このページでは、東洋水産のカップ焼そば、「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛」。2020年8月17日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの夏の定番フレーバーです。いつもはレギュラーサイズで発売されていましたが、今年は「でか盛」での登場となっています。黒と黄色のヤツが今年も帰ってきました。



夏恒例の「黒い豚カレー焼そば」が「でか盛」になって帰ってきた


黒い豚カレー焼そば」は、毎年夏に登場する季節限定商品です。レギュラー商品になった「黒い豚カレーうどん」の焼そば版として登場し、毎年レギュラーサイズで発売されていましたが、今年は何の心境の変化か、「でか盛」となって帰ってきました。

2009年6月1日発売の「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば」。このブログでも最も古くに食べた「黒い豚カレー焼そば」ですが、これよりもっと以前に出たものもあるのかもしれません。

東洋水産 「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば」

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば」。同名のうどんもありますね。どうせならこういういかにもフツーな商品ではなく、赤いきつねとか緑のたぬきを焼そば(うどん)にしてもらいたいものです。ソースは、「ターメリック、シナモン、カルダモン、バジルなどの香辛料をふんだんに使用した、カレー味」で、「醤油とカレー風味のオイルを配合した液体ソースを添付」とのこと。スパイス感が強く厚...



具材1.5倍に増量だが




パッケージによると、今回「でか盛」になったのに伴って、具材も1.5倍になっているとのことです。とは言っても、麺量も90gから130gへと約1.44倍になっているので、麺量比ではそれほど違いはないとも言えるかと思います。同じフレーバーの商品でも、今回のようにサイズが大きくなることで、味や具もリッチなものに変更されることがままありますが、今回は果たしてどうなのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は全部で3袋。カップには麺のみ入っていました。



先入れのかやくを麺の上に開けた状態。豚肉とニンジンの組み合わせはいつもの「黒い豚カレー焼そば」と共通ですが、量はだいぶ多そうです。

品名マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛
メーカー東洋水産
発売日2020年8月17日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体ソース・粉末ソース・かやく)
定価税別220円
取得価格税別212円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食162g(めん130g)あたり
エネルギー772kcal
たん白質15.4g
脂質40.3g
炭水化物86.9g
食塩相当量4.3g
ビタミンB10.67mg
ビタミンB20.53mg
カルシウム275mg



昨年までは90gだった麺量が、今回は「でか盛」で130gに増量されています。それに伴って、他の栄養成分もそれぞれ上昇しています。


ソース


ソースは「ポークの旨味をベースに、野菜の旨味を加えて醤油で味を調えた、甘さとスパイス感のあるカレー味のソース」とのこと。

スパイスと豚の旨みを効かせたカレー味のソースです。



スパイス感と豚の旨みが特徴のカレー味ソース


  • スパイス強めのカレー味
豚の旨みが感じられるカレー味のソースです。しょうゆで味が整えられたちょっと和の要素が入った味で、辛さは一切ないですが、スパイスの存在は強めに感じられます。パッケージにも「香りとコクのスパイシーソース」と書かれているように、数年前のリニューアルから、豚の旨みよりもスパイス感に重心が置かれた味になっています。



  • いつもより豚の旨みや甘みが強い
例年の「黒い豚カレー焼そば」と同じように、スパイス感が中心のソースの味ですが、いつもに比べると豚の旨みが強く感じられました。これはソース自体に違いがあるのか、または具の豚肉がたくさん入っていることによるものなのかは判別がつきませんでした。また、多少甘みが強く、ソースの味に奥行きがあるようにも感じました。

微かな差ではありますが、昨年までの普通サイズバージョンに比べるとソースの味はパワーアップしているようです。



麺は「なめらかで弾力のある丸刃で切った麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。丸麺形状となっています。



中細で縮れのついた油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。丸麺形状で、食感はかため。ノーマルの「黒いカレー焼そば」と同じ麺で違いは量だけと思われます。当然ですが、麺量が90gから130gに増量したことで、食べ応えはまったく違うものとなっていました。ガッツリ系のこのソースの味には、大盛サイズの方が合っているように思います。

スパイス感のあるソースに対し、麺は細めで主張が弱く、油揚げ麺臭はほぼ感じない組み合わせとなっています。細めの麺が大盛だと、太い麺以上に量が多く感じられ、食べ応えがありました。




具は「味付豚肉、にんじん」とのこと。

豚肉とニンジンの組み合わせです。



豚肉とニンジンの組み合わせ


豚肉とニンジンの組み合わせで、昨年までのレギュラーサイズと同じ組み合わせです。レギュラー商品の「黒い豚カレーうどん」とも同じ構成となっています。レギュラーサイズの1.5倍の具の量とのことですが、豚肉もニンジンももっと多いように見えます。特にニンジンの増え方が目立っていました。

豚肉の量が多くなったことで、いつも以上に豚の旨みが強く感じられました。いつもより「豚カレー」感が強くなっています。カップ焼そばの具は量が少ないことが多い中で、今回の豚肉の多さはかなり珍しいのではないかと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 黒い豚カレー焼そば でか盛」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
夏の風物詩「黒い豚カレー焼そば」が「でか盛」になって登場。麺量が90gから130gになるとともに、ソースもパワーアップした印象を受けました。さらに1.5倍の触れ込みの具は、それ以上に多く感じました。スパイス感と豚の旨みがしっかり感じられる、おいしいカレー焼そばでした。

レギュラー商品の「黒い豚カレーうどん」。ちょっととろみがあって、安定感のあるカレーつゆが特徴です。定番の味と言えるでしょう。




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