このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」。2020年6月22日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。毎年この時期恒例の、赤いきつねうどんの大盛汁なしバージョンとなっています。



「赤いきつね焼うどん」は毎年6月の恒例商品


「赤いきつね焼うどん」は、定番カップうどん「赤いきつねうどん」の汁なし焼うどんバージョンで、毎年6月に限定発売される恒例商品。今年も無事お目見えし、待ちわびていた方も多いのではないかと思います。昨年は、「でか盛」の他に普通サイズの商品も発売され、でか盛と普通サイズの食べ比べをしました。

「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」を実食レビュー!通常サイズと食べ比べ

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」を、通常サイズの「赤いきつね焼うどん」と比較してレビューしていきます。「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」。2019年6月24日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。毎年この時期に発売されている「赤いきつ...



「赤いきつね焼うどん」は毎年6月の恒例商品




パッケージには、「だしが旨いとソースも旨い」「きざみ揚げたっぷり、七味唐辛子付き」などと書かれていますが、これは先年発売されていたものとまったく同じ文言で、よくよくみると、パッケージデザインにもまったく変化がないような・・・右上の湯気の形まで昨年のものとまったく同じです。昨年と中身までまったく同じかもしれませんね。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「粉末ソース+ふりかけ」、「かやく」、「特製油」の計3袋。カップには麺とともに予めきざみ揚げが入っていました。



先入れの「かやく」を麺の上に開けた状態。こちらにもきざみ揚げが入っています。他の商品にも使われていた既製の「かやく」に、予め入れていたきざみ揚げを補強した感じでしょう。他にはたまごやかまぼこが入っています。

品名マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛
メーカー東洋水産
発売日2020年6月22日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(粉末スープ+ふりかけ・かやく・特製油)
定価税別220円
取得価格税別232円(ローソン)

栄養成分表、原材料


1食138g(めん120g)あたり
エネルギー640kcal
たん白質11.9g
脂質29.7g
炭水化物81.3g
食塩相当量5.5g
ビタミンB10.48mg
ビタミンB20.50mg
カルシウム276mg



栄養成分は、昨年発売されていたものとまったく同じ。パッケージも中身もどうやらまったく同じで、焼き増ししただけのようです。残念。


ソース


スープは「かつお節と昆布のだしを利かせた、『赤いきつねうどん』をイメージさせるソース」で、「。別添七味唐辛子付」とのこと。

和風だしを効かせたしょうゆ味のソースで、七味唐辛子がついています。



和風だしを効かせた焼うどんソース


  • かつお強めのだし
かつおや昆布といった和風だしを効かせたしょうゆ味のソースです。「赤いきつねうどん」をイメージした味付とのことですが、東や西など地域ごと味が違う赤いきつねのうち、どのバージョンをイメージしているのかは明示されていません。昆布よりもかつおがだいぶ強く感じられ、実際の赤いきつねだと東バージョン的にかつおがキリッと効いていました。昆布の丸みはほとんどありません。

別添の「特製油」にもかつおを効かせてあり、意図的にかつおだしを強くしているものと思われます。本家の「赤いきつねうどん」のイメージに遠くはないけど近くもない印象でした。



  • 七味唐辛子


別添の「ふりかけ」には七味唐辛子が入っています。いつもの赤いきつねよりちょっとたくさん入っているようですが、本家同様、香りがほのかに感じられるくらいで辛味はあまりなく、見た目の印象付けの役割が強いのではないかと思われます。味に大きく影響を及ぼす存在ではありませんでした。

個人的に、「赤いきつねうどん」と「どん兵衛きつねうどん」の大きな違いとして、どん兵衛に比べて赤いきつねはお揚げの甘さが大きな特徴だと考えています。今回、具にきざみ揚げが入っていますが、もっとソースにもお揚げの甘みみたいな味が感じられると、より赤いきつねらしくなるのではないかと感じました。



麺は「ソフトでモチモチ感のあるうどん」とのこと。

湯戻し時間5分の、幅広で縮れの強い油揚げ麺のうどんです。



幅広ソフト食感の油揚げ麺のうどん


太くて幅広、厚みもある油揚げ麺のうどんです。強く縮れがついています。いつもの赤いきつねの麺に比べて厚みがあって太いように思います。赤いきつねの見た目の特徴は踏まえていますが、汁なし麺仕様の主張の強い麺です。ソース粉末が麺としっかり絡むため、麺が太い割にはソースの中できちんとなじんでいました。

麺量は120gで、一般的な汁なしカップ麺の大盛サイズ130gよりはちょっと少ないですが、それでも十分大盛サイズと言えるでしょう。食べ応えはしっかりあります。弾力はそれほどなく、ソフトで歯切れの良い麺で、このあたりも本家赤いきつねの麺とは印象が異なっていました。




具は「きざみ揚げ、たまご、かまぼこ、ねぎ」とのこと。

たくさん入っているきざみ揚げをメインに、赤いきつねにも入っているたまご、かまぼこ、ねぎの組み合わせです。



きざみ揚げ、たまご、かまぼこ、ねぎの組み合わせ


きざみ揚げはたっぷり入っていますが、いつもの赤いきつね、特に東日本版のお揚げのような甘い味付けではありません。ソースかお揚げかどちらかが甘いと良かったですかね。量は十分で、全部合わせるとそれなりの大きさになりそうです。

他に入っているたまご、かまぼこ、ねぎは、いずれも本家赤いきつねうどんに入っている具です。今回の一杯で実はいちばん、赤いきつねうどんらしい部分かもしれませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
毎年発売されている「赤いきつね焼うどん」ですが、外装も中身も例年とまったく同じでした。かつおだしのキリッとした味付けが特徴の一杯で、昆布の丸みやお揚げの甘みみたいなものはあまり感じない、硬派な焼うどんでした。個人的には、もう少し柔らかい味が欲しかったです。

つい先日、2020年5月に初登場の「日清のどん兵衛 きつね焼うどん」。ライバルどん兵衛の焼うどんです。こちらはソースに強い甘みがついている点が魅力で、七味風味マヨでジャンキーな味に仕上げていました。後発だからか、赤いきつね焼うどんに比べるとだいぶ練られた商品という印象でした。




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