このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」を食べてレビューしていきます。



「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」。2020年7月6日発売の新商品です。東京蔵前にある人気ラーメン店、「らーめん改」監修のカップ麺となっています。



「らーめん改」はアド街でも紹介された「貝塩らーめん」が人気の行列店


らーめん改」は、東京蔵前にある人気ラーメン店です。アド街でも紹介されたことがあるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。濃い貝だしスープが特徴の「貝塩らーめん」と、濃厚煮干しの「煮干つけ麺」の2枚看板で、今回は「貝塩らーめん」が再現されています。

サンヨー食品のカップ麺で貝だしのスープといえば、2020年5月に「貝ガラ屋監修 濃厚牡蠣味ラーメン」が発売されていました。カップ麺ながら牡蠣の生々しい風味が印象的でした。

カップ麺なのにリアルな牡蠣の味だ! 「貝ガラ屋監修 濃厚牡蠣味ラーメン」を実食レビュー

このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「貝ガラ屋監修 濃厚牡蠣味ラーメン」を食べてレビューしていきます。「貝ガラ屋監修 濃厚牡蠣味ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、サンヨー食品の「貝ガラ屋監修 濃厚牡蠣味ラーメン」。2020年5月25日発売の新商品です。神奈川県相模原市にある人気ラーメン店、「貝ガラ屋」の人気メニューである「濃厚牡蠣ソバ」味を再現したカップ麺です。相...



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「仕上げの小袋」1袋。カップには粒の大きいスープ粉末や、チャーシューチップやわかめなどのかやくが入っています。

品名らーめん改監修 極貝だし塩らーめん
メーカーサンヨー食品
発売日2020年7月6日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税別220円
取得価格税込232円(ファミリーマート)

栄養成分表、原材料


1食95g(めん70g)あたり
エネルギー431kcal
∟めん・かやく∟325kcal
∟スープ∟106kcal
たん白質7.4g
脂質18.0g
炭水化物59.9g
食塩相当量5.5g
∟めん・かやく∟1.4g
∟スープ∟4.1g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.59mg
カルシウム232mg



貝だしのしおラーメンだとあっさりなイメージですが、スープは106kcalあり、タテ型油揚げ麺商品としては高めの数値となっています。


スープ


スープは「あさりのうまみ豊かな塩らーめんスープ」、「畜肉系エキスを使用せずに、椎茸や昆布、鰹、鯖をバランスよく配合して味を調え」たとのこと。

あさりの貝だしをメインに、昆布、椎茸などの旨みを加えたしお味のスープです。



あさりを中心に複雑な味のスープ


  • あさりだしを中心に複雑な味
畜肉系エキスは使用していないという、しお味のスープです。ただ、油脂に豚脂は使われているようです。あさりの滋味と昆布の丸みがスープの味の中心となっており、旨みは強く太く感じられます。あさりがガツンと効いているというよりは、あさりを中心に色んな味が感じられました。

中でも、椎茸のほのかな風味が良い仕事をしていて、スープにアクセントを加えていました。だしの味が全体的に濃いのでパンチがある上に、椎茸や、ちょっと煮干し系の風味も感じられ、かなり複雑な味に仕上がっています。さすが人気店のスープですね。



  • 油脂にもあさりの風味


別添「仕上げの小袋」を入れることで、スープ表面に油脂が多めに浮きます。この油脂には豚脂が入っているようで、動物性の油脂の香りが感じられます。また、あさりの風味がつけれていて、スープ粉末と油脂のダブルであさりを効かせています。それでもガツンガツンくるあさりではないのですが、あさりの主役感はしっかりありました。

お店のスープでは、あさりだけではなく幾種の貝が使用されており、貝の押しの強さとともに、お吸い物のようなすっきりした味わいとのことです。今回のスープは、貝を重ねたような濃さがあるわけでも、お吸い物のようなすっきりした味でもない印象ですが、やさしいあさり味とまわりを固める味の多彩さで、濃いめながら上品なスープでした。



麺は「全粒粉を練り込み、特殊切刃を使用して太さが異なる手もみ風のめんに仕上げ」、「食べ応えのある太いめんとしなやかな細いめんが混在することで様々な食感が味わえ」るとのこと。

湯戻し時間5分の、太くて幅広びろびろした油揚げ麺です。太さの違う麺を入れて手もみ風にし、全粒粉が練り込まれています。



手もみ感の強い幅広びろびろ油揚げ麺


太くて幅広、縮れのついた油揚げ麺です。いわゆるびろびろ麺で、いや食べて本当にびろびろしていますw これまでにもサンヨー食品からは手もみ風の麺が出ていましたが、今回ほど幅広の麺は初めてで、これまでで最も手もみ感が出ていました。ついに手もみ風を極めてしまったかもしれません。お店の麺もびろびろ麺で、今回の麺はその姿をとてもよく再現できていました。

また、全粒粉が練り込まれているのも特徴で、太い麺なのも相まって、甘みが強く感じられました。この甘みが、あさりだしのしお味スープととても良くマッチしています。縮れ麺でスープのりが良いため、スープの味に麺がよくなじみ、太い麺の割に油揚げ麺臭が前に出てこないのも良かったです。この麺の存在が今回の一杯でいちばん目立っていました。




具は「チャーシュー、ねぎ、わかめの組み合わせ」とのこと。

チャーシューチップ、ねぎ、わかめが入っています。



チャーシューチップ、ねぎ、わかめの組み合わせ


チャーシューチップ、ねぎ、わかめの組み合わせで、全体的な量はそれほど多くないですが、わかめのかさが増すため、いつものサンヨー食品のタテ型カップ麺よりは多少ボリュームがあるように感じられます。わかめの磯の香りはあさりだしと好相性でした。

お店では、低温調理のチャーシューに、たけのこやわかめなどが入っています。お店でもわかめがそれほど目立つ構成ではないので、カップ麺で量を多くしてしまうとだいぶ違う一杯になってしまいそう。この量は致し方ないところですね。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
東京蔵前の行列ができるラーメン店、「らーめん改」の「貝塩らーめん」を再現した一杯を食べてきました。お店の貝だしの濃さに比べると今回のスープは貝が濃いという感じではありませんでしたが、スープ粉末と油脂のダブルであさりの風味を効かせ、昆布、椎茸、そして魚介で上品に仕上げていておいしかったです。そして何より、太くて幅広のびろびろ麺の手もみ感が強く、良い甘みもともなっていて素晴らしい麺でした。この麺だけでも食べる価値がありそうです。

どん兵衛からも貝だしの商品が出ています。「あさりとはまぐりのW貝だしうどん」。期間限定商品ですが、2年連続登場しているので好評のようです。




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