このページでは、ローソン限定発売で東洋水産のカップ麺、「麺処 若武者 特濃旨辛鶏台湾」を食べてレビューしていきます。



「麺処 若武者 特濃旨辛鶏台湾」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「麺処 若武者 特濃旨辛鶏台湾」。2020年8月4日発売の、ローソン限定新商品です。福島県二本松市の人気ラーメン店、「麺処 若武者」監修のカップ麺となっています。



福島県二本松市の人気店「麺処若武者」


麺処 若武者」は、福島県二本松市にある鶏を使ったスープが人気のラーメン店です。お店の看板メニューは鶏清湯を使った「塩鶏中華そば」と「醤油鶏中華そば」、そして鶏白湯を使った「濃厚福島鶏白湯」と「特濃旨辛福島鶏台湾」で、今回のカップ麺では「特濃旨辛福島鶏台湾」が再現されています。

「麺処 若武者」は、ラーメン賞レースに積極的に参加していることでも知られ、「鶏台湾」以外でも賞レースに参加したラーメンがカップ麺化されていました。2019年2月発売の「マルちゃん 本気盛 花椒香る煮干醤油」。

福島二本松の「麺処 若武者」による創作カップ麺!「マルちゃん 本気盛 花椒香る煮干醤油」

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「特濃旨辛福島鶏台湾」を再現




さて今回の「鶏台湾」ですが、文字通り、鶏白湯スープで作った台湾ラーメンです。名古屋コーチンと台湾ラーメンが名物の、名古屋の広告塔のような一杯ですが、名古屋ではなく福島県二本松市のお店です。

「鶏台湾」かこれまでにも2018年、2019年とカップ麺化されており、いずれも東洋水産製ローソン限定商品として登場していました。下記は2019年8月発売の「麺処若武者 特濃旨辛鶏台湾」。

ローソンで手に入れた「麺処若武者 特濃旨辛鶏台湾」を実食レビュー!福島二本松の名店

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内容物、価格、購入額など




別添袋は、「後入れ特製油」1袋。台湾ラーメンらしく挽肉やニラがたくさん入っています。

品名麺処 若武者 特濃旨辛鶏台湾
メーカー東洋水産(ローソン限定商品)
発売日2020年8月4日(火)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(後入れ特製油)
定価税込228円
取得価格税込228円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食111g(めん80g)あたり
エネルギー552kcal
∟めん・かやく∟450kcal
∟スープ∟102kcal
たん白質15.2g
脂質31.5g
炭水化物51.9g
食塩相当量6.8g
∟めん・かやく∟2.9g
∟スープ∟3.9g
ビタミンB10.40mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム189mg



前回2019年発売の「鶏台湾」に比べると、カロリーや脂質が大幅に上昇しているのに対し、食塩相当量は低下しています。なんだかパワーアップしていそうな雰囲気があります。


スープ


スープは「鶏白湯をベースに、唐辛子とラー油の辛味をきかせたスープが特長」とのこと。

鶏白湯スープをベースに、粉末や「特製油」で辛味を加えています。



鶏白湯ベースの台湾ラーメンスープ


  • 鶏白湯ベース
ベースは鶏白湯スープです。台湾ラーメンと言えばしょうゆ味が多いですが、今回は鶏白湯ベースの塩味で、台湾ラーメンとしてはやわらかい口あたりという印象です。商品名通りですが、台湾ラーメンなのにベースが鶏白湯なところが、今回のスープの最大の特徴となっています。

  • ニンニクは効いていないが肉の旨みで台湾ラーメンらしさ
また、台湾ラーメンと言えばニンニクがガツンと効いているイメージが強いですが、このスープでは具のニラは香っているものの、ニンニクはほとんど感じられません。なぜかはわからないですが、おそらく鶏白湯の丸みを前面に押し出すためには、ニンニクが香ると厳しいからなのではないかと思います。

しかし、具の挽肉から肉の旨みが出ているので、ニンニクはなくてもしっかり台湾ラーメンらしさは感じられました。見た目に変化は感じませんでしたが、以前よりもなんだか肉の旨みが濃くなっているような印象を受けました。今回の最大のセールスポイントだと思います。肉の味が全開でした。



  • 別添「後入れ特製油」で真っ赤に染まる


別添「後入れ特製油」には、ラー油を主体として真っ赤な油脂が入っています。かなり赤いので、これを入れることでスープが真っ赤に染まりますが、辛さはせいぜいピリ辛~中辛程度。見た目ほど辛くはありません。

ニンニクが香らず、辛味もほどほどで、台湾ラーメンに刺激を求めている方だと、かなり物足りなく感じてしまうかもしれません。ただ、鶏白湯の丸みや、挽肉から溶け出す肉の旨み全開という良さがあり、かなりおいしいスープでした。



麺は「粘りのなかにも歯切れ感のある太めの麺」とのこと。

湯戻し時間2分の、中細で縮れのついた油揚げ麺です。



湯戻し2分の中細油揚げ麺


中細で縮れのついた油揚げ麺です。湯戻し時間2分と短めに設定することで、ちょっとかための食感が残り、スープの中で主張ができています。昨年の「鶏台湾」で使われていた麺と同じタイプかと思われます。麺量は80gで、同じ東洋水産の「本気盛」と同じ量となっています。

一般的な台湾ラーメンに比べると、ベースが鶏白湯で主張が穏やかなため、今回くらいの細めの麺がバランスが取れて良さそうです。いつもの本気盛の太麺だと、麺が前に出過ぎてしまいそうです。




具は、味付鶏挽肉、ニラ、唐辛子の組み合わせです。



味付鶏挽肉、ニラ、ねぎの組み合わせ


乾燥した細かい挽肉が入っていますが、湯戻しすることで台湾ミンチに近い形状の挽肉になります。レトルト状のものを除いて、カップ麺でここまでしっかり台湾ミンチを再現したものはないように思います。量も多く、スープに溶け出した肉の旨みがスープのおいしさを決定づける存在になっていました。おいしさの源泉と言って良いのではないかと思います。

他にはニラが入っていて、台湾ラーメン感を盛り上げています。特にニラは、今回ニンニクがほとんど感じられないことで、台湾ラーメンらしいスタミナ要素をニラが一手に引き受けていました。今回から新たにねぎが加わりましたが、こちらはカットが小さくてそれほど存在感はなかったように思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「麺処 若武者 特濃旨辛鶏台湾」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
福島二本松市の「麺処 若武者」の人気メニュー、「鶏台湾」を再現した一杯でしたが、台湾ラーメンのベースが鶏白湯なのが大きな特徴で、具の挽肉が台湾ミンチをよく再現しており、溶け出す肉の旨みが最大の魅力になっていました。昨年バージョンよりも肉の旨みがだいぶパワーアップして感じられました。

台湾ラーメンの本場名古屋のメーカー寿がきやの作る台湾ラーメン。「カップ 台湾ラーメン」。袋麺も出ています。




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