このページでは、ローソンのお弁当コーナに並んでいる二郎インスパイアのレンジチルド麺、「にんにく豚醤油ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「にんにく豚醤油ラーメン」はどんな商品?


今回食べていくのは、ローソンのお弁当コーナーに並んでいるレンジチルド麺、「にんにく豚醤油ラーメン」。2020年9月29日発売の新商品です。商品名に「にんにく」と「」が入った、「二郎インスパイア」の商品となっています。



二郎インスパイアのレンジ麺


コンビニではレンジで調理するタイプのレンジ麺がお弁当コーナーにたくさん並んでいますが、今回の「にんにく豚醤油ラーメン」もその手の商品のひとつです。

今回の商品は「にんにく豚醤油ラーメン」という商品名で、商品名に「にんにく」や「豚」が入っていることから、ラーメンの中でも特に人気の高い「二郎インスパイア」の商品と思われます。2019年10月にレビューした「にんにくが決め手!豚醤油ラーメン」も今回と同じ二郎インスパイア商品でした。残念ながら二郎インスパイアとしてはかなり物足りない商品でしたが、今回は果たしてどうでしょうか。

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セブンやファミマからも二郎インスパイアのレンジ麺が出ている


「二郎インスパイア」といえばラーメン業界のドル箱なので、当然ながらローソンからだけではなくセブンやファミマといった他の大手コンビニチェーンからも二郎インスパイアレンジ麺が発売されています。しかもローソンより他2社の方がデキが良かったです。今回挽回なるか。

セブンから発売されていた「中華蕎麦とみ田監修 ワシワシ食べる豚ラーメン」。魚介豚骨つけ麺の名店「中華蕎麦とみ田」による二郎インスパイアで、レンジ麺では最強のデキだと思います。ニンニク、ヤサイ、アブラを高レベルで揃えた素晴らしい商品でした。

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ファミマから発売されている「大盛にんにく醤油ラーメン」。味はセブンに劣りますが、とにかく大ボリューム。麺も野菜もすごいことになっています。質より量ならこれでしょう。

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「日清焼そばUFO」から発売されている二郎インスパイア、「日清焼そばU.F.O大盛 汁なし豚らーめん ニンニク背脂醤油味 卵黄ペースト付」。二郎らしいパワーがすごいです。



内容物、価格、購入額など




買ってきたそのままの状態でレンジに入れて調理すれば良いのでフタを開ける必要はありません。撮影のために調理前ですがフタを取っています。フタを開けると、チャーシューやもやしなどで麺が見えないくらい覆われています。もやしの上にはニンニクものっていました。



麺の下にゼラチン状のスープが入っています。温めることで液体化し、しっかりスープとなります。

品名にんにく豚醤油ラーメン
メーカーローソン(製造会社は地域により異なる)
発売日2020年9月29日(火)
麺種別レンジ麺
かやく・スープなし
定価税込550円
取得価格税込550円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食-g(めん-g)あたり
エネルギー611kcal
たん白質31.3g
脂質15.9g
炭水化物87.7g
∟糖質∟83.7g
∟食物繊維∟4.0g
食塩相当量7.87g



栄養成分の数値上は、2019年10月発売のものと比べてパワーアップしている訳ではないようです。カロリーと脂質が低下しています。


調理方法




調理方法はレンジで温めるだけ。店頭の1500W業務用レンジで1分40秒、家庭の500Wのレンジで5分となっています。600Wのレンジならまた違う調理時間になると思われます。



レンジ調理後、取り出してフタを開けた状態。調理前に比べるとひとまわり小さくなっています。



スープ


スープは「濃厚なとんこつ醤油ベースのスープ」とのこと。

とんこつしょうゆのベースに背脂を浮かせ、ニンニクを効かせています。



二郎インスパイアのとんこつしょうゆスープ


  • とんこつしょうゆ味
とんこつしょうゆ味のスープです。とんこつはまずまず厚みが感じられ、スープの色もとんこつ成分の乳白色が濃くなっています。一方でしょうゆはそれほど強くなく、具のもやしやキャベツから成分が溶けだしていると思われ、しょうゆの味がだいぶぼやけた印象を受けました。

  • ニンニクを効かせているが・・・
スープにはニンニクを効かせているようですが、スープだけなら二郎インスパイアとは思えない程度の大人しさでした。口には残るんだけどキレはない感じ。ニンニクの中心はスープではなく具のきざみにんにくのようです。



  • スープ表面の油脂


スープ表面には多めに油脂が浮いています。原材料を見ると、「ラード」と書かれているので、この表面に浮いている油はラードと思われます。量はそれなりに多いのですが、二郎インスパイアということを考えれば量が少なく、脂によるコクの押し出しみたいなものも感じませんでした。量自体は以前より多そうでも味的には大差なく物足りません。



麺は「コシのある太麺を合わせ」たとのこと。

太くてストレート形状の麺です。



太くてストレートな麺


太くてストレート形状の麺です。実際の二郎だと多少縮れた麺が使われていますが、太さや見た目の雰囲気は二郎をある程度再現できています。弾力が強く、スープにはなかった二郎らしい力強さを感じられました。ただ、スープに比べて麺が強いため、麺の主張が前に出過ぎの感もあり、ややバランスが悪いと感じました。麺が悪いというよりは、スープにもっとパワーが欲しかったところです。

前回の商品では、レンジ調理後にちょっと伸びた食感になった印象でしたが、今回は弾力が維持されており、伸びた感じはしませんでした。単なるレンジ調理の状況の違いかもしれませんが、調理の仕方によっては食感を維持できるとわかったのは良かったです。




具は「もやし・キャベツ・チャーシュー・きざみにんにくをたっぷりと盛り付け、重厚感を演出」し、「レンジアップ後のにんにくの香りが食欲を誘」うとのこと。

チャーシュー、きざみニンニク、もやし&キャベツの組み合わせです。

きざみニンニク、チャーシュー、もやし&キャベツの組み合わせ


  • きざみニンニク


きざみニンニクが入っていますが、量はそれほど多くありません。パンチがあるというほどではないですが、食後も結構長く口に残るタイプのニンニクです。ちょっと厄介ですね。カメラに映らないところでボディーブローを食らって、なぜ?というタイミングでダウンする感じですかね。どうせなら派手に散りたかったみたいな。

  • チャーシュー


チャーシューは厚みはありますが小さめです。定価税込550円という価格設定を考えれば、もうちょっとリッチなチャーシューが欲しかったですかね。前回もチャーシューは小さかったのでそれほど大きな違いはなさそうです。



  • もやし&キャベツ


二郎インスパイアらしく、野菜はたくさん入っています。もやしとキャベツですが、ほぼもやし一辺倒で、もやしたっぷりなのに対し、キャベツは少ない上にカットも小さかったです。前回よりも小さくなっていました。セブンもファミマももやしに比べてキャベツは少ないのですが、今回のがいちばん少なかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • ローソン 「にんにく豚醤油ラーメン」
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
ローソンの二郎インスパイアレンジ麺を食べてきましたが、スープのニンニクと背脂がパワー不足で、セブンやファミマの同系に比べるとだいぶ見劣りする印象です。味だけではなく、ボリュームでも見劣りしており、その割に価格は同等。あまりおすすめできるポイントはありませんでした。

こちらも二郎インスパイアの汁なし麺。サンヨー食品の「背徳のニンニク 豚醤油 汁なし麺」。ニンニクのキレが強い一杯でした。




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