このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」。2020年10月19日発売の、「ペヤングやきそば」シリーズの商品です。真っ赤なパッケージに「辛口チゲ風」と描かれた、不穏な空気を感じる商品となっています。



ペヤングの変態ラインナップの中ではまとも?


「ペヤングやきそば」は、変な味、超ビッグサイズ、そして激辛と、多くの柱を持つ定番カップ焼そばシリーズです。今回は真っ赤なパッケージの商品で、ペヤングの激辛商品のトラウマが蘇ってきます。

今年例のあの商品が発売される前は、最強激辛カップ焼そばとして君臨していた、2018年8月「ペヤング 激辛やきそばEND」。中2臭もしくは世紀末臭を感じる商品名とパッケージで、常識はずれの凄まじい辛さでした。立場的には激辛の旧チャンピオンで、あのタイトルを999回も防衛し、キン肉マンをも7秒でマットに沈めた元ハワイ超人ヘビー級チャンピオン、プリンス・カメハメの強さを彷彿させるものがあります。

【激辛の終末】 「ペヤング 激辛やきそばEND」を通常「激辛ペヤング」と食べ比べ

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そして2020年2月、あの強かった「激辛END」をも置き去りにする段違いの激辛商品が発売されました。その名は「ペヤング 獄激辛やきそば」。絶対王者、圧倒的スター性を持つこの商品は、私オサーンをたった3口でマットに沈めました。先ほどの激辛ENDがプリンス・カメハメなら、こちらは当然、現ハワイ超人ヘビー級チャンピオン、ジェシー・メイビア。食べるもの皆にトラウマを植え付ける、罰ゲームの帝王としても君臨しています・

激辛すぎてたった3口でギブアップ!「ペヤング 獄激辛やきそば」 最強激辛カップ麺を実食

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商品名は激辛ではなく「辛口」チゲ風だが実際の辛さは?




今回の商品名は「辛口チゲ風やきそば」。ペヤングで赤いパッケージなのは不穏な空気を感じるものの、「辛口」となっているので、「獄激辛」「激辛END」「激辛」など、これまでに発売されてきた激辛ペヤング一座に比べると辛くないのではないかと勝手に思っていますが、果たしてどうなのでしょうか。一応、警戒しながら食べていきたいと思います。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「ソース」、「かやく」、「ふりかけ」の計3袋。カップには安定のいつもの麺が入っています。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。挽肉、ニラ、豆腐の組み合わせです。チゲ風ということで鍋っぽいですね。それにしてもたくさん入っていてペヤングはいつもすごいですね。

品名ペヤング 辛口チゲ風やきそば
メーカーまるか食品
発売日2020年10月19日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(ソース・かやく・ふりかけ)
定価税別193円
取得価格税別184円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食117g(めん90g)あたり
エネルギー536kcal
たん白質10.2g
脂質27.5g
炭水化物61.8g
食塩相当量3.8g



麺量90gはいつものペヤングと同じ。具のボリュームと並んで、いつも食塩相当量が低めなのもペヤングの良いところだと感じています。


ソース


ソースは「キムチの旨味がしっかりと感じられる」、「激辛好きに捧げる、パンチの効いた味付け」とのこと

みそ味ベースにキムチ風味を加えたチゲ風ソースです。



超激辛&キムチ味のソース


  • 超激辛レベル
さきほど食べる前に、ややナメたことを書いていた気がしますが、全面的に訂正します。辛いです。辛口なんかじゃありません。他社の激辛レベルをゆうに超える激辛です。なんで「辛口」なんて商品名にしたのか、これは過小広告案件。

現在発売中のカップ麺でこの辛さに勝るのは、おそらく上で触れている「ペヤング獄激辛」と「ペヤング激辛END」しかないのではないかと思います。もうペヤングは辛さに麻痺しすぎて、普通の激辛カップ麺なんて作れなくなってしまったのではないでしょうか。



  • キムチ風味
みそ味をベースに、唐辛子の辛さやラー油的なごま油のような風味が感じられ、キムチ風の味に仕上げています。酸味が感じられず、キムチ味としては緩い完成度なのですが、それでもこれまでのペヤングの激辛ソースのように、なんかよくわからない甘みをともなった意味不明な辛味ではなく、正体のはっきりした辛味と感じられ、好感が持てました。

私オサーンとしては、これまでの激辛系ペヤングのソースより今回の方がずっと好きです。いつもの限定味ペヤングにありがちな、ソースの手抜き感は今回全くありませんでした。



  • 大量の唐辛子
加えて、「ふりかけ」袋の中に大量の唐辛子が入っています。ソース単体で超激辛レベルなので蛇足要素なのですが、それでも辛味をよりリアルに、立体的に感じられる点で効果があり、孔明がいるのに周瑜まで登場させて、物語を盛り上げていました。辛味の主役はソースですが、この唐辛子も呉の大黒柱、決して単なる大根役者ではありません。



麺は、湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



いつものペヤングの中細油揚げ麺


いつものペヤングと形も量も同じの、中細で縮れのついたソフト食感の油揚げ麺です。本来なら油揚げ麺臭が盛大な麺ですが、今回は辛味で口が完全にバカになってしまっているので、風味どころか、味も食感も、ペヤングの麺であることすらよくわかりませんでした。ソースを口に運び、腹を膨れさせるだけの存在でした。




具は、挽肉、ニラ、豆腐の組み合わせです。



挽肉、ニラ、豆腐の組み合わせ


キムチ味だと白菜を使いそうですが、今回は「チゲ風」で、チゲでよく用いられているニラが入っています。先日登場した「ペヤング 酢コショウ」でニラが大量に使われていたので、今回ニラが使われているのもその影響かもしれませんね。風味はあまり強くありませんが、かなりたっぷり入っていて食べ応えがありました。

小さいカットではありますが、豆腐が入っているのもチゲ感を盛り上げます。他のペヤングであまり見た記憶がないので、おそらくこの商品のために用意された具アンド絵はないかと思います。挽肉はいつものペヤングのチューブから捻り出したような鶏挽肉とは違うタイプのもので、これもたっぷり入っていました。

ソースや麺の手抜き感が強いペヤングですが、具はいつもボリュームがあってきちんとコストを割いている印象です。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング 辛口チゲ風やきそば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
商品名は「辛口」ですが、食べてみると実際は激辛を超えた超激辛。他社レベルの激辛の粋を超えてしまっています。これに勝る現行カップ麺は「獄激辛」と「激辛END」くらいしか思い浮かびません。単に辛いのではなく、キムチ味がついた辛味で、これまでのペヤングの意味不明な甘みをともなう辛さとは違っており、好感が持てました。具も充実していて、ある意味でペヤングらしからぬ、きちんとおいしさが感じられる正統派な激辛焼そばだと感じました。

話の流れ上、激辛カップ麺のジェシー・メイビアになってしまった、「ペヤング 獄激辛やきそば」ですが、強さや諸々勘案すると「ザ・マン」の方がふさわしいですね。今回の一杯が激辛のレベルを超えてしまっているとはいえ、この獄激辛の辛さはさらに別次元でした。




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