このページでは、ヤマダイのカップ麺、「ニュータッチ 凄麺 魚介豚骨の逸品」を食べてレビューしていきます。



「ニュータッチ 凄麺 魚介豚骨の逸品」はどんな商品?


今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 魚介豚骨の逸品」。2019年10月7日にリニューアル発売された、「凄麺」シリーズの発売の新商品です。まったくもって新商品ではありませんが、未レポだったので食べてみたいと思います。



「魚介豚骨」といえばあのお店ですよね・・・


今回の「魚介豚骨の逸品」は、2018年2月に初登場し、2019年10月にリニューアル発売された、「凄麺」シリーズの商品です。レビューしたいと思っていたのですが、最初の登場の時はなぜかまったく手に入れることができず、リニューアル後は手に入れたものの記事にするタイミングがなく、何度か買って食べてはいるものの、なかなかレビューできずにいました。

「魚介豚骨の逸品」ということで、「魚介豚骨」といえば当然、千葉県松戸の魚介豚骨の名店、「中華蕎麦とみ田」が思い浮かびます。さすがにとみ田を思い浮かべてしまうとハードルが高くなってしまいそうですが、本格感たっぷりのパッケージにはついつい期待してしまいます。

とみ田のカップ麺と言えば、セブンプレミアムの定番商品ですよね。「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」。

リニューアルされたセブンのカップ麺「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」を食べてみました!特盛チャーシュー!

このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」を食べてレビューしていきます。「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 中華蕎麦とみ田」。製造は明星食品。2020年3月23日にリニューアル発売された「銘店紀行」3商品のうちのひとつ。千葉県松戸市に本店のある、「中華蕎麦 とみ田」の味を再現した定番カップ麺となっています...



5種の魚粉を使った贅沢なスープ




今回の一杯では、5種の魚粉を使っているのが大きな売りとなっています。原材料表示によると、「イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節」とのことです。5種の魚粉を使って果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「後入れ液体スープ」、「後入れ粉末スープ」、「かやく」、「焼のり」の計4袋。税別220円の商品ですが内容物はなかなか豪勢です。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。チャーシューとメンマ、ねぎが入っていますが、量はあまり多くなさそうです。焼のりも入っているので致し方ないですね。

品名ニュータッチ 凄麺 魚介豚骨の逸品
メーカーヤマダイ
発売日2019年10月7日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・焼のり)
定価税別220円
取得価格税別218円(セイコーマート)

栄養成分表、原材料


1食122g(めん65g)あたり
エネルギー385kcal
たん白質12.9g
脂質8.0g
炭水化物65.4g
食塩相当量8.4g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟6.4g



「魚介豚骨」という味を考えると、カロリーや脂質は低めの数値。一方で、食塩相当量8.4gはなかなか高めです。


スープ


スープは「濃厚な豚骨スープをベースに絶妙なバランスを追求した5種類の魚粉(いわし煮干、鰹節、さば節、むろ節、宗田鰹節)を合わせた贅沢な魚介豚骨醤油スープ」で、「オイルにも鰹節の風味を加えることで、味だけでなく風味からもダシの力強さを感じられるように仕上げ」たとのこと。

とんこつベースのしょうゆ味のスープで、5種類の魚粉を加えて香り高く仕上げています。



魚介を効かせたとんこつしょうゆ味のスープ


  • ベースはとんこつしょうゆ味
とんこつベースのしょうゆ味のスープです。「とみ田」をはじめ、「魚介豚骨」と称するスープはほぼとんこつしょうゆ味です。とみ田のスープも以前はとんこつしょうゆ味とよく言われていましたが、いつからか魚介豚骨とか豚骨魚介とか言われるようになりました。とんこつしょうゆだと家系とか二郎系とかと被るからだと勝手に思っていますが、なぜ変化したのかは定かではありません。

乳白色でいかにも濃厚そうな色をしていますが、とんこつ感はあってもこってり感は少なく、もうちょっと油の力強さが欲しかったですかね。この商品に限らず、「凄麺」シリーズのスープは全般的にベース部分があっさりめな印象があり、他社の同系製品と比べるとカロリーが低いことが多いです。



  • 5種の魚粉が入った魚介味


スープには「イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節」の5種の魚粉が入っています。スープに魚粉が入っているのが視認できます。とみ田のようなてんこ盛りの魚粉が入っているわけではありませんが、魚介の風味がきちんと感じられました。

ベースのとんこつしょうゆも、魚粉の濃さも、「魚介豚骨」と聞いて思い浮かべる「とみ田」などの味と比べるとパンチはありません。ただそもそも、「魚介豚骨」とは書いていても「とみ田」とは言っておらず、こっちで勝手に思い浮かべている「とみ田」を取っ払うと、魚介を効かせたとんこつしょうゆのスープとしてしっかりおいしかったです。



麺は「モチモチっとした食感としっかりとした太さの感じられる、ゆでたての旨さを再現した極太麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、太くて緩やかな縮れのついたノンフライ麺です。



太くて多加水麺食感のノンフライ麺


緩やかな縮れのついた太いノンフライ麺です。凄麺の麺らしく、表面のつるみと弾力の強い多加水麺食感で、凄麺の中でも特に太めの部類と思われます。とみ田の麺はさらに太いですが、とみ田の麺に比べるとつるみが強く、魚介のスープと合わせると多少の違和感がありますが、麺のつるみと魚介味があまり合わないと思ってるのは多分私だけなので、あまり気にしないでください。

麺の食感が完全に凄麺なので、目をつむって食べても凄麺だとわかるのはすごいことだと思います。今回の麺と合わせるなら、スープはもう少し力強い方が良かったように思いますが、やや麺が勝ち気味というだけで、悪いバランスではありませんでした。




具は「チャーシュー、メンマ、ねぎ、焼のり(12切×2枚)」とのこと。

「かやく」袋に入っているチャーシュー、メンマ、ねぎと、「焼のり」の組み合わせです。

レトルトチャーシューやメンマが入っている具


  • レトルトのチャーシューとメンマ


「かやく」の袋には、チャーシュー、メンマ、ねぎが入っています。チャーシューはちょっと薄めだし、メンマやねぎもそれほど量が多くありませんが、定価税別220円の商品と考えるとこんなところかなと思います。カップの大きさや「凄麺」の高級なイメージから、ついつい250円くらいの価格を想像してしまうのですが、そんな高くないんですよね。少ないとは言え、メンマは魚介と好相性なので、入っていてくれて良かったです。

  • 焼のりも魚介と好相性


焼のりが2枚入っています。焼のりも魚介と好相性で、スープに浸して食べると本当おいしいです。それをさらにごはんをくるんで食べたいところですが、健康のため自主規制しました。


オススメ度(標準は3です)


  • ヤマダイ 「ニュータッチ 凄麺 魚介豚骨の逸品」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「凄麺」シリーズの「魚介豚骨の逸品」を食べてきました。「魚介豚骨」といえば「とみ田」の味を勝手に思い浮かべてしまいますが、そこまでガツンとくる魚介やとんこつではないものの、とんこつと魚介のバランスが取れたとてもおいしい一杯でした。スープと麺だと、定価税別250円くらいだと思ってしまいますが、220円という価格設定なのもコスパ抜群で素晴らしいです。コンビニでは売られていないので隠れた存在になってしまいがちですが、ヤマダイらしく質実剛健な一杯でした。

こちらもお店も「魚介豚骨」の人気店として知られています。「狼煙」の味を再現した「一度は食べたい名店の味 Premium 狼煙 魚粉盛り 濃厚豚骨魚介ラーメン」。




 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加