このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」。2020年9月28日発売の、「マルちゃん 謹製」シリーズの新商品です。「謹製」シリーズ初のノンフライ&汁なし麺商品となっています。



「謹製」シリーズ初のノンフライ&汁なし麺商品


「マルちゃん 謹製」は、「スープのおいしさにとことんこだわった」シリーズで、これまでにおもにタテ型の油揚げ麺商品で発売されてきました。今回はシリーズ初となるノンフライ麺を使用した汁なし麺商品となっています。

今回は「鶏白湯」の「あえそば」ということで、創作感の強い一杯となっていますが、「鶏白湯」は以前にも「謹製」シリーズから発売されていました。2014年5月発売の「マルちゃん 謹製 鶏白湯ラーメン」。

東洋水産 「マルちゃん 謹製 鶏白湯ラーメン」

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「生麺ゆでてうまいまま製法」




パッケージに「生麺ゆでてうまいまま製法」と書かれており、「正麺カップ」シリーズと同じ麺が使われているようです。先日も「彩未」カップ麺がこの麺に変更になっており、東洋水産の高価格帯ノンフライ麺商品が一律で正麺カップ化されてしまうのはちょっと気になるところです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は3袋。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。玉ねぎが大きな特徴と言えそうです。

品名マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば
メーカー東洋水産
発売日2020年9月28日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)
定価税別220円
取得価格税込214円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食120g(めん90g)あたり
エネルギー449kcal
たん白質11.5g
脂質11.6g
炭水化物74.7g
食塩相当量4.1g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム192mg



麺量は90gで、汁なしカップ麺としては標準的な量。ただ、油揚げ麺ではなくノンフライ麺でこの量を楽しめるのは貴重です。


スープ


スープは「チキンの旨味をベースに野菜の旨味を加え、アクセントでゆずの風味を利かせた濃厚な鶏白湯味スープ」とのこと。

鶏ベースに鶏白湯を加えたたれに、ゆずの風味を効かせています。



柚子を効かせた鶏白湯味のたれ


  • 鶏白湯と鶏油の分厚い旨み
粉末の鶏白湯スープをベースに、液体で油脂を効かせています。鶏白湯スープはまろやか系で甘みが感じられ、結構濃厚。液体スープ中の鶏油と相まって、鶏白湯スープらしい味に仕上がっていました。カップ麺の鶏白湯は、鶏を謳いながらあまり鶏が強くないものも多いですが、鶏全開の味なのはさすが「正麺カップ」。定価税別220円以上の厚みのある旨みでした。

  • 柚子の風味
濃厚鶏白湯に、しっかり感じられるレベルでゆずの風味を効かせています。効きすぎない程度の絶妙なバランスとなっています。おそらく鶏白湯だけでも十分においしいのですが、柚子が加わることで爽やかになり、ちょっと高級感も漂わせます。塩系のたれに柚子の組み合わせは定番過ぎて食べ慣れてしまってはいるのですが、それでもおいしいものはおいしいです。



  • ちょっと塩気が強い
濃厚な鶏白湯や上品な柚子はとても良かったですが、鶏白湯の甘みとともにちょっと塩気も強く感じられてしまいました。塩辛いとまではいかないものの、ちょっと気になるレベル。甘みと塩気が両方とも立っていました。せっかくの鶏白湯なので、塩気がもうちょっと弱いとさらに鶏の旨みが感じられたように思います。



麺は「なめらかな口当たりと、粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太でストレート形状のノンフライ麺です。



正麺カップと同じ中太ノンフライ麺


中太でストレート形状のノンフライ麺です。麺表面のつるみと高弾力の多加水麺食感で、今回「謹製」シリーズではありますが、麺は「正麺カップ」シリーズの麺と共通と思われます。正麺カップの汁なし商品も麺量90gなので、パッケージを変えたら完全に正麺カップと区別がつかないと思われます。

鶏白湯に合わせる麺は低加水麺というイメージがあり、正麺カップの多加水麺はどうなんだろうと思いましたが、食べてみると意外ときちんとマッチしており、両者の相性は悪くなさそうです。鶏白湯が濃い味なので、太めで弾力のあるたれとバランスが取れていました。




具は「味付鶏肉だんご、たまねぎ、メンマ、ねぎ」とのこと。

鶏肉だんごが4個半、玉ねぎ、メンマ、ねぎが入っています。



鶏肉だんご、玉ねぎ、メンマ、ねぎの組み合わせ


主役は鶏肉だんごと思われ、4個半ほど入っています。鶏肉だんごは正麺カップの「塩まぜそば」にも入っていました。ただ、鶏肉だんご以上に玉ねぎやメンマの方が目立っていました。

玉ねぎは風味で目立っており、鶏白湯味の中で玉ねぎ独特の風味がアクセントになっていました。玉ねぎは煮干し系でも使われることが多いので、ラーメンで大活躍ですね。メンマも結構たくさん入っていて、コリコリした食感で目立っていました。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 謹製 ゆず香る鶏白湯味あえそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
鶏ベースの粉末スープに鶏油を合わせ、濃厚な鶏白湯に仕上げていました。まったり濃厚な上に柚子を効かせてアクセントもつけています。正麺カップと同じ多加水ノンフライ麺を合わせており、鶏白湯のイメージとはちょっと異なる麺でしたが、意外とたれと相性が良かったです。惜しむらくはちょっと塩気が強いことで、塩辛いとまでは言いませんが、もうちょっと抑えてくれるとより鶏白湯の味を楽しめたのではないかと思います。

正麺カップシリーズの汁なし麺と言えばこれ。「マルちゃん正麺 カップ 焼そば」。ノンフライ麺を使用したカップ焼そばは希少です。




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