このページでは、ローソン限定発売、明星食品のカップ麺、「六厘舎監修 濃厚中華そば」を食べてレビューしていきます。
「六厘舎監修 濃厚中華そば」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、ローソン限定商品、明星食品の「六厘舎監修 濃厚中華そば」。2020年10月27日発売の新商品です。つけ麺の名店「六厘舎」監修による、スープのあるカップ麺となっています。

つけ麺ブームの牽引役「六厘舎」
「六厘舎」は、2000年代中頃のつけ麺ブームを牽引し、つけ麺文化を根付かせた立役者のひとつとして知られる名店。長蛇の列ができる事で知られた「六厘舎」発祥の大崎本店は現在は休業扱いですが、それとは別に大崎に店舗を構え、他に東京駅やスタイツリータウン、羽田空港にも展開しています。また、まぜそばの「ジャンクガレッジ」や東京タンメンの「トナリ」なども六厘舎系列のお店として知られています。
「六厘舎」のカップ麺は以前だと日清食品から、最近は明星食品&ローソンから発売されており、今回と同じタテ型カップ麺やソース焼そばが登場していました。六厘舎の看板商品であるつけ麺は今のところ発売されていません。下のリンクは2018年10月発売の、2018年10月に発売された先代のタテ型カップ麺、「六厘舎 濃厚中華そば 背脂とんこつ醤油」。
ローソン先行発売の「六厘舎 濃厚中華そば 背脂とんこつ醤油」を食べてみました!
つけ麺の名店「六厘舎」のメニュー「中華そば」を再現したカップ麺今回のカップ麺は、明星食品の「六厘舎 濃厚中華そば 背脂とんこつ醤油」。2018年10月16日にローソンで先行発売された商品です。東京駅の東京ラーメンストリート内にあるつけ麺の名店「六厘舎」の味を再現したカップ麺です。「六厘舎」は、つけ麺の代名詞的なお店のひとつとされ、以前は大崎のお店に大行列ができることが大きな話題を呼びました。当時の大崎...
油揚げ麺からノンフライ麺に変更

今回の商品の大きな特徴は、油揚げ麺が使用されていたのが今回からノンフライ麺に変更になったことです。単に麺が代わるのみならず、ノンフライ麺になることで、スープの味に及ぼす影響も大きそうです。さらに、パッケージに「魚介香る」という文が加わり、前回ではなかった魚介が加わった模様です。魚介が入っている看板のつけ麺の味に近づいたということかもしれませんね。果たしてどんな一杯なのでしょうか。
こちらも「豚骨醤油」味のスープ。「日清麺NIPPON 和歌山特濃豚骨しょうゆ」。
内容物、価格、購入額など

別添袋は「特製スープ」1袋。カップにはかやくが入っていますが、背脂加工品の粒も確認できます。
品名 | 六厘舎監修 濃厚中華そば |
---|---|
メーカー | 明星食品(ローソン限定) |
発売日 | 2020年10月27日(火) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 1袋(特製スープ) |
定価 | 税込228円 |
取得価格 | 税込228円(ローソン) |
栄養成分表、原材料
1食100g(めん70g)あたり
エネルギー | 407kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟313kcal |
∟スープ | ∟94kcal |
たん白質 | 10.0g |
脂質 | 12.5g |
炭水化物 | 63.7g |
食塩相当量 | 5.0g |
∟めん・かやく | ∟1.9g |
∟スープ | ∟3.1g |
ビタミンB1 | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
カルシウム | 280mg |

前回の油揚げ麺使用時と比較すると、麺量は10g減っていますが、カロリーも100kcal近く減少しており、脂質も10g程度減少。数値上はかなりヘルシーになっていました。
スープ
スープは「魚介をきかせた濃厚な豚骨醤油スープが特長」とのこと。
豚脂を浮かせて濃厚こってりなとんこつしょうゆ味のスープです。

濃厚とんこつしょうゆとヘビー級の豚脂・背脂の重厚スープ
- 濃厚なとんこつしょうゆ味
- 魚介は・・・
- 別添「後入れ液体スープ」の背脂

スープ表面には、豚脂の層と具の背脂が浮いています。スープの味をこってりにし、ヘビー級なものにしていました。今回から商品名が「背脂とんこつ醤油」から「濃厚中華そば」に変わりましたが、これまでと同じく背脂がしっかりたくさん入っているので、以前と同じような感じで食べられる味なのではないかと思います。濃いとんこつしょうゆとヘビー級な豚脂と背脂で、かなり重厚なスープでした。
麺
麺は「モチモチ感のあるノンフライ麺」とのこと。
湯戻し時間5分の、太くて縮れの強いノンフライ麺です。

ノンフライ麺に変更になった太縮れ麺を使用
太くて縮れのついたノンフライ麺です。油揚げ麺からノンフライ麺に変更になったのが今回の商品の最大の変更点で、以前の麺よりひとまわり太くなり、弾力が格段に増しました。これはかなり大きな変化でした。ただ、油揚げ麺の時も濃いスープに合わせていたので、もともと油揚げ麺臭はそれほど目立っておらず、ノンフライ麺変更以前からスープの味を阻害しているわけではなかったです。
濃いスープに太い麺の組み合わせで、両者のバランスはしっかり取れています。以前の組み合わせだとスープがやや勝っていましたが、今回は麺の弾力が増したことで、以前よりもさらにバランスが取れていると感じました。
具
具は、チャーシュー、背脂加工品、メンマ、ねぎの組み合わせです。

チャーシューチップ、背脂加工品、メンマ、ねぎの組み合わせ
チャーシューチップ、背脂、メンマ、ねぎの組み合わせは前回発売時と同じ構成で、量にもそれほど変化はなさそうです。スープのところで触れた背脂を除くと特に特徴的な具はありませんが、どれもそれなりに量入っていて、まずまずのボリュームはありました。
具の構成はお店の中華そばとほぼ同じで、お店だとこれにのりが1枚加わるくらいで、もちろんチャーシューの大きさや他の具の量は違うものの、組み合わせはきちんと再現できていました。
オススメ度(標準は3です)
- ローソン限定 「六厘舎監修 濃厚中華そば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
ノンフライ麺に変更になったローソンの「六厘舎」カップ麺を食べてきました。ノンフライ麺になったことで弾力が増し、スープとの相性が良くなっていました。スープは相変わらずの濃厚とんこつしょうゆで、以前と大きな違いはないと感じました。魚介と書かれていますが、魚介はあまり感じません。背脂や豚脂の威力が絶大のヘビー級な一杯でした。
ノンフライ麺に変更になったローソンの「六厘舎」カップ麺を食べてきました。ノンフライ麺になったことで弾力が増し、スープとの相性が良くなっていました。スープは相変わらずの濃厚とんこつしょうゆで、以前と大きな違いはないと感じました。魚介と書かれていますが、魚介はあまり感じません。背脂や豚脂の威力が絶大のヘビー級な一杯でした。
とんこつしょうゆカップ麺でコスパを目指すならこれでしょうか。東洋水産の「マルちゃん ごつ盛り 豚骨醤油ラーメン」。多くを求めなければ安さが効いてきます。もっと価格帯が上の大盛カップ麺である「でかまる」や「スーパーカップ」と比べて、価格さほどの質の差はないように感じていますがどうでしょうか。
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