このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「銘店紀行 もちもちの木」を食べてレビューしていきます。



「銘店紀行 もちもちの木」はどんな商品?


今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 もちもちの木」。製造は明星食品が担当。2020年08月10日発売の「銘店紀行」シリーズの新商品です。埼玉県白岡市に本店のある人気ラーメン店、「もちもちの木」の味を再現したカップ麺となっています。



「もちもちの木」は埼玉県白岡市の人気ラーメン店


もちもちの木」は、埼玉県白岡市に本店があり、埼玉県や東北地方などに店舗展開する人気ラーメン店です。お店の看板メニューは「中華そば」で、スープに浮いた油で熱を閉じ込めてアツアツな魚介しょうゆ味で、穂先メンマのおいしさが際立つのが特徴です。以前は新宿に支店があって食べたことがありますが、お店のラーメンとてもおいしかったです

以前から何度かカップ麺化されており、「銘店紀行」シリーズとしても2018年4月に「銘店紀行 もちもちの木」が発売されていました。かつお粉が大量に入ったスープとFDの穂先メンマが特徴的な一杯でした。

セブンプレミアム 「銘店紀行 もちもちの木」

「地域の名店シリーズ」では名作だった「もちもちの木」がタテ型の「銘店紀行」で登場今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 もちもちの木」。製造は明星食品。セブンプレミアム&明星食品のどんぶり型高価格帯商品「地域の名店シリーズ」に置き換わる形で登場しているタテ型「銘店紀行」シリーズの商品。今回は「地域の名店シリーズ」で★9を付けた埼玉県白岡の「もちもちの木」を再現した商品です。こちらは東海以東の...



「特盛穂先メンマ」が大きな売り




今回の一杯では、「特盛穂先メンマ」「魚介醤油」と書かれており、お店の特徴である「穂先メンマ」やかつお粉のスープが売りとなっているようです。特に穂先メンマはこれまでのカップ麺でも大きな特徴となっており、「銘店紀行」シリーズが出る前のどんぶり型カップ麺「地域の名店」シリーズの商品、2014年9月発売の「地域の名店シリーズ もちもちの木」で使われていた穂先メンマは、ボリューム、風味ともカップ麺最強メンマと呼べるものでした。

セブンプレミアム 「地域の名店シリーズ もちもちの木」 (3回目)

どうもオサーンです。ユニクロGUのネット通販でさっき買い物したんですが、12点買って税込5940円って、我ながら安く済ませたもんです。何か年々、オサレとかどうでも良くなっている気がする。今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「地域の名店シリーズ もちもちの木」。他の「地域の名店シリーズ」と同じく、製造は明星食品です。昨年後半にリニューアルしてからずっと食べたいと思っていましたが、東北と関東限定発売なので...



内容物、価格、購入額など




別添袋は「後入れ特製オイル」1袋。カップにはFDのブロックのメンマや、チャーシューチップやネギが入っています。

品名銘店紀行 もちもちの木
メーカーセブンプレミアム(製造は明星食品)
発売日2020年8月10日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製オイル)
定価税込224円
取得価格税込224円(セブンイレブン)

栄養成分表、原材料


1食92g(めん65g)あたり
エネルギー352kcal
∟めん・かやく∟288kcal
∟スープ∟64kcal
たん白質9.7g
脂質8.1g
炭水化物61.5g
∟糖質∟58.6g
∟食物繊維∟2.9g
食塩相当量7.6g
∟めん・かやく∟3.1g
∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.53mg
ビタミンB20.36mg
カルシウム168mg



重量や麺量は前回2018年発売時と同じで、栄養成分も大きな違いはありませんが、カロリーや脂質が多少減少しており、ちょっとヘルシーになっているようです。


スープ


スープは「魚介の旨み広がる醤油スープ」で、「お店」の「カツオ節をふんだんに使用した熱々の魚介醤油スープ」を「再現し」たとのこと。

かつお節の粉が大量に入った、とんこつベースの濃いしょうゆ味のスープで、別添「後入れ特製オイル」で燻製風味の豚脂を加えています。



ガツンとかつおが香るしょうゆ味のスープ


  • かつお節の粉がたっぷり
かつお節の粉がたっぷり入ったとんこつベースのしょうゆ味のスープです。お店のスープと同様、かつお節の粉がたっぷり入っていて、魚介味が主役。口の中がざらつくレベルで、そして食後のカップに粉が大量に付着しているレベルで、たっぷりかつお節の粉が入っていました。いいですねぇこのガツンとくる魚介。お店のスープもかつおがかなり濃いです。

  • 濃いしょうゆ味
かつお節の粉の濃さに加え、濃いしょうゆ味でキレを加えています。ちょっと塩辛さを伴うレベルで強い味のスープに仕上がっています。THE・関東風のしょうゆ味という感じで、さすが南関東北部から東北に勢力を伸ばすお店のスープですね。ごはんが欲しくなります。



  • 「後入れ特製オイル」で油膜を再現


別添の「後入れ特製オイル」によって、もちもちの木の特徴のひとつである、スープを熱々に保つ、スープ表面の油膜を再現しています。ただお店の油膜に比べると量が決定的に足りず、今回の油量では到底スープの熱さを保つことは不可能でした。どんぶり型の「地域の名店」シリーズの時は油膜と熱さを再現できていたので、タテ型カップの商品になって劣化した部分と言えるかと思います。

油脂は豚脂ベースで、燻製風味がつけられていて、スープのかつお節の風味を増強していました。こちらはかなり効果的で、魚介スープの力強さを増幅させる効果がありました。



麺は「しなやかでコシのあるノンフライ中細麺}とのこと。

湯戻し時間5分の、中細でゆるやかな縮れのついたノンフライ麺です。



中細で低加水麺食感のノンフライ麺


中細で緩やかに縮れのついたノンフライ麺です。「銘店紀行」シリーズはタテ型カップでもノンフラ麺を使っているが特徴となっています。弾力やコシよりも、歯切れの良さが目立つ低加水麺食感の麺で、中華そば感の強いものになっています。お店で食べた時には、やわらかく茹でられていて、麺が多めなので最後の方はさらに伸びてやわらかくなっていた印象でした。今回はそこまでやわらかくはないですが、ソフトな食感です。

上品な質感で、タテ型カップ麺としてはハイレベル。前回の「銘店紀行 もちもちの木」の麺と同じタイプだと思われます。この価格で食べられるのは、セブンプレミアムであることと、明星食品の製麺技術の高さのおかげです。ただ、もうこんなこと書いてもしょうがないのですが、「地域の名店」の時の麺はさらにおいしかった!麺の甘みが印象的で、低加水麺らしいずっしり感がありましたねぇ(遠い目)。




具は「液面を覆うほどの『特盛穂先メンマ』」と、「チャーシュー、ねぎも使用し具だくさんに仕上げ」たとのこと。

FDブロックの穂先メンマと、チャーシューチップ、ネギの組み合わせです。

穂先メンマと、チャーシューチップ、ネギの組み合わせ


  • 大量の穂先メンマ


FDブロックの大量の穂先メンマが入っています。穂先メンマらしくやわらかい食感が特徴で、メンマの風味も強く、これはかなり食べ応えがあります。スープや麺のおいしさだけではなく、この穂先メンマも今回の一杯の大きな看板といえ、その存在感は際立っています。本当この穂先メンマだけでも、今回の商品を食べる価値があるのではないでしょうか。

  • チャーシューチップとネギ


他にはチャーシューチップとネギが入っていて、チャーシューチップは最近の明星食品や日清食品で多く見かけるあまり肉感を感じないやわらかいタイプのものが数枚。ネギはカットが大きめで存在感がありました。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンプレミアム 「銘店紀行 もちもちの木」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
FDブロックの穂先メンマの威力は絶大。これだけでも食べる価値のある一杯です。加えて、かつお節粉としょうゆの濃いスープもお店さながらで、キレのある魚介しょうゆ味のスープを楽しむことができました。さらに、タテ型ながらノンフライ麺を使用し、麺とスープの相性も良好。前回発売時は★6をつけましたが、今回もほぼ同じ味だと感じたので★6です。

穂先メンマと言えばこれを思い浮かべる方が多いと思います。桃屋の「やわらぎ」。これ本当おいしいですよね。だいたいどこのスーパーでも売ってるので、ネットで買う必要はないかもしれませんね。




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