このページでは、ファミリーマートのお弁当コーナに並んでいるレンジチルド麺、「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」を食べてレビューしていきます。



「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」はどんな商品?


今回食べるのは、ファミリーマートのお弁当コーナーに並んでいるレンジチルド麺、「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」。2020年10月27日発売の新商品です。東京駒場の二郎インスパイアの人気店、「千里眼」監修によるレンジ麺商品となっています。ついに有力な二郎インスパイア店がファミマ陣営に加わりました。



「千里眼」は東京駒場の有力二郎インスパイア店


「千里眼」は、東京駒場にある二郎インスパイアの人気店。二郎インスパイア店の中では知名度ナンバーワンの座に限りなく近い存在の一つではないかと思います。豪快な盛り、夏の風物詩「冷やし中華」、そして辛い揚げ玉「辛揚げ」など、二郎系の中でも独自の方向性で攻めているのが特徴です。

カップ麺化もされており、明星食品から定期的に商品が登場しています。下のリンクは2020年1月発売の「明星 千里眼監修 まぜそば 大盛 超絶ニンニクザンマイ」。千里眼の限定メニューである「ニンニクザンマイコレデモカ」が再現されていました。

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二郎インスパイアレンジ麺ファミマ陣営に加わる


コンビニ各社では、お弁当コーナーに並ぶレンジチルド麺商品を精力的に発売しており、中でも二郎インスパイアの商品は定期的に発売される人気分野です。千里眼の隣のマンションにファミマがあるので、千里眼がファミマ陣営入りしたのは案外そんな理由なのかもしれませんね。

セブン-イレブンからは、「中華そば とみ田」による二郎インスパイア商品が発売されています。凄まじいヘビー級な一杯で、今回の商品の最大の目標、ライバルになると思われます。かなり高い壁なのは間違いありません。

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内容物、価格、購入額など




フタを開けた状態。本来ならそのままレンジに入れるだけなので、写真撮影のためにやらなくて良い工程を踏んでいます。フタを開けると、他社では見られないレベルのものすごい迫力。ファミマの二郎インスパイアはこの迫力が魅力です。



左がお店の「辛揚げ」を再現した辛揚玉。右が大量の刻みニンニク。ヘビーそうです。



麺の下にゼラチン状のスープや大量の油が入っていました。

品名千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)
メーカーファミリーマート(製造会社は地域により異なる)
発売日2020年10月27日(火)
麺種別レンジ麺
かやく・スープなし
定価税込598円
取得価格税込598円(ファミリーマート)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分千里眼
700g超(めん300g)
とみ田(セブン)
677g(めん200g)
エネルギー1134kcal822kcal
たんぱく質41.4g38.8g
脂質58.2g38.8g
炭水化物114.8g83.0g
∟糖質∟107.5g∟76.2g
∟食物繊維∟7.3g∟6.8g
食塩相当量11.5g8.3g
∟めん・かやく∟2.3g∟-g
∟スープ∟9.2g∟-g



今回の「千里眼」とセブンの「とみ田」を比較すると、決定的に違うのが麺量。とみ田の麺量200gも他商品に比べるとかなり多い部類なのですが、「千里眼」の300gは群を抜いています。麺量の差に伴って、カロリーや脂質なども総じて「千里眼」が上回っています。まさかの1000kcal超え。

濃度ではどちらが上かはこの数値だけでは判別できませんが、これまでは圧倒的だったとみ田にとって初めての強敵となるのは間違いなさそうです。それにしても食塩相当量11.5gは凄まじい・・・。1日分超えているレベルです。


「千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)」の作り方




調理方法はレンジで加熱するだけ。店頭の1600W業務用レンジ2分20秒、家庭の500Wのレンジで7分となっています。さすが重量級、レンジ麺としてはかなり長い調理時間です。



レンジ調理後に取り出し、フタを開けた状態。調理前よりひと回り小さくなっていますが、それでもかなりの迫力です。



スープ


スープは「白湯ガラベースににんにくと醤油をきかせ背脂とラードを加えた厚みあるスープが特徴」とのこと。

濃厚なとんこつしょうゆ味のスープにニンニクを強く効かせ、スープ表面に背脂や豚脂を浮かせた二郎インスパイアのスープです。



濃いしょうゆ、大量アブラ、強ニンニクの3拍子揃ったとんこつしょうゆ味スープ


  • 強いしょうゆ味
とんこつしょうゆ味のスープです。とんこつもしっかり感じられますが、しょうゆの濃さが特徴的で、かなり塩気の強いスープとなっています。食塩相当量11.5gはダテじゃないというしょうゆの濃さ。二郎インスパイアの本丸じゃない部分の迫力にいきなり圧倒されてしまいまいました。しょうゆ味はセブンの「とみ田」よりかなり濃かったです。



  • ニンニクのキレ
そしてニンニク。これも強烈です。ご覧の通り、かなりたくさんの刻みニンニクが入っていて、口に残るレベルで激しいニンニクを効かせていました。二郎インスパイアの真骨頂ですね。商品名に「マシマシ」が入っていますが、確かにニンニクはきちんと「マシ」ているレベルで入っていました。



  • 背脂の粒と豚脂の層


スープ表面には背脂の粒と豚脂が浮いています。凄まじい油の量です。特に豚脂は層状になるほどたくさん入っていて、これもセブンの「とみ田」の量を上回っていそうです。この油のパワーが、今回のスープの最大の特徴だと感じました。パワフルなスープの源となっています。背脂の粒も、多くはないですがきちんと入っており、「とみ田」と互角くらいと思われます。



麺は「食べごたえと噛みごたえのある太麺」で、「麺の存在感と食感は必見」とのこと。

やや幅広の太麺です。麺量は圧巻の300g。



麺量300g!!の幅広太麺


やや幅広の太い麺です。お店の麺と比べても幅広だと思われます。厚みがないため、レンジで調理してしまうとやや食感が損なわれ、ちょっと伸びたような食感になってしまいます。セブンの「とみ田」の麺はもっと厚みがあって噛み応えがある麺なので、どちらが良いかと問われるととみ田がややリードと言ったところ。ただ、れでも太いので、他のレンジ麺に比べれば十分にコシはキープしていました。

そしてなんと言っても麺量300gが最大の特徴。セブンとみ田の200gに対して圧倒的なアドバンテージとなっています。この量はちょっと少食の方だと食べ切れないレベルで、大食いの方でも満足できる量です。ちなみに、実際のお店では麺量「普通」が300gで、「普通のラーメン屋さんの倍くらいの量」だと注意喚起されています。




具は「キャベツ、もやし、豚ばらチャーシュー、辛揚玉、にんにく、ねぎをトッピングし」たとのこと。

キャベツ、もやし、刻みニンニクといった二郎系らしい具に、チャーシュー、ねぎ、そしてお店の特徴である「辛揚げ」を再現した辛揚玉が入っています。

チャーシュー、もやし、ねぎ、辛揚げの組み合わせ


  • 豚バラチャーシュー


豚バラチャーシューが1枚入っています。価格を考えると決して大きいとかボリュームがあるとは言えませんが、まずまずの大きさ。セブンの「とみ田」よりはひと回り小さいでしょうか。

  • キャベツ&もやし


二郎系の特徴的な野菜である、キャベツももやしが入っています。どちらもしっかり入っており、特にもやしが充実しています。っすがにお店の盛り方に比べると少ないですが、とみ田とは互角程度に収まっていました。

  • 「辛揚げ」を再現した辛揚玉


最後に辛揚玉。お店で使われている「辛揚げ」を再現した揚げ玉ですが、これ、ナメてかかるとかなり辛いです。油断すると逆転タイムリー打つくらいの実力があります。ひと粒ずつ食べているとピリ辛ですが、一気に食べると辛口くらいにはなるかもしれません。味のアクセントとして素晴らしい存在でした。


オススメ度(標準は3です)


  • 千里眼監修 濃厚マシマシラーメン(ニンニク醤油)
★★★★★★☆☆☆☆(6)
味も量も凄まじい二郎インスパイア。濃いしょうゆ、強ニンニク、そして大量アブラのパワフルなスープに、麺量300gの圧巻の食べ応え、さらにはお店の名物辛揚玉まであり、コンビニレンジ麺最強の二郎インスパイアの称号を、セブンの「とみ田」から奪ったのではないかと思います。新チャンピオンでしょう。600円近くする商品ですが、ちょっとしたラーメン店で食べるよりも満足できる一杯です。

こちらも二郎インスパイア。「日清デカうま 豚ニンニク味」。再現性は高くないですが、おそらく最安の二郎インスパイアなのではないかと思います。




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