このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 旨辛豚骨」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル 旨辛豚骨」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 旨辛豚骨」。2020年8月31日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。洋風なカップヌードルのイメージとはだいぶ離れているようにみえる「豚骨」が新登場です。



カップヌードルシリーズから「豚骨」の登場


カップヌードルシリーズから「豚骨」の登場です。当たり前にレギュラー商品としてあっておかしくない味でありつつ、カップヌードルのイメージとは違った感じもします。同じようなイメージとしては、2019年4月にレギュラー商品化された「カップヌードル 味噌」があり、大ヒット商品として話題になったのは記憶に新しく、すっかりレギュラー味として定着した感があります。

カップヌードル新味の「味噌」を「味噌ミニ」と比較!「カップヌードル 味噌」

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「カップヌードル」シリーズの豚骨味は以前にも期間限定商品として何度か発売されていたことがあり、そのうちのひとつが2014年12月発売の「カップヌードル とんこつ キング」。

日清食品 「カップヌードル とんこつ キング」

どうもー、ハンサムです。週末、あったかインナー買ってきましたよ!しまむらとユニクロでw 寝る時だけ着て寝てみてますが、温かいですねー、全然違います。あったかインナーにもう一枚薄手の長袖で全然寒くない。これは手放せません…てかこれってジジシャツ?w もうモモヒキにも手を出しちゃおうかなと思うようになってきましたw あと、しまむら製品とユニクロ製品の感想についてですが、もう1,2週間経ってからまたこちらで...



「特製ラー油」で旨辛仕上げ




先ほど触れた「カップヌードル 味噌」の場合は、生姜とニンニクがキーとなっていましたが、今回は「特製ラー油で旨辛仕上げ」と書かれており。ラー油がおいしさのキーになっていそうです。カップヌードルらしい新しさを感じることができる一杯なのか、楽しみです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「特製旨辛ラー油」1袋。カップには多めに入ったスープ粉末と、肉ミンチやネギなどのかやく類が入っています。

品名カップヌードル 旨辛豚骨
メーカー日清食品
発売日2020年8月31日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(特製旨辛ラー油)
定価税別193円
取得価格税別184円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食82g(めん60g)あたり
エネルギー383kcal
∟めん・かやく∟297kcal
∟スープ∟86kcal
たん白質8.9g
脂質16.1g
炭水化物50.5g
食塩相当量4.6g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟2.5g
ビタミンB11.59mg
ビタミンB20.20mg
カルシウム175mg



麺量は60gで、いつものカップヌードルに比べて5g少なく、シーフードヌードルやカレーヌードルと同じ量となっています。栄養成分表の数値はカップヌードルシリーズとして常識的な範囲の数値が並んでいました。


スープ


スープは「隠し味に花椒を加え、豊かな風味にこだわ」った、「旨みと甘みのある濃厚で味わい深い豚骨スープ」で、「紅しょうがのさわやかな風味と唐辛子のピリッとした辛みをきかせた "特製旨辛ラー油"」が別添とのこと。

臭みのないクリーミーなとんこつスープをベースに花椒のシビれを効かせ、別添の「特製旨辛ラー油」で唐辛子の辛味とともに紅生姜の風味を効かせています。



紅生姜と花椒が特徴のとんこつスープ


  • 洋風のとんこつ味
ベースとなるとんこつは、臭みや粉っぽさ、骨感といったとんこつスープとしての本格感はなくライトな味わいとなっています。そしてクリーミングパウダーが入っており、とんこつの香ばしさとクリーミーさが融合し、カップヌードルらしく洋風版のとんこつという感じです。これだけなら、タテ型油揚げ麺商品のとんこつスープでよくありそうな味ではあります。

  • とんこつスープに珍しい花椒のシビレを効かせている
カップヌードルなので当然これだけでは終わらず、いろいろギミックを凝らしてくることになるのですが、まずは、粉末スープに花椒が入っていて、シビレを効かせています。決して強い訳はありませんが、確実にシビレとして感じる程度には強く、とんこつにシビレという面白い組み合わせとなっていました。さすがカップヌードル、ただで済むわけがありません。



  • 別添「特製旨辛ラー油」


別添の「特使旨辛ラー油」には、唐辛子や紅生姜の味がつけられています。今回の商品の辛さレベルは「2/5」とのことですが、花椒のシビレを含めてもピリ辛~中辛程度だと思われます。辛さはまったく強くありません。

  • 紅生姜と花椒が大きな特徴
一方で、紅生姜の風味が強めで、紅生姜単体だととんこつスープとの組み合わせとして違和感ないのですが、間に花椒のシビレが挟まっていることで、かなり独特な味わいと作り出していました。「カップヌードル 味噌」の時は生姜とニンニクが味の決め手でしたが、今回は紅生姜と花椒が特徴的なスープでした。



麺は「カップヌードルならではの、しなやかでコシとつるみのある麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺です。



中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺


中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺です。それほど大きな違いがあるとは思いませんが、カップヌードルの麺よりは厚みがあり、カレーヌードルよりは細い感じでしょうか。シーフードヌードルくらいですかね。麺量は60gでノーマルカップヌードルよりは5g少なく、シーフードヌードルやカレーヌードルと同量となっています。普通サイズの麺量。

カップヌードルの麺は油揚げ麺臭強めですが、今回は花椒や紅生姜の風味が強いため、油揚げ麺臭はほとんど感じることなく、麺がスープの中でしっかり馴染んでいました。麺とスープの相性は良好でした。




具は「味付豚ミンチ、キクラゲ、ネギ、赤唐辛子、白いりごま」とのこと。

謎肉が6個に、キクラゲ、粒ごま、ネギ、唐辛子の組み合わせです。



謎肉、キクラゲ、粒ごま、ネギ、唐辛子の組み合わせ


大きめの謎肉が5個入っています。カップヌードルシリーズには他にもっと肉がたくさん入っている商品もあるので、今回が特別に具だくさんな印象は受けません。他に大物の具は入っていませんが、ネギが青ネギ主体で多めに入っていて、とんこつラーメンらしさを演出していました。キクラゲも多めに入っていて、かなり弾力の強いコリコリした食感が際立っており、今回の具の中で最も目立つ存在でした。

また、粒ごまが入っていて、スープへの風味付けとしてうまく機能していました。ごまの香ばしさはとんこつスープと相性が良く、今回め庄や紅生姜の風味も効いている中でもしっかり目立っていました。とんこつスープの場合、ごまがあるとないとでは、印象がまったく異なるものになると感じています。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル 旨辛豚骨」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
ラーメンの定番味ではあるもののカップヌードルのレギュラーではなく、のちのちレギュラー味として追加されたしものとして、「味噌」や「しお(SIO)」がありますが、今回の「豚骨」もそれらとキャラが被ります。単なるとんこつラーメンではなく、紅生姜や花椒を強く効かせることでオリジナリティを発揮していました。ただ、「味噌」や「しお」ほどの完成度の高さではない気もしていて、今後レギュラー商品として定着するのかは微妙なところなのかなと思います。

安定の「カップヌードル 味噌」。単においしいだけではなく、生姜やニンニクを強く効かせ、ごはんに合うカップヌードルというキャラクター設定も完璧です。確かにおいしいんですよね。




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