このページでは、サンヨー食品のカップ焼そば、「岩下の新生姜味 塩焼そば」を食べてレビューしていきます。



「岩下の新生姜味 塩焼そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「岩下の新生姜味 塩焼そば」。2020年6月29日発売の商品です。もう2ヶ月以上前に発売された商品なので今更感が漂いますが、最近やっと入手できたので食べてみたいと思います。



「岩下の新生姜」とサンヨー食品がコラボしたカップ焼そば


今回の商品は、「岩下の新生姜」とサンヨー食品のコラボ商品です。6月29日発売なので、発売日からもう2ヶ月以上経過しており、その上すでにメーカーサイトの商品紹介から消えているので現行商品でもないようです。発売日付近で探してみたものの私の周辺では見つけられず、最近やっとドンキで見かけるようになりました。今更感が強いですが食べてみたいと思います。



本物の「岩下の新生姜」を入れるとさらにおいしいらしい




お漬物コーナーで売られている「岩下の新生姜」を入れるとさらにおいしくなるとのことです。本当はやってみたいところですが、実は私オサーン、生姜の味があまり特ではなく、あまり生姜が強くなりすぎると味覚が麻痺してしまうので、今回はやりません。ってか、そんな生姜得意じゃやないやつがこの商品レビューしていいのかって話ですよね。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「特製粉末ソース」と「特製油」の計2袋。カップには、麺とともにキャベツが入っていました。生姜は入っていなそうです。

品名岩下の新生姜味 塩焼そば
メーカーサンヨー食品
発売日2020年6月29日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(特製粉末ソース・特製油)
定価税別193円
取得価格税別128円(ドン・キホーテ)

栄養成分表、原材料


1食98g(めん85g)あたり
エネルギー474kcal
たん白質9.1g
脂質24.4g
炭水化物54.4g
食塩相当量4.0g
カルシウム192mg



麺量が85gで、カップ焼そばのレギュラーサイズで多い90~100gに比べるとちょっと少なめ。原材料中の「生姜粉末」や「粉末醸造酢」あたりが「岩下の新生姜」要素と言えそうです。


ソース


ソースは「『岩下の新生姜』に使用している生姜から作った生姜粉末(生姜粉末のうち5%使用)を焼そばの粉末ソースに配合」し、「チキンのうまみや酢の爽やかな酸味、岩下の新生姜ならではのやさしい辛味を合わせた」「さっぱりとした味わいのソース」とのこと。

チキンベースに生姜粉末やお酢で「岩下の新生姜」らしい味に仕上げたしお味ソースです。



「岩下の新生姜」の味を再現したしお味ソース


  • 甘み、酸味、辛味を効かせた「岩下の新生姜」の味
やさしいチキンベースのしお味ソースで、主役は「岩下の新生姜」の味です。「岩下の新生姜」で実際に使われているという生姜を使った粉末を粉末生姜のうち5%使用したとのこと。この数字が多いのか少ないのかよくわかりませんが、甘み、酸味、そして程よい辛味があり、なかなかバランスの取れた味。

「岩下の新生姜」は生姜としてはやさしい味わいが特徴ですが、それをさらに丸くしたような印象を受け、私のような生姜があまり得意ではない人でも食べやすいです。いや、食べやすいどころかもっと食べたいとか、実は自分は生姜が大好きだったのでは?と勘違いしてしまうレベルでおいしかったです。



  • 特製油が生姜の尖った部分をコーティング
何やらやたらとなめらかな味なのですが、別添の「調味油」が大きく作用していそうです。調味油にもほんのりと生姜の風味がついているのですが、この油が生姜の甘み、辛味、酸味それぞれの尖った角をコーティングし、それぞれが穏やかに主張するバランスを生み出していました。

生姜が好きな人はもちろんですが、苦手な人にもぜひ食べてもらいたい味でした。とは言ってももうドンキ以外ではあまり売ってないで生姜。いや本当、生姜苦手なのにびっくりするくらいおいしかった。私オサーン、紅生姜は食べるんですが、生姜漬けは敬遠することが多いのに、いやこんな味なら生姜大歓迎です。ビバ生姜。



麺は「表面に張りがあり適度なコシとしなやかさが特徴の細ちぢれ麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



中細で縮れのついた塩焼そばタイプの油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。塩焼そば系でよく使われていそうな白っぽい色味で、細い割にはしっかりした食感があります。油揚げ麺臭はそれほど感じられず、生姜の風味でうまく抑えられているようです。麺がソースの足を引っ張ることなく、よくなじんでいます。

麺量は85gで、90~100gであることが多いカップ焼そばのレギュラーサイズとしてはちょっと少なめ。90gの商品(ペヤングなど)とはそれほど違いはありませんが、100gの商品(UFOややき弁など)を食べ慣れている方だと、85gはちょっと少なく感じてしまうかもしれません。




具は「シャキシャキとした食感が食欲をそそ」る「キャベツ」とのこと。

具として入っているのはキャベツのみです。



キャベツのみ&量も少ない


具として入っているのはキャベツのみです。しかも量も少なめで、あまり存在感もありません。もうちょっと入っていてくれていても良かったのではないかと思います。キャベツの生姜漬けみたいな感じでおいしいと思うのですが。

「岩下の新生姜」なんだから、具としてちょっとでも新生姜を入れてくれれば良いと思うのですが、この手の商品の場合、何か業界的にルールがあるのか、この商品に限らず頑なに本物を入れないんですよね。チョコにしろポテチにしろ。ポテチは大昔は入っていたことがありますが。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「岩下の新生姜味 塩焼そば」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「岩下の新生姜」の甘み、辛味、酸味などが調味油によってまろやかに結合し、私のような生姜があまり得意ではない人こそ向いている一杯だと感じました。いやー、ただの変わり種かと思っていましたが、すごくおいしかったです。麺量だったり具だったり、かなりショボいところもあるのですが、これは発売当初に食べておきたかったです。

カップ塩焼そばの定番商品といえばこれ。「マルちゃん 俺の塩」。今回の一杯、勝っているとは言いませんが、決して負けていないです。




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