このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べてレビューしていきます。



「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」。2020年9月14日発売の新商品です。神奈川県川崎市を中心に主に神奈川県や東京都で多店舗展開する「ニュータンタンメン」でおなじみ、「元祖ニュータンタンメン本舗」の味を再現したカップ麺となっています。



「ニュータンタンメン」は川崎のソウルフード


「元祖ニュータンタンメン本舗」は、川崎や東京南部を中心に多店舗展開する「ニュータンタンメン」でおなじみの人気店です。ニュータンタンメンは豚ガラスープにニンニクや唐辛子を合わせ、かきたまをたっぷり入れたラーメンで、川崎のソウルフードとも言われる存在です。川崎、横浜、大田区あたりに住んでいる方にとってはおなじみのお店だと思います。



「ニュータンタンメン」はカップ麺で2度目の登場




パッケージには、「帰ってきた!!人気激烈!!ニュータンタンメン」と書かれており、「ニュータンタンメン」のカップ麺は、2019年11月に1度発売されています。

かきたまの量がちょっと不満でしたが、やさしい味ながらニンニクがしっかり感じられるおいしい一杯でした。今回は味に変化があるのでしょうか。

川崎のソウルフードをカップ麺化!「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を実食レビュー

このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べてレビューしていきます。「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」。2019年11月18日発売の新商品です。神奈川県川崎市を中心に店舗展開する「元祖ニュータンタンメン本舗」監修によるカップ麺です...

ニュータンタンメンはニンニク+辛味のスープなので、奈良天理ラーメンと共通する部分があります。



内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップにはスープ粉末とともに、かきたまや唐辛子が入っていました。

品名元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン
メーカーサンヨー食品
発売日2020年9月14月
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)

栄養成分表・原材料


  • 栄養成分表
栄養成分今回バージョン
93g(めん70g)
2019年11月
92g(めん70g)
エネルギー400kcal400kcal
∟めん・かやく∟330kcal∟322kcal
∟スープ∟70kcalg∟38kcal
たんぱく質8.4g7.6g
脂質14.3g16.0g
炭水化物59.4g56.5g
食塩相当量7.0g6.1g
∟めん・かやく∟2.3g∟1.5g
∟スープ∟4.7g∟4.6g
ビタミンB10.34mg0.33mg
ビタミンB20.48mg0.58mg
カルシウム284mg214mg



2019年に発売されてた商品と、麺量やカロリーはまったく同じ。脂質や食塩相当量、カルシウムなど数値は結構異なっていることがわかります。


スープ


スープは「にんにくや唐辛子をきかせた豚ガラ塩味スープ」で、「ポークやチキンのうまみに、にんにくのうまみ、唐辛子の辛みを合わせ」とのこと。

豚ガラベースの塩味のスープで、ニンニクや唐辛子を強く効かせています。



豚ガラにニンニクと唐辛子を効かせた塩味スープ


  • 豚ガラと鶏ガラの懐かしい味わい
豚ガラに鶏ガラを加えたやさしくて懐かしい味の塩味スープです。現代風な鋭角な味ではなく、やんわりとじんわりと入ってくる味で、さすが1967年からある伝統のメニューだけあって、クラシックな雰囲気のあるスープとなっています。塩味はしっかり効いていますが、後述するニンニクや唐辛子などを立てる、縁の下の力持ち的な味に終始しているベース部分だと思います。

  • ニンニクとごま油
穏やかな味のスープですが、ニンニクのパンチやごま油の香ばしさが加わることで、エッジを立てています。こちらも、最近のスープならもっと直線的に効かせてくるところかもしれませんが、ニンニクやごま油の効かせ方も比較的やわらかく、あまり人の好みを選ばず食べられる味なのではないでしょうか。



  • 唐辛子はピリ辛程度


スープ粉末に唐辛子が入っており、具としても粗挽きの唐辛子が入っていて、それなりにスープは赤くなりますが、辛味はそれほど強くなく、せいぜいピリ辛~中辛程度。辛さもそれほど強くありません。ニンニク&唐辛子が入っているのにやさしい味わいというのは、希少価値がありそう。お店だと辛さを選ぶことができ、もっと激辛にすることも可能なようです。

昨年11月に発売されていた「ニュータンタンメン」と比べて、ベースの味、ニンニク、辛味などの効かせ方にそれほど大きな変化はなさそうです。多少輪郭がはっきりしたかなという程度だったので、次回以降は辛味を増すとか、ノンフライ麺で本格化するとか変化が欲しいところです。



麺は「表面に張りがあり、芯の歯切れがよく、食べやすいめん」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細でストレート形状の油揚げ麺です。



中細で縮れのついた油揚げ麺を使用


中細で縮れ強めの油揚げ麺です。やわらかみのなかに弾力の強さが感じられ、縮れの強さから、インスタント麺、カップ麺らしい麺と言えるかと思います。太さ的にはちょっとサッポロ一番みそラーメンを思わせるものがあります。

お店の麺は、もちもちしていて、形状はひとまわり太くストレート形状なので、見た目はそれほど近いとは言えないかと思います。ただ、スープがあっさりしているので、お店の麺よりも今回の麺くらいの細さで、強い縮れでスープをよく拾う方がスープとは合っているように思います。




具は「かき卵、唐辛子、鶏肉そぼろの組み合わせ」とのこと。

かきたま、鶏肉そぼろ、唐辛子の組み合わせです。



かきたま、鶏肉そぼろ、唐辛子の組み合わせ


かきたま、鶏肉そぼろ、唐辛子が入っています。かきたまの黄色と唐辛子の赤色の色味が鮮やかです。かきたまはお湯を入れる前だとあまり入っていない感じがしましたが、湯戻しすると膨らみます。ニンニクや唐辛子の中に入って、甘みが映えていました。具の主役です。

一方で、鶏そぼろはあまり入っておらず、お店の鶏そぼろほどの存在感はありませんでした。こちらはもうちょっと入っていて欲しかったですかね。全体的に具の量は少なめで、たまごも鶏そぼろももうちょっとたくさん入っていると、お店らしさが出るのではないかと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
豚ガラベースにニンニクや唐辛子、ごま油を効かせた一杯で、ニンニクや唐辛子が入っている割にはやさしい味わいとなっています。カップ麺にすると、宮崎辛麺や辛ラーメンに近いものを感じました。いずれ辛さ強化バージョンや、高級ノンフライ麺バージョンでも食べてみたいです。

宮崎辛麺の袋麺、「明星 チャルメラ 宮崎辛麺」。宮崎辛麺はカップ麺でも何度か登場しています。




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