このページでは、ローソンのお弁当コーナに並んでいるレンジチルド麺、「博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン」はどんな商品?


今回食べていくのは、ローソンのレンジチルド麺、「博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン」。2020年10月6日発売の、ローソンのお弁当コーナーに並んでいる新商品です。今週、名店再現系のレンジ麺として、札幌味噌ラーメンの「麺屋彩未」、福島喜多方ラーメンの「坂内食堂」、そして福岡博多ラーメンの「博多一幸舎」の3種が発売されました。日本3大ラーメン揃い踏みです。全部食べるかはわかりませんが、ひとまず今回は「一幸舎」を食べてみたいと思います。



「博多一幸舎」は博多の人気ラーメン店


「博多一幸舎」は、福岡県福岡市にある博多とんこつラーメンの人気店です。スープ表面に浮いた「泡」が大きな特徴となっており、とんこつ臭がしっかり感じ取れるおいしいお店です。私も本支店で何度か食べたことがありますが、家のそばにあったら毎日通ってしまいそうなほどおいしかったです。

カップ麺としても、ローソン限定でマルタイから定期的に発売されています。下のリンクは、2019年1月発売の「マルタイ 元祖泡系博多一幸舎監修博多豚骨ラーメン」。きちんと「泡」が再現されていました。

ローソン先行発売の「マルタイ 元祖泡系博多一幸舎監修博多豚骨ラーメン」

このページでは、ローソン先行発売でマルタイのカップ麺、「元祖泡系博多一幸舎監修博多豚骨ラーメン」を食べてレビューしていきます。「元祖泡系博多一幸舎監修博多豚骨ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、ローソン先行発売でマルタイの「元祖泡系博多一幸舎監修博多豚骨ラーメン」。2019年1月28日発売の新商品で、福岡県博多に本店のある「博多一幸舎」監修によるカップ麺です。昨年2018年1月にもローソン限...



内容物、価格、購入額など




買ってきたそのままの状態でレンジに入れて調理すれば良いのでフタを開ける必要はありません。撮影のために調理前に開封しています。フタを開けると、麺の上にチャーシュー、キクラゲ、ねぎ、ゆでたまごがのっています。写っていませんが。別添で紅生姜がついています。



麺の下には、ゼラチン状のスープが入っています。温めると液状になります。真っ白。

品名博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン
メーカーローソン(製造会社は地域により異なる)
発売日2020年10月6日(火)
麺種別レンジ麺
かやく・スープ1袋(紅生姜)
定価税込530円
取得価格税込530円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー541kcal
たん白質36.6g
脂質18.6g
炭水化物59.4g
∟糖質∟54.1g
∟食物繊維∟5.3g
食塩相当量7.87g



レンジ麺としては、カロリーや脂質は小さめ。カップ麺に比べると原材料の表示がかなりアバウトですね。


調理方法




調理方法はレンジで温めるだけ。店頭の1500W業務用レンジで1分40秒、家庭の500Wのレンジで5分となっています。600Wのレンジならまた違う調理時間になると思われます。



レンジ調理後、取り出してフタを開けた状態。調理前に比べるとひとまわり小さくなっています。これに別添の紅生姜をのせて完成です。



スープ


スープは「濃厚な豚骨のうまみが決め手」とのこと。

スープ表面に豚脂を浮かせたとんこつスープです。



濃くも薄くもないとんこつスープ


  • とんこつ臭はない
白濁で表面に油脂を浮かせたとんこつスープですが、濃くもなく薄くもなくといったところ。クリーミー且つ豚の旨み、骨感はそれなりに感じるものの、お店のスープだと強く感じられるとんこつ臭はまったくなく、あまり特徴を見出だせない、そして一幸舎らしさもあまり感じられないスープでした。一幸舎らしさは以前のカップ麺の方がありそう。



  • 泡もない・・・
また、一幸舎のスープと言えばスープ表面の「泡」ですが、これも一切ありませんでした。とんこつ臭もないし泡もないし・・・これはどこが一幸舎なのかよくわかりませんでした。果たして再現する気があるのかどうか・・・もうちょっと何とかならなかったのでしょうか。




麺は「細いながらもしっかりした食感」の「熟成細ストレート麺」とのこと。

中細ストレートのチルド麺です。



中細のストレート麺


中細程度でストレート形状の麺です。博多とんこつラーメン全般、そして一幸舎の麺に比べると太めで、且つ麺表面のつるみが強いため、あまりとんこつラーメンっぽくない麺となっています。加熱済の麺をさらにレンジ調理するため、ある程度麺が太くなければ完全に伸びてしまうため、細くしたくてもできなかったのではないかと勝手に想像しています。

とは言え、今回の麺でもちょっと伸びており、バリカタどころか普通のかたさも望むべくもありません。だいぶソフト食感となっています。たびたび書いていますが、レンジ麺は伸びにくい太麺の方があっているようです。麺とスープのバランスはきちんと取れていました。




具は「チャーシュー・たまご・きくらげ・ネギをトッピングし」たとのこと。

1枚チャーシュー、ゆでたまご半個、キクラゲ、ネギ、別添の「紅生姜」の組み合わせです。



チャーシュー、ゆでたまご、キクラゲ、ネギ、紅生姜の組み合わせ


  • 1枚チャーシュー
1枚チャーシューが入っています。定価税込530円の商品としてはちょっと薄いかなとは思いますが、カップ麺では達成できないレベルの肉感とボリュームはあります。この商品のために作られたチャーシューではないように思いますが、お店のチャーシューとちょっと近い肉感がありました。

  • ゆでたまご半個
ゆでたまごは半個入っています。お店では半熟の味玉ですが、今回は普通の火が完全に入ったゆでたまごです。味玉ではないですが、スープに浸して食べるとおいしいです。

  • キクラゲとネギ
キクラゲとネギはしっかりたくさん入っています。キクラゲはコリコリした食感があってアクセントとして機能しています。ネギはほぼ青ネギのみで、こちらは色鮮やか且つ風味もしっかりありました。この2つと紅生姜の色合いは、博多とんこつラーメンらしさを演出できていました。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン 「博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
具のボリューム、特にキクラゲやネギが充実しており、とんこつラーメンらしさを感じる部分はありましたが、お店の特徴であるとんこつ臭や「泡」を実現できていないスープや、太めな上にちょっと伸びている麺は一幸舎の再現ができておらず、定価税込530円の価格設定を考えれば物足りない商品でした。

九州のカップ麺と言えばこれ!サンポー食品の「焼豚ラーメン」。九州以外では店頭に並んでいない商品ですが、ネットだと手に入れることができます。




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