このページでは、東洋水産のカップうどん、「マルちゃん 辛い牛カレーうどん」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 辛い牛カレーうどん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 辛い牛カレーうどん」。2020年8月24日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。赤いパッケージのいかにも辛そうなカレーうどんとなっています。



以前どんぶり型で発売されていた「辛い牛カレーうどん」のタテ型商品


「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズには、レギュラー商品として「黒い豚カレーうどん」がラインナップされていますが、今回の「辛い牛カレーうどん」はそれと対を成しそうな商品です。

「辛い牛カレーうどん」は2007年6月にどんぶり型商品で、「黒い豚カレーうどん」の姉妹商品として期間限定で発売されていたことがあり、そのタテ型バージョンとなります。実に13年ぶりのリバイバルとはすごいですが、東洋水産のサイトにはあっさりとした記載しかありません。

2019年6月に発売されていた「黒い豚カレーうどん」のタテ型商品、「マルちゃん 縦型ビッグ 黒い豚カレーうどん」。現在はこの商品販売終了していますが、姉妹商品的な位置づけかと思います。

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泣いて火を吹く牛の絵




黒と赤が基調のパッケージデザインで、かなり辛そうな雰囲気を漂わせていますが、東洋水産の商品は他社に比べて激辛や大辛は稀なので、今回もそこそこの辛さだと思われます。牛が泣きながら火を吹く絵が描かれており、これ13年前の商品にも同じものが描かれていました。まったく同じ且つ、この13年の間に他にこの絵が使われているのを見たことがありません。

大事に飼育されてきたのか、世代交代しているのかは定かではありませんが、おそらくあまり辛いものが得意ではない牛だと思われます。



内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップにはカレー色のスープ粉末と、牛肉などのかやくが入っています。

品名マルちゃん 辛い牛カレーうどん
メーカー東洋水産
発売日2020年8月24日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別220円
取得価格税別220円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食91g(めん70g)あたり
エネルギー405kcal
∟めん・かやく∟342kcal
∟スープ∟63kcal
たん白質8.5g
脂質17.7g
炭水化物52.8g
食塩相当量4.9g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟2.9g
ビタミンB11.02mg
ビタミンB20.39mg
カルシウム155mg




つゆ


つゆは「ポークの旨味をベースに、たまねぎの旨味を加えた辛口のカレーつゆ」で、「粗挽唐辛子入り」とのこと。

ポークベースで玉ねぎの風味を効かせたカレー味のつゆで、スパイスや唐辛子の力強い辛味があります。



辛味の強めなポークベースのカレー味つゆ


  • 牛カレーだが豚ベース
ポークベースのカレー味のつゆです。いや、牛カレーのはずなんですが、カレーつゆで使われているのは牛ではなく豚です。私なんかはビーフカレーよりポークカレーの方が好きなので、これで良いといえば良いのですが、牛カレーと言われるとやっぱりビーフカレーを思い浮かべてしまいますよね。東洋水産だと「あつあつ牛すきうどん」も牛すきでありながらつゆはポークベースでした。

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  • 玉ねぎの風味
ポークの厚みは「黒い豚カレーうどん」に比べると弱いですが、カレーの濃さは今回が勝っているように感じました。「黒い豚カレーうどん」よりもカレー粉の濃い味が楽しめます。そして、玉ねぎの風味がほのかに感じられ、カレーの味に深みを加えています。甘みではなく風味で、玉ねぎ含めて甘みはそれほどありません。



  • スパイスと唐辛子でしっかり辛い


赤みを帯びたスープには唐辛子がたくさん入っていて、激辛や大辛クラスではないものの、辛口程度には辛いつゆとなっています。東洋水産のカレー味スープとしては思い切った辛さだと思います。辛さに加え、スパイス感も強めで、合わせて重厚感のあるカレー味に仕上がっていました。東洋水産の商品ですが、今回は日清食品のカレーっぽい、キリッとした味わいでした。



麺は「コシが強く歯ごたえのあるうどん」とのこと。

湯戻し時間5分の、太くて縮れの強い油揚げ麺のうどんです。



太くて厚みもある油揚げ麺のうどん


太くて縮れのついた油揚げ麺のうどんです。平打ち形状となっています。「赤いきつねうどん」で使われている麺に比べるとひとまわり厚みがあるように見えます。どんぶり型やタテ型の「黒い豚カレーうどん」とは同じような太さの麺だと思われます。カレー味仕様なのかもしれません。麺量は70gで、どんぶり型の他の「赤いきつね」商品とそれほど違いはありません。

合わせるつゆがパンチのあるカレー味なので、厚みのある太い麺とバランスがしっかり取れています。これくらい太い麺じゃなければバランスが取れないと思います。パンチのあるカレーの味に、太い麺の組み合わせで、ガッツリ系の一杯になっていました。




具は「味付牛肉、にんじん、ねぎ」とのこと。

牛肉、ニンジン、ねぎの組み合わせです。



牛肉は本物だが風味は弱い


他社のように大豆で作った牛肉ではなく、本物の牛肉が使用されています。食感はたしかに牛肉でした。反面、牛肉らしい風味はあまり強くなく、「牛カレー」なのに牛の風味がとても弱いのは残念でした。やはりつゆに牛の味が欲しかったですね。

ニンジンとねぎ


他にニンジンとねぎが入っていますが、どちらも量が少ないです。牛肉含めて具のボリュームはあまりなく、スープに入っていた玉ねぎが具でも入っていると良かったかなと思います。


「〆にご飯で2度おいしい!」と書かれているが・・・




パッケージに、「〆にご飯で2度おいしい!」と書かれています。健康のため、カップ麺とごはんは一緒に食べないと誓っているので、こんな記載は迷惑でしかありません。意志が硬いので無駄ですよ。いくらおいしかろうが、やらないものはやりません。





うちはごはんだけではなく、麦を入れているのでセーフということで、スープに投入しました。いやー麺よりむしろごはんの方がうまいんじゃないですかねレベルでおいしかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 辛い牛カレーうどん」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
牛カレーと言いながら豚ベースのカレーで、牛の風味をほとんど感じないのは残念でしたが、ポークベースに唐辛子やスパイスを強く効かせ、玉ねぎの風味をつけたカレー味のつゆは、キリっと引き締まった印象でおいしかったです。太い麺との相性もバッチリでしたが、パッケージに書かれている通りごはんを入れるととてもおいしかったです。「黒い豚カレーうどん」とまた違う魅力のある商品でした。

毎年夏に発売される「黒い豚カレーうどん」の派生商品、「黒い豚カレー焼そば」。今年は「でか盛」として登場しました。




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