このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」。2020年7月6日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」と題して発売された商品のひとつで、「抹茶仕立ての鶏白湯」といういかにも変化球な一杯となっています。



「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」のカップヌードル


「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」は、「和」の世界観を、「カップヌードル」「日清のどん兵衛」「日清焼そばUFO」で表現した商品です。この3シリーズでトリオとして発売するのは、スポーツイベントの応援商品などでよく行われており、今回も時期的に本来なら東京オリンピック応援商品として発売される予定だったものが急遽「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」に変更になったのかなと思わなくもありませんが、以前にも同じような味の構成で「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」の3商品が出ていました。

2017年1月に発売されていた「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味」。抹茶がシーフードと特に違和感なくマッチしていました。シーフードヌードルの変わり種として普通においしかったです。

日清食品 「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味」

今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味」。今週発売の新商品で最も注目されていた商品じゃないでしょうか。和の世界観を表現した「じゃぱん♥ぬーどるず」3商品のひとつであり、カップヌードルと抹茶の一見奇抜な組み合わせで話題になっていました。ただどうなんでしょう。抹茶ってそれなりに料理に使われていたりするし、チョコレートとかと違って強い甘みがあるわけでもなく、そして日清食...



「抹茶」仕立ての「鶏白湯」




「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」でカップヌードルから登場するフレーバーは、「抹茶仕立ての鶏白湯」。新茶の時期にお菓子などでお茶の味の商品がよく出ていますが、これがカップ麺となると見たことがありません。お菓子っぽくなくきちんと仕上がっているのか楽しみです。

内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。カップにはたくさんのスープ粉末とともに、鶏ミンチ肉など具も多めに入っています。フタを開けた段階から、抹茶というよりは、抹茶のお菓子のような、ちょっと甘みを伴った香りが漂ってきました。

品名カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯
メーカー日清食品
発売日2020年7月6日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別193円
取得価格税込149円(コープ)

栄養成分表、原材料


1食78g(めん60g)あたり
エネルギー376kcal
∟めん・かやく∟323kcal
∟スープ∟53kcal
たん白質8.1g
脂質17.5g
炭水化物46.4g
食塩相当量4.5g
∟めん・かやく∟2.1g
∟スープ∟2.4g
ビタミンB10.91mg
ビタミンB20.21mg
カルシウム131mg




スープ


スープは「上品な "抹茶" の風味を加えた、クリーミーで濃厚な鶏白湯スープ」とのこと。

クリーム感の強い鶏白湯スープをベースに、抹茶で風味と色がつけられています。



「和」と「洋」を融合した抹茶香る鶏白湯スープ


  • クリーム感と甘みがある鶏白湯
クリーミングパウダーによってクリーム感が強くつけられた鶏白湯スープです。甘みを伴っており、まったり系の鶏白湯となっています。クリーム感や甘みだけではなく、鶏の旨みもしっかり感じられ、とろみが強いのも特徴でした。、丸鶏から出る濃厚な旨や鶏油が入っているような本格感はなかったですが、まったり味を楽しむことができる鶏白湯です。

  • 抹茶の風味に存在感
匂いを嗅いだ感じだと、甘い香りを伴っていてお茶のお菓子のような感じでしたが、実際食べてみるとお菓子感はなく、鶏白湯に強すぎず弱すぎずの良い感じで抹茶風味が感じられました。おいしさにつながっているかはともかくとして、ひとまず嫌味にならず、それでいてしっかりお茶とわかる味になっていました。存在感があります。



  • 「和」と「洋」の融合


クリーム感と甘みのある鶏白湯に、抹茶の組み合わせで、ラーメンのスープというよりはジャパニーズポタージュみたいな感じ。鶏白湯、抹茶という日本らしい味わいを、クリーム感や甘みでポタージュらしく仕上げることで、「和」とカップヌードルらしい「洋」をうまく融合していました。

抹茶を入れることでおいしさにつながっているとは思いませんでんしたが、抹茶が足を引っ張っているわけではなく、抹茶の味がしっかりありながら、「和」と「洋」を融合したことに大きな価値を見出だせました。



麺は「コシとつるみのある麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのついたヌードルタイプの油揚げ麺です。



中細で縮れの強いヌードルタイプの油揚げ麺


中細で縮れの強いヌードルタイプの油揚げ麺です。いつものカップヌードルと商品説明の書き方が違っているのですが、いつもの麺とそれほど大きな違いはないように思います。ちょっとスープの吸いが弱くて食感がかためでしょうか。見た目にはほとんど違いがありません。

鶏白湯スープのとろみが強く、麺も縮れがしっかりついているため、麺がスープをよく拾い一体感があります。油揚げ麺臭は強いのですが、この一体感の強さによって油揚げ麺臭をうまく封じ込めていました。和洋折衷のスープにヌードルタイプの麺で、いかにもカップヌードルという組み合わせだと感じました。




具は「味付鶏ミンチ、ネギ、ニンジン、コーン」とのこと。

鶏主体の白い謎肉、ネギ、ニンジン、コーンの組み合わせです。



白い謎肉、ネギ、ニンジン、コーンの組み合わせ


  • いつもよりやわらかい「白い謎肉」
白い謎肉、ネギ、ニンジン。コーンが入っていて、カップヌードルらしく具のボリュームがしっかりあります。鶏肉主体の白い謎肉はいつもに比べるとつなぎがやわらかめで、食感が本家謎肉に近くなていました。これからこの方向性なのか、今回だけ特別なのかは定かではありませんが、量はたくさん入っていて食べ応えありました。

  • ネギが多くて緑が強い
そしてもうひとつ特徴的なのがネギの多さで、スープの抹茶に加えてネギでも緑色を強調しています。この量の多さは緑色にする目的かと思います。肉の白、ネギの緑、ニンジンの橙、コーンの黄で、カップヌードルらしく味だけではなく色味にも気を配った一杯でした。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「じゃぱん♥ぬーどるずトリオ」の「カップヌードル」を食べてきました。クリーム感や甘みを伴った鶏白湯に抹茶の風味が感じられるスープで、抹茶の「和」とクリーム感などの「洋」が融合したスープが特徴ででした。抹茶が入ったからおいしくなるとは感じませんでしたが、和の雰囲気になり、「じゃぱん♥ぬーどるず」のコンセプト通りの「和」を感じる一杯でした。

「カップヌードル」シリーズからは、今回の商品の他にも鶏白湯スープの商品が出ています。2020年4月発売の「カップヌードル 鶏白湯 ビッグ」。




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