このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル パクチー香るトムヤムクン」と「カップヌードル ピリッと生姜のグリーンカレー」を食べてレビューしていきます。
「世界のカップヌードル」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル パクチー香るトムヤムクン」と「カップヌードル ピリッと生姜のグリーンカレー」。2020年9月に順次発売された、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「世界のカップヌードル」と題された商品で、すでにレビュー済の「カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ」と合わせて3品展開となっています。
このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ」を食べてレビューしていきます。「カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ」。2020年9月21日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「世界のカップヌードル」と題された商品で、イタリア地中海風の海鮮風ペペロ...
「カップヌードルエスニックシリーズ」から「世界のカップヌードル」へ

「トムヤムクン」と「グリーンカレー」は、これまでは「カップヌードルエスニックシリーズ」として売られていたものが、「世界のカップヌードル」として生まれ変わりました。「トムヤムクン」はパッケージ変更、「グリーンカレー」はリニューアルでの扱いとなっています。どちらも商品名が変更されています。
イオンの「タイフェア」で手に入れたタイ日清の「カップヌードル トムヤムクン味」と日本の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」を食べ比べ
イオンの「タイフェア」で毎年売られている「カップヌードル トムヤムクン味」と日本の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」を比較今回のカップ麺は、イオンの「タイフェア」で毎年販売されているタイ日清の「カップヌードル トムヤムクン味」と、日本の日清食品の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」。タイ日清の協力のもと鳴り物入りで登場して大ヒット商品となり、猛者揃いの「カップヌードル」シリーズの中で堂々レ...
「カップヌードル グリーンカレー」を実食レビュー!人気のトムヤムクンヌードルに続けるか?
このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル グリーンカレー」を食べてレビューしていきます。「カップヌードル グリーンカレー」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル グリーンカレー」。2019年9月23日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。世界の本場の味をカップヌードルで再現した「カップヌードル エスニックシリーズ」に分類される一杯となっています...
内容物、価格、購入額など

左が「トムヤムクン」で右が「グリーンカレー」。別添袋はどちらも1袋で、それぞれ「トムヤムペースト」と「グリーンカレーペースト」。どちらもスープ粉末がたくさん入っています。
品名 | カップヌードル パクチー香るトムヤムクン カップヌードル ピリッと生姜のグリーンカレー |
---|---|
メーカー | 日清食品 |
発売日 | 2020年9月 |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | トムヤム:1袋(トムヤムペースト) グリーンカレー:1袋(グリーンカレーペースト) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別135円(イオン) |
栄養成分表・原材料
- 栄養成分表
栄養成分 | トムヤムクン 75g(めん60g) | グリーンカレー 80g(めん60g) |
---|---|---|
エネルギー | 354kcal | 404kcal |
∟めん・かやく | ∟299kcal | ∟331kcal |
∟スープ | ∟55kcal | ∟73kcal |
たんぱく質 | 7.8g | 7.5g |
脂質 | 16.0g | 21.2g |
炭水化物 | 44.6g | 45.8g |
食塩相当量 | 5.0g | 4.4g |
∟めん・かやく | ∟1.7g | ∟2.1g |
∟スープ | ∟3.3g | ∟2.3g |
ビタミンB1 | 0.94mg | 0.19mg |
ビタミンB2 | 0.24mg | 0.23mg |
カルシウム | 83mg | 90mg |
「トムヤムクン」は以前と同じ栄養成分、「グリーンカレー」は全体的にリニューアル前よりパワーアップしています。これは期待できそう。
- 原材料

上が「トムヤムクン」で下が「グリーンカレー」。
カップヌードル パクチー香るトムヤムクン

まずは「パクチー香るトムヤムクン」から。商品名が変更になって「パクチー香る」と入るようになりましたが、中身はこれまでと同じのようです。名作中の名作でかなりおいしいので、中に手を入れる必要はたしかにあまりないように思います。
スープ

唐辛子などの辛味と、レモングラスやライムリーフが香る酸味が特徴のトムヤムペーストに、ココナッツミルクのコクを加えたトムヤムクンスープです。パクチー以外のエスニック系のスパイスはあまり前に出てこず、基本的には日本人が食べやすいであろう味に仕上げているのが大きな特徴。ココナッツミルクの甘みが抑えられており、コクのみが強く感じられます。

トムヤムペーストには辛味と酸味がついていますが、酸味が爽やかです。辛さはせいぜい辛口程度で激辛まではいきませんが、それでも辛味と酸味のパンチによってわかりやすくトムヤムクンの味に仕上げている一方、スパイスや甘みで強いクセをつけていないのが人気の秘訣かなと思います。
麺
中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺です。いつのカップヌードルと同じか、多少厚みがあると感じましたが、誤差の範囲だと思われます。トムヤムスープの中で麺がしっかりなじんでいました。
具
エビはノーマルカップヌードルに入っているものより小さくて少ないでしょうか。マッシュルームも細かくカットされています。パクチーは色鮮やかな緑で、香りももちろん色味でも目立っていました。パクチーの赤と唐辛子の赤が映えています。
カップヌードル ピリッと生姜のグリーンカレー

続いては「ピリッと生姜のグリーンカレー」。こちらは以前のものから中身に手が入ってリニューアルされています。商品名で「生姜」がクローズアップされています。
スープ

ココナッツミルクにスパイスを効かせ、青唐辛子で辛味を効かせたグリーンカレースープです。ココナッツミルクはコクを強く感じますが甘みは穏やかで、よく見かけるグリーンカレー系の商品に比べてキリッと引き締まった味となっています。パワーアップした生姜がその傾向をより強めており、グリーンカレーのコクと生姜のキレがクローズアップされています。いやーこれ以前よりおいしくなっていますね。

レモングラスやスパイスの入った「グリーンカレーペースト」によって、多少のエスニック感と、中辛程度の辛味がつけられています。辛味は以前よりちょっと大人しくなった印象です。こちらも「トムヤムクン」同様、極力エスニック感は抑え、日本人が食べや水味に仕上げられている印象でした。
麺
中細で縮れのついた油揚げ麺ですが、いつものカップヌードルや上のトムヤムクンに比べるとひとまわり太い麺となっています。スープの味が濃いので、多少太い麺でもしっかりバランスが取れています。
具
主役は鶏肉でまずまずの量入っています。グリーンカレーと言えばチキンの場合が多いですよね。他にパプリカとネギが入っており、赤と緑で色彩的に映えることを狙った組み合わせのように感じました。「トムヤムクン」も「グリーンカレー」もスープ粉末の量がかなり多く、その分、他のカップヌードルシリーズに比べると具が弱く(十分な量だが)、スープにコストが割かれているだろうことが想像できます。
オススメ度(標準は3です)
- 日清食品 「カップヌードル パクチー香るトムヤムクン」
- 日清食品 「カップヌードル ピリッと生姜のグリーンカレー」
エスニック系、特にタイ料理に甘い評価をしてしまう私オサーンですが、いやーどっちもとてもおいしいです。もうこのまんまカップヌードルシリーズのオススメ1位と2位って感じです。トムヤムクンもグリーンカレーも、わかりやすい味の特徴にパンチをもたせつつ、エスニック感の強い部分は抑え、日本人に食べやすくした味という印象を強く持ちました。グリーンカレーはしっかりおいしくリニューアルされ、トムヤムクンは相変わらずのおいしさでした。またしばらくトムヤムクンはブログに関係なく個人ブームで食べ続けてしまいそうです。
グリーンカレーを作る時に欠かせないグリーンカレーペースト。私もたまに作るのですが、メープロイのやつを愛用しています。多分最もポピュラーな商品なのではないでしょうか。以前、タイ料理店からグリーンカレーをお取り寄せしたことがあるのですが、このメープロイのグリーンカレーペーストが入っていた白い容器に入れて届けられました。プロも使っているんだと納得したような、あれ自分と同じもの使ってるのかとちょっとがっかりしたような複雑な気分になった記憶があります。