このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「カップ赤からラーメン」を食べてレビューしていきます。



「カップ赤からラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、寿がきや食品の「カップ赤からラーメン」。製造は加ト吉水産。2020年8月24日発売の新商品です。名古屋名物「赤から」を再現した定番カップ麺が、ノンフライ麺になって生まれ変わりました。



名古屋名物「赤から」のカップ麺


今回の商品は、名古屋名物「赤から」の味を再現した寿がきや食品定番のカップ麺です。赤からの中でも定番の辛さである「赤3番」を再現しており、ピリ辛よりちょっと辛いかなという絶妙な辛さと、赤からならではの甘みが特徴で、お店さながらの味を楽しむことができます。

「赤から」ファンも満足できるカップ麺!寿がきや食品「カップ赤からラーメン」

このページでは、寿がきや食品のカップ麺、「カップ赤からラーメン」を食べてレビューしていきます。「カップ赤からラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、寿がきや食品の「カップ赤からラーメン」。2012年9月3日発売の、「赤からカップ麺」シリーズの商品です。新商品ではなさそうですが、ローソンで今週から取り扱いが始まったようなので、食べてみたいと思います。とは言ってもうちのそばのローソンは前から置...



ノンフライ麺になって生まれ変わった!




「赤から」のカップ麺は、期間限定メニューではノンフライ麺で登場していたことがありますが、レギュラー商品は油揚げ麺が使われていました。今回はそれがノンフライ麺に変更になり、「グッとおいしくなりました!!」とのことです。油揚げ麺でも十分おいしかったのですが、ノンフライ麺になってさらにおいしくなったのか、楽しみです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」と「かやく入スープ」の計2袋。カップには麺のみ入っています。



先入れの「かやく入スープ」を麺の上に開けた状態。スープ粉末とニラなどのかやく類が入っています。

品名カップ赤からラーメン
メーカー寿がきや食品(製造は加ト吉水産)
発売日2020年8月24日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ2袋(液体スープ・かやく入スープ)
定価税別210円
取得価格税込227円(ローソン)

栄養成分表


1食113g(めん65g)あたり
エネルギー351kcal
たん白質10.6g
脂質7.6g
炭水化物60.1g
食塩相当量6.9g
∟めん・かやく∟2.8g
∟スープ∟4.1g
カルシウム113mg



油揚げ麺の「赤から」カップ麺に比べて90kcalほど低く、脂質も半分以下になっています。油揚げ麺からノンフライ麺になった効果でしょうか。


スープ


スープは「牛脂と野菜の甘みに、コチュジャン・唐辛子の辛さを合わせた赤から特製スープ」とのこと。

しょうゆとみそを合わせた牛脂が香るスープで、「赤3番」の辛味とコチュジャンや砂糖による甘みが強い「赤から」ならではの味です。



「赤から」の「赤3番」を再現したスープ


  • 牛脂と甘みの「赤から」らしい味わい
牛脂の風味が感じられる、しょうゆ味とみそ味ベースのスープです。甘みの強いコチュジャンとともに、スープ粉末に砂糖がたくさん入っており、お店で食べる「赤から」と同じように甘みの強いスープとなっています。牛脂の風味とまったりした甘みの絶妙なバランスは、「赤から」のファンの方も納得の味なのではないでしょうか。



  • 「赤3番」の辛さ


スープはかなり赤いですが、お店の1番人気の辛さである「赤3番」を再現しています。決して激辛とか大辛クラスの辛さではないのですが、ピリ辛よりは辛く、辛いもの好きな人とあまり辛いものが得意でない人が両方ある程度幸せになれる最大公約数的な辛さが「赤3番」なのではないかと思います。

スープについては以前までの「赤から」カップ麺と違いはないのではないかと思います。引き続き、お店の味をとても良く再現できています。スーパー等に行くと鍋の素などで「赤から」が売っていてとてもおいしいですが、再現性の高さはカップ麺もまったく引けを取っていません。



麺は「つるっとした、しなやかな口当たりのノンフライ中細めん」とのこと。

湯戻し時間4分の、中細で縮れのついたノンフライ麺です。



中細で縮れのついたノンフライ麺に変更!


今回の最大の目玉、油揚げ麺からノンフライ麺に変更されています。これまで使われていた油揚げ麺とは形状はほぼ同じの中細で縮れのついた麺となっています。食感は少し違いがあり、油揚げ麺に比べてノンフライ麺になったことで、麺の芯が残るようになり、コシの強さが増した印象です。

油揚げ麺よりノンフライ麺が勝る点として、揚げ麺臭がなくてスープの味を邪魔しない点が挙げられますが、そもそも「赤から」のスープは油揚げ麺の匂いに邪魔されてしまうような繊細な味ではなく、もともと油揚げ麺との相性は悪くありませんでした。この点ではあまりノンフライ麺のメリットは感じられないかもしれません。

栄養成分の数値が明らかにヘルシーな方向にシフトしているのが最大のメリットと思われます。




具は「肉そぼろ、ニラ、ゴマ、唐辛子」とのこと。

肉そぼろ、ニラ、粒ごま、唐辛子の組み合わせです。



肉そぼろ、ニラ、ゴマ、唐辛子の組み合わせ


肉そぼろ、ニラ、ごま、唐辛子が入っています。中で量が多いのは肉そぼろとニラですが、具だくさんというほど入っているわけではなく、具のボリュームはちょっと物足りません。風味では粒ごまが目立っており、粒ごまの香ばしさが赤からスープの味にアクセントを加えていました。

そして今回、以前まで入っていた揚げ玉がなくなってしまいました。本家の「赤から鍋」に揚げ玉が入っているわけではないので、なくなっても再現性が低くなってしまうわけではないのですが、カップ麺では揚げ玉がスープよく吸い、スープを吸った揚げ玉がおいしさに重要な役目を果たしていると感じていたので、なくなってしまったのは残念。ノンフライ麺使用によるコストアップのしわ寄せは揚げ玉カットでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 寿がきや食品 「カップ赤からラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
寿がきや食品の定番商品である「カップ赤からラーメン」の麺が油揚げ麺からノンフライ麺に変更され、油揚げ麺使用時よりもおいしくなり、栄養成分的にもカロリーや脂質が減ったのは良かったですが、具として入っていた揚げ玉がなくなり、こってり感の押し出しがちょっと弱くなってしまいました。安定のおいしさなのは間違いありませんが、揚げ玉はいずれ復活してほしいです。

同時発売の「カップ赤からうどん」。こちらも麺がノンフライに変更になっています。




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