから、麺とスープのバランスはとても良く取れています。この麺でベストマッチ。
具は鶏挽肉、メンマ、ねぎの組み合わせ。目立つ大物の具はないので、先ほどの「豚骨醤油」に比べると多少見劣りしているように感じました。高額商品ではないので、多くを期待しなければ問題ないでしょう。
オススメ度(標準は3です)
- ファミリーマートコレクション 「豚骨醤油ラーメン」
- ファミリーマートコレクション 「鶏白湯ラーメン」
いやーどちらも想像以上においしかったです。「豚骨醤油ラーメン」は以前の「醤油とんこつラーメン」からのリニューアルでしたが、基本同じ系統の味を継承しつつ、より豚脂がくっきり浮かび上がり変化が見られました、「鶏白湯ラーメン」は鶏の旨み全開で、びっくりするほどおいしかったです。これはどちらも間違いなく買いです。
東洋水産の鶏白湯といえば最近だとこちら。「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」。鶏白湯では珍しい汁なし麺でした。