このページでは、セブンイレブンのレンジ麺、「一風堂監修 博多とんこつラーメン」を食べてレビューしていきます。



「一風堂監修 博多とんこつラーメン」はどんな商品?


今回は、セブンイレブンの「一風堂監修 博多とんこつラーメン」。2020年10月21日発売の、セブンイレブンのお弁当コーナーに並んでいるレンジ麺商品です。福岡市に本店があり全国に展開する有名店にして、セブンのカップ麺でもおなじみ、「博多一風堂」の味を再現した商品となっています。



「一風堂」はカップ麺でもおなじみ


「博多一風堂」は、福岡県福岡市に本店のある、全国展開するとんこつラーメンのチェーン店です。セブンのカップ麺としても有名で、「すみれ」とともに名店再現系カップ麺の元祖と言われています。下のリンクは「日清名店仕込み 一風堂 赤丸新味博多とんこつ」。

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今回はその「一風堂」のレンジ麺ですが、以前にも発売されており、今回は当時よりも「麺・スープ・スパイスがさらにおいしくなりました」と書かれています。前回もおいしかったですが、さらにおいしくなったとなると期待できますね。

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ストレートスープ




セブンのレンジ麺の一部は、「ストレートスープ」という、他社のものと比較して大きな強みがあります。麺や具と、スープを分離して容器に入れることで、調理時の伸びや麺への味移りを穏やかにし、より本格的な味を実現できることにあります。レンジ麺の場合、特に細い麺になればなるほど、二重調理により麺の伸びがひどくなってしまいますが、スープに浸した状態で調理しないことで、多少進行を抑える効果があります。今回も麺・具とスープが別々に入っているようです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「スパイス」1袋。麺の上にチャーシューなど具がたくさん盛り付けられています。



麺や具がのったトレイを取ると、液体状のスープが入っています。本来なら買ってきたそのままレンジに入れるだけなので、この工程は必要ありません。

品名一風堂監修 博多とんこつラーメン
メーカーセブンイレブン(製造会社は地域により異なる)
発売日2020年10月21日(水)
麺種別レンジ麺
かやく・スープ1袋(スパイス)
定価税込496円
取得価格税込496円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食496g(めん150g)あたり
エネルギー516kcal
たん白質23.3g
脂質24.3g
炭水化物58.1g
∟糖質∟43.7g
∟食物繊維∟14.4g
食塩相当量5.9g



麺量は150g。前回の一風堂レンジ麺と同じです。カロリー等栄養成分は前回時より全体的に低下していました。

栄養成分は、各地域の製造工場によって数値は異なると思われます。


調理はレンジに入れるだけ




調理方法は、買ってきたまんまレンジに入れるだけ。セブン店頭の1500W業務用レンジで1分50秒、家庭の500Wレンジで5分30秒。600Wのレンジだと違う調理時間になると思われます。





レンジ調理後、取り出してフタを開けた状態。熱が入って調理前より全体的にひとまわり小さくなっています。



麺や具ののったトレイを外すと、下にはスープが入っており、そのスープに麺や具をゆっくり入れていきます。スープが飛び跳ねると熱いので注意が必要です。

これにスパイスをかけて完成となります。



スープ


スープは「豚ガラやゲンコツ等を長時間じっくりと炊出したスープに、甘みとコクのある九州醤油をベースにした特製のかえしを合わせることで、まろやかでクリーミーなコクのあるスープの味わいを再現」したとのこと。

麺や具と分離して調理するストレートスープ。甘みのあるクリーミーなとんこつスープで、大粒の背脂が入っています。



クリーミーで甘みが強い且つ背脂たっぷりのとんこつスープ


  • クリーミーで甘みの強いとんこつ
甘み強めのクリーミーなとんこつスープです。お店のスープと同じようにとんこつ臭はまったくありませんが、甘みの中でとんこつの骨感はほんのりと感じられます。以前に比べてクリーミーな甘みが増している印象で、とにかく甘みが際立っています。この甘みを、別添スパイスで引き締めています。個人的に一風堂にスパイスのイメージはなかったですが、お店で使われている「一風堂ラーメンペッパー」と同じものとのことです。

これだけ甘みが強いのは、お店のメニュー「白丸」「赤丸」どちらとも違う感じがしますが、大名本店などで供される濃厚な「元祖白丸元味」のクリーミーな雰囲気を再現しているのかもしれません。すいません本店では食べたことがないので勝手な想像です。



  • キクラゲが「唐辛子胡麻和え」がスープに溶け出す
キクラゲが「唐辛子胡麻和え」となっており、その色がスープに溶け出してちょっと黄色っぽくなり、溶けだ部分だけちょっとだけピリ辛になっています。また、スープからはほのかにごま油の風味が感じられ、このキクラゲの味付けが影響しているものと思われます。これは「赤丸」っぽい部分です。



  • 大粒の背脂と大量の豚脂


スープ表面には、大粒の背脂と大量の豚脂が浮いています。特に背脂の粒の大きさには圧倒されます。前回も背脂が入っていましたが、こんな大きくはなかったです。大量の豚脂と合わせ、豚の旨みが強くてまろやかに仕上げており、スープの甘みを増幅させていました。このこってり感はやはり本店の「元祖白丸」の再現なのではないかと思います。



麺は「今年で35周年を迎える『一風堂』が、創業時から研究・開発を続けているオリジナル配合の小麦粉『風の大地』を初めて使用することで、特長である歯切れの良い食感の細麺を実現」したとのこと。

中細で麺表面につるみのある麺。一風堂のお店でも使われている小麦粉「風の大地」を使用しているとのことです。



お店と同じ小麦粉「風の大地」使用の中細麺


今回からお店と同じ小麦粉「風の大地」が使用されているとのことですが、お店の麺より太め且つつるみも強いため、あまりお店を再現した感が強くない麺となっています。小麦粉の変更はありますが、前回のレンジ麺「一風堂」とあまり大きな違いはないように感じました。

主張は穏やかで、スープの味をしっかり立てています。それでいて、スープの中で麺の甘みはしっかり主張できており、麺のほのかな甘さがスープの甘みと共鳴していました。お店の麺とは同じではないですが、スープとの相性はすこぶる良好でした。




具は「チャーシュー、青ネギ、辛味きくらげ、もやしを盛り付け」たとのこと。

大きなチャーシュー、蒼ネギ、唐辛子胡麻和えのキクラゲ、もやしの組み合わせです。

チャーシュー、ネギ、キクラゲ、もやしの組み合わせ


  • 大きなチャーシュー


脂身の差した大きなチャーシューが入っています。お店のチャーシューよりもかたいですが、脂分は多くなっています。かなり食べ応えがあり、このレベルのチャーシューはカップ麺ではお目にかかれません。500円近い高額商品なので、見えるところにしっかりコストを割いてくれるのはわかりやすくて良いですね。

  • キクラゲ、青ねぎ、もやし


キクラゲと青ねぎはたくさん入っています。キクラゲのコリコリした食感、青ねぎの風味がしっかり感じられ、どちらも色味でも目立っていました。もやしはとんこつラーメンに入っているイメージはあまりありませんが、一風堂のラーメンでは白丸でも赤丸でも入っています。量はあまり多くありませんが、お店でもそれほど多くは入っていません。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンイレブン 「一風堂監修 博多とんこつラーメン」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
甘みの強いクリーミーなとんこつスープに、粒の大きい背脂や豚脂をたっぷり浮かせ、マイルド且つパワフルな一杯でした。スープは以前より格段においしくなっています。麺はお店と同じ小麦が使われ、具もしっかり入っており、価格以上の価値を十分に見出だせる商品に仕上がっています。おいしかったです。

カップ麺のとんこつラーメンで話題なのは最近だとこれでしょう。日清食品の「カップヌードル 旨辛豚骨」。紅生姜の風味が特徴の一杯です。




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