このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 ぶぶか 台湾油そば」を食べてレビューしていきます。



「明星 ぶぶか 台湾油そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 ぶぶか 台湾油そば」。2020年8月17日発売の、「ぶぶかカップ麺」シリーズの新商品です。油そばの人気店、「ぶぶか」の新メニューである「台湾油そば」を再現したカップ麺となっています。



「ぶぶか」は明星食品の定番カップ麺


「ぶぶか」は、東京吉祥寺にある油そばの人気店です。まぜそば・油そばの人気の火付け役として知られ、「ぶぶか」の名前は全国的な知名度を誇ります。また、「ぶぶか」&明星食品からは「ぶぶか 油そば」というカップ麺が出ており、もう19年も続くカップ油そばの定番商品となっています。

2020年3月にリニューアル発売された「明星 ぶぶか 油そば」。「にんにく練込極太麺」にリニューアルされました。「にんにく練込極太麺」は今回の「台湾油そば」でも使用されているそうです。

カップ油そばの殿堂!今年で19年目の「明星 ぶぶか 油そば」を食べてみました!

このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 ぶぶか 油そば」を食べてレビューしていきます。「明星 ぶぶか 油そば」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 ぶぶか 油そば」。2020年3月30日にリニューアル発売された、東京吉祥寺の油そばの名店「ぶぶか」の「油そば」を再現した恒例のカップ麺です。今回で19年目に入ったロングセラー。左が2020年バージョンで右が2019年バージョン...





台湾まぜそば×油そば




「台湾油そば」は、ぶぶか新宿紀伊國屋店開店1周年を記念の限定メニューとして発売され、その後にレギュラー化されました。今回初のカップ麺化となります。台湾まぜそばも油そばも主張の強い味なので、両者がお互いを立てつつどのようにらしさを発揮しているのか注目したいです。果たしてどんな一杯なのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体ソース」、「あとのせかやく」、「マヨネーズ」の計3袋。カップには麺のみ入っています。

品名明星 ぶぶか 台湾油そば
メーカー明星食品
発売日2020年8月17日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体ソース・あとのせかやく・マヨネーズ)
定価税別230円
取得価格税込248円(ローソン)

栄養成分表


1食160g(めん130g)あたり
エネルギー742kcal
たん白質9.4g
脂質37.2g
炭水化物92.3g
食塩相当量5.8g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム194mg



レギュラー商品の「ぶぶか 油そば」と比べると、カロリーや脂質が僅かに低いですが、ほぼ同等のこってり感は期待できそうです。


ソース


ソースは「焼豚の旨みが溶け込んだ濃厚な醤油だれに、唐辛子やクミンでスパイスを効かせお店の味を再現した特製たれ」に、「トッピングで濃厚感を増すプレーンマヨネーズ」が別添とのこと。

油そば要素であるチャーシューだれに台湾まぜそば要素の唐辛子やスパイスを加え、別添マヨネーズを加えて仕上げています。



台湾まぜそば×油そばのしょうゆ味たれ


  • 油そば要素より台湾まぜそば要素が強い
チャーシューの味が溶け込んだしょうゆだれをベースに、唐辛子やニンニクなどの風味を加えています。油そばと台湾まぜそばに共通する味に加え、油そばらしさ、台湾まぜそばらしさを融合したたれですが、中でも強く感じられるのは唐辛子の辛味とニンニクの風味の強さです。

ニンニクはぶぶか油そば要素でもありますが、唐辛子と合わさることで台湾まぜそ要素が強くなり、たれだけだと油そばらしさよりも台湾まぜそばらしさの方が強いように感じました。もうちょっと豚脂の押しがあると油そばらしくなりそうでが、今回は辛味とニンニクが上を行っています。

  • 台湾まぜそばらしい辛味とニンニクのキレ
パッケージには辛さレベル「2/5」と書かれていますが、私オサーン的ジャッジでは「3/5」。「3/5」と書かれている商品でも、今回より辛くない商品は結構あったように思います。激辛とはいかないですが、結構パンチのある辛味が効いていました。またニンニクのキレもなかなかで、この2つで油そばらしさがだいぶ駆逐されてしまっています。



  • マヨネーズは油そばらしさ


マヨネーズは、風味や酸味などのクセの小さい、穏やかなタイプのものが入っています。たれだけだと台湾なまぜそば要素が強いと書きましたが、マヨネーズは油そばらしさとして機能しており、マヨネーズを加えることによって、台湾まぜそばとぶぶか油そばがしかっり融合していると感じられました。マヨネーズに課された役割は結構重要だと思われます。



麺は「ソース絡みが良く厚みと弾力が特長の食べ応えのあるにんにく練込極太麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、極太で縮れのついた油揚げ麺で、ニンニクが練り込まれています。



「ぶぶか 油そば」と同じ「にんにく練込極太麺」を使用


太くて縮れのついた油揚げ麺です。かなり強い弾力が特徴で、お店の麺の食感を再現しています。ただ、角麺形状なのはお店と異なっており、口当たりがちょっと違う印象も受ける麺です。また、麺量130gと十分な麺量があり、お店のボリュームをしっかり再現できています。

ニンニクが練り込まれているのも特徴となっていますが、正直、それほどニンニクの存在は感じられません。もちろん、たれにニンニクが入っていることが大きく作用していると思われますが、湯戻し前に麺だけ食べてみても、あまりニンニクの味がするようには感じられませんでした。ひょっとしたら私の味覚がバカになっているのかもしれませんがw




具は「肉ミンチ、チリ、ネギ、ニラ、刻みのりの彩りが良い組み合わせ」とのこと。

すべて「あとのせかやく」に入っている、乾燥した肉ミンチ、ニラ、ネギ、唐辛子、きざみのりの組み合わせです。



すべて「あとのせかやく」


肉ミンチ、ニラ、ネギ、唐辛子といった台湾まぜそばらしい具が主力。肉ミンチは乾燥具であり、あとのせなので、ふりかけのようなサクサクした食感であまりに肉感はありません。台湾ミンチというよりすきやきふりかけの仲間みたいな雰囲気です。ニラも湯戻ししないためか、あまり風味がなく物足りません。具というより、「明星一杯ちゃん夜店の焼そば」みたいな、ふりかけと考えるのが良さそうです。

中では油そば要素であるきざみのりの風味が目立っているように感じられましたが、多勢に無勢で、あまり油そば感の高揚にはつながっていませんでした。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 一平ちゃん夜店の焼そば タルタルソース味」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
ぶぶかの「台湾油そば」の再現商品でしたが、台湾まぜそばと油そばの融合というよりは、ぶぶかが作る台湾まぜそばの感が強かったです。マヨネーズの入った台湾まぜそば。油そばが食べたいならいつもの「ぶぶか 油そば」を、台湾まぜそばが食べたいなら「正麺カップ」などの他の台湾まぜそばをオススメしたいところですが、思い切った辛さなのは良かったです。

油そばが食べたい場合は、変化球でこんな選択肢もあります。ヤマダイの「ニュータッチ 東京 油そば」。




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