このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ」。2020年9月7日発売の、「マルちゃん正麺カップ」シリーズの新商品です。正麺カップシリーズのリニューアルに合わせて新発売された、煮干しと辛味をかけ合わせた一杯となっています。



「正麺カップ」のレギュラー商品


最近の「正麺カップ」シリーズは、汁なし麺に力を入れており、汁ありのカップ麺はレギュラー商品を中心に展開されていましたが、今回はスープのある商品となっています。

前回発売されていたスープありの正麺カップは、奇しくも今回と同じく煮干しを使った「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」でした。「濃」いのは煮干しではなく、たくさんの背脂が入った濃厚なスープが特徴で、反面、定価税別270円という高額設定で、あまりコスパが良いとは言えない商品でした。がっつり煮干しスープだとまた印象は変わったかもしれません。

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煮干し×辛味で辛ニボ




前回の「濃ニボ」は煮干し×背脂のスープでしたが、今回の「辛ニボ」は煮干し×辛味(唐辛子)。前回定価税別270円だったのが、今回は他の正麺カップ商品と同じく225円となっています。魚介×辛味といえばあの名作、「辛辛魚」が思い浮かびますが、今回はそれに迫る味になっているのでしょうか。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は全部で3袋。カップには麺のみ入っています。



先入れのかやくを麺の上に開けた状態。挽肉やねぎが入っています。

品名マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ
メーカー東洋水産
発売日2020年9月7日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく)
定価税別225円
取得価格税別225円

栄養成分表、原材料


1食122g(めん75g)あたり
エネルギー444kcal
∟めん・かやく∟299kcal
∟スープ∟145kcal
たん白質14.5g
脂質14.5g
炭水化物63.9g
食塩相当量6.5g
∟めん・かやく∟2.3g
∟スープ∟4.2g
ビタミンB10.29mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム256mg




スープ


スープは「炊き出し感のある濃厚なポークの旨味をベースに醤油を合わせ、辛味と煮干しを利かせた旨辛な豚骨醤油スープ」で、「自家製の豚骨だしを使用」とのこと。

とんこつベースのしょうゆ味のスープで、煮干しと辛味を加えて「辛ニボ」スープに仕上げています。



とんこつしょうゆ、煮干し、辛味のバランスが取れたスープ


  • 濃厚なとんこつしょうゆ味
ベースとなっているのはとんこつしょうゆ味のスープです。説明では「炊き出し感のある濃厚なポークの旨味」と書かれていますが、確かになかなかがっしりしたとんこつベースとなっており、スープ表面に豚脂をたっぷり浮かせ、「辛ニボ」ながら豚の旨みが主役の一角に台頭している感じがしました。しょうゆ味も濃いめとなっており、まさに濃厚スープと言えるでしょう。

  • ガツンとはこないがとんこつしょうゆとバランスが取れた煮干し
濃厚なとんこつしょうゆ味に負けないように、煮干しもしっかり効いています。正直、ゴツい煮干しスープに比べてしまうとそれほど濃い煮干しというわけではなく、煮干しを前面に押し出したスープという印象は受けません。もうちょっと濃い煮干しが欲しいところですが、とんこつしょうゆ味とのバランスは取れており、総合力の高さを感じられる味に仕上がっていました。



  • 辛味は中辛レベル


スープ表面が真っ赤に染まっていますが、辛味は中辛程度で、激辛クラスの辛さではありません。これも、とんこつしょうゆ味や煮干しとバランスが取れるレベルの辛味に抑えられています。先ほど触れた「辛辛魚」が魚介と辛味のバランスを高レベルで取っているのに対し、今回のスープはある程度の濃厚感を持ちながらも、やさしい味で融合している印象を受けます。

極端な味も良いですが、今回みたいな余裕のある味もホッとできて良いのではないかと思います。「辛辛魚」は食べたいけどあんまり辛いのは嫌なぁなんてときにはうってつけの一杯だと感じました。バランス重視のマイルド辛辛魚という感じでおいしかったです。



麺は「生麺のようななめらかな口当たりと、粘りのある食感が特長の透明感ある麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太で緩く縮れのついたノンフライ麺。いつもの正麺カップでも使われている多加水麺食感のタイプとなっています。



いつもの正麺カップの多加水ノンフライ麺


中太で緩やかな縮れのついたノンフライ麺です。表面のつるみと高弾力が特徴の多加水麺食感で、いつもの正麺カップと同じタイプのものと思われます。正麺カップの麺は、味によって色が違っても、食感や太さにそれほど変化はないように思います。今回の麺も、つるみと弾力によって、目を閉じて食べても正麺とわかる麺でした。

正麺カップの麺は食感によって主張が強いですが、とんこつしょうゆ、煮干し、辛味のそれぞれに主張がしっかりあるスープと合わせているため、バランスはきちんと取れています。個人的には、魚介系のスープと合わせるなら、今回の麺のようなつるみは要らないと思うのですが、だからといって今回の組み合わせの相性が良くないというわけではありませんでした。




具は「味付挽肉、ねぎ」とのこと。

挽肉とねぎの組み合わせです。



挽肉とねぎの組み合わせ


挽肉とねぎが入っていますが、どちらも量は少なめ。同じ価格の他の正麺カップレギュラー商品と比べても少ないので、スープにコストがだいぶ割かれたものと思われます。いや確かに、スープの重厚感にかけては他の正麺カップを凌駕しており、これで具まで充実させてしまうと、それこそ先ほどの「濃ニボ」と同じように価格を上げてしまわなければならくなくなりそうです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
正麺カップの新味、「辛ニボ」を食べてきました。とんこつしょうゆ、煮干し、辛味がバランス良く融合しており、やさしい味の「辛辛魚」という印象。まだ発売まで半年が先の「辛辛魚」のつなぎとしてはもちろん、「辛辛魚」を食べたくても辛くて食べられなかった人にも良い商品だと思います。おいしい一杯でした。

「正麺カップ」シリーズの担々麺、「マルちゃん正麺 カップ 芳醇こく醤油」。今回、正麺カップレギュラー商品がリニューアルされた中で、この商品はリニューアルされませんでした。




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